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Volume 24, No.4 Page 433

4. SPring-8/SACLA通信/SPring-8/SACLA COMMUNICATIONS

2019A期において実施されたSACLA利用研究課題(共用課題)について
The SACLA Public Proposals and User Statistics in 2019A Research Term

登録施設利用促進機関 (公財)高輝度光科学研究センター 利用推進部 Registered Institution for Facilities Use Promotion, User Administration Division, JASRI

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SACLA

 

 2012年3月より供用運転が開始されたSACLAでは、第15回目の利用期である2019A期の利用研究課題(共用課題)が、2019年3月6日から2019年7月29日にかけて実施されました。この期間において、ビームラインBL1、BL2またはBL3にて計56の利用研究課題が実施され、ビームタイムは計259シフト(1シフト=12時間)が利用されました。
 実施課題は、一般課題(成果非専有利用)として、それぞれ表1のとおり国内外機関所属の実験責任者により実施されました。また、成果専有利用制度において時期指定課題が、1課題/0.17シフト(2時間)実施されました。

 

表1 2019A期SACLA利用研究実施課題
課 題 種 産業界 大学等
教育機関

国公立試験
研究機関等

海外機関 合 計
実 施
課題数
実 施
シフト数
実 施
課題数
実 施
シフト数
実 施
課題数
実 施
シフト数
実 施
課題数
実 施
シフト数
実 施
課題数
実 施
シフト数
一般課題 (成果非専有利用) 3 13 16 81.83 9 45 27 119 55 258.83
(成果専有利用)                    
時期指定課題(成果専有利用) 1 0.17             1 0.17
合 計 4 13.17 16 81.83 9 45 27 119 56 259

〇実施課題を実験責任者の所属(産学官 海外)で区分。
〇延べ来所者数は計564人。

 

 

 なお、これらのほか、同ビームラインにおいてJASRIスタッフによるインハウス課題が計4課題実施され、ビームタイムは計30シフトが利用されました。

 実施課題の課題名は、以下のWebサイトに掲載しています。

◆SACLA User Information
 > SACLA利用案内 > 採択課題/実施課題 > 実施課題一覧 > 2019A

 http://sacla.xfel.jp/wp-content/uploads/sacla_performed_proposal_2019a_j.pdf

 また、利用課題実験報告書(Experiment Summary Report:成果非専有利用のみ)は、以下のWebサイトに掲載しています。

◆SACLA User Information
 > 成果等検索 > 利用課題実験報告書検索

 https://user.spring8.or.jp/uisearch/expreport/ja

 成果は、課題実施期終了後3年以内に、査読付き原著論文等で公開されます。


公益財団法人
高輝度光科学研究センター 利用推進部
TEL:0791-58-0961
e-mail : sacla.jasri@spring8.or.jp

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794