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Volume 26, No.4 Pages 443 - 444

3. SPring-8/SACLA通信/SPring-8/SACLA COMMUNICATIONS

2021A期におけるSPring-8/SACLAユーザー要望等について
SPring-8/SACLA User Requests in 2021A

登録施設利用促進機関 (公財)高輝度光科学研究センター 利用推進部 Registered Institution for Facilities Use Promotion, User Administration Division, JASRI

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SPring-8 SACLA

 

 SPring-8およびSACLAでは、各ビームタイム終了後に実験グループごとに「ビームタイム終了届」を提出いただいております。ビームタイム終了届には、次回の利用者へのアドバイスや施設に対する要望、提案等を記入いただいております。
 2021A期における要望等の状況は下記のとおりです。これら要望等と、それに対する施設側の回答(内容により、必ずしも全てではありません)につきましては、User Informationで公開されています。

 

 

1. 2021A期 要望等全体概要

2021A期 実施
課題数
利用実験数
(報告書数)
うち、要望等コメントがある*1報告書数
技術的要望等 施設他要望等 その他(お礼)
SPring-8共用BL 678 1,027 30 23 115
SACLA共用BL 44 49 13

*1「なし」「None」等のコメントを除く。

 

<SPring-8共用BL技術的要望等(計30件)の研究分野/手法*2別内訳>

手法\分野 生命科学
医学応用
物質科学
材料科学
化学 地球・
惑星科学
環境科学 産業利用
X線回折 4 2 6 1   7
X線散乱     1      
X線非弾性散乱   1        
X線・軟X線吸収分光   1        
光電子分光   3        
X線イメージング           2
その他     2      

*2課題申請時の利用者申告ベース。

 

 

2. 2021A期 要望等の内容(一部抜粋)
(1)技術的要望等

○マッピング機能のおかげで測定位置の決定がスムーズに行え、実験が順調に進んだ。ただし、マッピング終了時の試料の位置がマッピング開始位置と異なる(開始時:中央、終了時:右上の端)。この違いがXYZT軸制御ソフトの位置表示に自動的に反映されないため、試料位置の誤認がおきた。マッピング終了時に、試料の位置が原点(マッピング開始の位置)に自動で戻るようにしてもらえると助かります。
 【物質科学/光電子分光】

○クラウドでのデータ転送を可能にしてほしい。HDDのやり取りはもはや世界標準ではないし、SPring-8でも実施していただきたい。ビームタイムに幅を持たせて、決まった日にサンプルを集めるスケジュールは、送る側としては希望しないスケジュールになったときに、測定間がタイトになって困る。
 【産業利用(PX-BL)/X線回折】

○装置のオペレーションシステムが大変使用しやすくなっており、効率的に測定を行うことができました。FPD検出器の2D像を、タイムラグが小さく且つコマ落ちなく、ライブイメージとして表示できる機能があれば、加熱中の試料の状態観察、測定場所決め等が簡便になり、さらに便利になると思いました。
 【地球・惑星科学/X線回折】

○高温電気炉を利用した自動測定システムを使わせていただきました。ベータ版ということでしたが、サンプル位置の調整と入射X線の強度調整は非常にうまくできていました。
 【物質科学/X線回折】

 

(2)施設その他要望等

○各宿泊棟の入り口に体温センサーを設置してほしい。

○自動販売機も交通系ICカードで支払いできるようになると便利かと思います。また、以前よりBL26B1周辺は携帯電話の電波が入りづらいです。可能なら改善されると助かります。

○ビームラインと宿所の両方にて、eduroamのネットワークが接続しにくい状況でしたので、改善していただけましたらありがたいです。

○ウェブカメラやスピーカーなど、遠隔での実験参加、ディスカッションに必要な機器が備品として用意されていたのは助かりました。朝食を充実していただけるとありがたいです。各部屋に消臭剤が欲しいです(衣類用)。

 

 

3. 要望等及び施設側回答の公開場所
 SPring-8/SACLA User Informationのいずれからも検索・閲覧ができます。
[検索・閲覧手順]
① 「ビームタイム終了届(ビームタイム利用報告書)(要望・回答)検索」
② 利用期、ビームライン番号等を入力
③ 「検索」

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794