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Volume 27, No.3 Page 290

4. 談話室・ユーザー便り/USER LOUNGE・LETTERS FROM USERS

SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)四季報
SPRUC Communications

西堀 英治 NISHIBORI Eiji

SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)会長/筑波大学 数理物質系物理学域 エネルギー物質科学研究センター Faculty of Pure and Applied Sciences, University of Tsukuba

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SPring-8

 

1. SPring-8シンポジウム2022
 SPring-8シンポジウムはSPRUCの最も重要な行事の一つであり、2012年度より2019年度まで、代表機関である大学などを会場として開催してきました。2020年度、2021年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、オンライン開催となりました。2022年6月10日からの外国人観光客の受け入れ再開など、新型コロナウイルス感染症に対する対応が変化する中で、今年度のシンポジウムの開催について検討してきました。6月9日付のSPring-8のWebページにもあるように、SPring-8シンポジウム2022は、2022年9月25日(日)から26日(月)の2日間、SPring-8放射光普及棟大講堂・中講堂とオンラインのハイブリッド開催にて行うことになりました。2020年度、2021年度の2年間は主催が、SPRUC、RIKEN、JASRIの3者であったのに対し、2022年度は、代表機関である東京大学に主催に加わっていただきます。昨年度までのオンライン開催とは異なり、今年度は、100-150名は現地での参加も可能となる見込です。対面の議論を楽しみたいユーザーの方々については現地での参加もご検討ください。今後の進捗状況はSPring-8のWebページやユーザーに向けてのe-mailにてお知らせする予定です。

 

 

2. 第6期研究会の発足
 2022年4月13日に開催された2022年度第1回SPring-8ユーザー協同体評議員会にて、第6期SPRUC研究会申請について報告があり、34件の継続申請、1件の新規申請が承認されました。第6期35研究会が発足し、新しい研究会として角度分解散乱分光研究会が立ち上がりました。SPRUC会則にあるように研究会の役割は、SPring-8またはSACLAを利用するサイエンス・実験技術の発展に協力し、SPring-8およびSACLAの利用促進をユーザーサイドから推し進めることです。決して多くはないですが活動補助金もありますので、ユーザーの皆様には、是非、これらの研究会に参加いただき、活発に活動していただきたいと思います。

 

 

3. SPrin-8秋の学校
 昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で12月に延期された「SPring-8秋の学校」については、今年は9月4日から7日の日程で開催すべく行事幹事を中心に準備が進められています。第6回を迎える「SPring-8秋の学校」は、放射線業務従事者登録が必要ないことなど、SPring-8夏の学校や講習会行事と比較して、参加の敷居が低く設定されていると感じています。ユーザーの皆様には、現在、放射光ユーザーでない周りの方々にもお声がけいただき多くの方々が参加することを望みます。

 

 

 

西堀 英治 NISHBORI Eiji
筑波大学 数理物質系物理学域
エネルギー物質科学研究センター
〒305-8571 茨城県つくば市天王台1-1-1
TEL : 029-853-6118
e-mail : nishibori.eiji.ga@u.tsukuba.ac.jp

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794