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Volume 24, No.2 Page 183

3. SPring-8/SACLA通信/SPring-8/SACLA COMMUNICATIONS

2018B期において実施されたSACLA利用研究課題(共用課題)について
The SACLA Public Proposals and User Statistics in 2018B Research Term

登録施設利用促進機関 (公財)高輝度光科学研究センター 利用推進部 Registered Institution for Facilities Use Promotion, User Administration Division, JASRI

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SACLA

 

 2012年3月より供用運転が開始されたSACLAでは、第14回目の利用期である2018B期の利用研究課題(共用課題)が、2018年10月9日から2019年3月1日にかけて実施されました。この期間において、ビームラインBL1、BL2またはBL3にて計57の利用研究課題が実施され、ビームタイムは計263.59シフト(1シフト=12時間。成果専有利用は0.17シフト=2時間単位)が利用されました。
 実施課題は、一般課題(成果非専有利用)および時期指定課題(成果専有利用)の2種類あり、それぞれ表1のとおり国内外機関所属の実験責任者により実施されました。成果専有利用制度である時期指定課題においては、1課題/0.17シフト(2時間)が配分のうえ利用されました。

 

表1 2018B期SACLA利用研究実施課題
課 題 種 産業界 大学等
教育機関

国公立試験
研究機関等

海外機関 合 計
実 施
課題数
実 施
シフト数
実 施
課題数
実 施
シフト数
実 施
課題数
実 施
シフト数
実 施
課題数
実 施
シフト数
実 施
課題数
実 施
シフト数
一般課題 (成果非専有利用) 3 11 19 95 12 56.17 22 101.25 56 263.42
(成果専有利用)                    
時期指定課題(成果専有利用) 1 0.17             1 0.17
合 計 4 11.17 19 95 12 56.17 22 101.25 57 263.59

〇実施課題を実験責任者の所属(産学官 海外)で区分。
〇延べ来所者数は計653人。

 

 

 なお、これらのほか、同ビームラインにおいてJASRIスタッフによるインハウス課題が計3課題実施され、ビームタイムは計19シフトが利用されました。

 実施課題の課題名は、以下のWebサイトに掲載しています。

◆SACLA User Information
 > SACLA利用案内 > 採択課題/実施課題 > 実施課題一覧 > 2018B

 http://sacla.xfel.jp/wp-content/uploads/sacla_performed_proposal_2018b_j.pdf
※2018B期の実施課題は、2019年5月14日に公開。

 また、利用課題実験報告書(Experiment Summary Report:成果非専有利用のみ)は、以下のWebサイトに掲載しています。

◆SACLA User Information
 > 成果等検索 > 利用課題実験報告書検索

 https://user.spring8.or.jp/uisearch/expreport/ja
※2018B期の報告書は、2019年5月14日に公開。

 成果は、課題実施期終了後3年以内に、査読付き原著論文等で公開されます。


公益財団法人
高輝度光科学研究センター 利用推進部
TEL:0791-58-0961
e-mail : sacla.jasri@spring8.or.jp

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794