Volume 22, No.4 Pages 378 - 379

3. SPring-8/SACLA通信/SPring-8/SACLA COMMUNICATIONS

SPring-8運転・利用状況
SPring-8 Operational Status

(国)理化学研究所 放射光科学総合研究センター RIKEN SPring-8 Center

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SPring-8

 

◎平成29年6~8月の運転実績
 SPring-8は6月12日から7月7日までセベラルバンチ運転で第3サイクルの運転を行い、7月10日から8月1日までセベラルバンチ運転で第4サイクルの運転を実施した。第3~4サイクルでは瞬時電圧低下によるビームアボート等があったが、全体としては順調な運転であった。総放射光利用運転時間(ユーザータイム)内での故障等による停止時間(down time)は、第3サイクルは約0.4%、第4サイクルは約0.7%であった。

 

 

1. 装置運転関係

(1)運転期間
第3サイクル(6/12(月)~7/7(金))
第4サイクル(7/10(月)~8/1(火))
(2)運転時間の内訳
第3サイクル
運転時間総計 約601時間
①装置の調整およびマシンスタディ等 約73時間
②放射光利用運転時間 約525時間
③故障等によるdown time 約2時間
④フィリング変更時間 約1時間
総放射光利用運転時間(ユーザータイム = ② + ③ + ④)に対するdown timeの割合(*1)
約0.4%
第4サイクル
運転時間総計 約529時間
①装置の調整およびマシンスタディ等 約97時間
②放射光利用運転時間 約428時間
③故障等によるdown time 約3時間
④フィリング変更時間 約1時間
総放射光利用運転時間(ユーザータイム = ② + ③ + ④)に対するdown timeの割合(*1)
約0.7%
(3)運転スペック等
第3サイクル(セベラルバンチ運転)
・11 bunch train × 29(C)
・1/7-filling + 5 bunches(D)
・203 bunches(A)
第4サイクル(セベラルバンチ運転)
・11/29-filling + 1 bunch(H)
・4 bunch train × 84(B)
・入射は電流値優先モード(2~3分毎(マルチバンチ時)もしくは20~40秒毎(セベラルバンチ時))のTop-Upモードで実施。
・蓄積電流 8 GeV、~100 mA
(4)主なdown timeの原因
・瞬時電圧低下によるアボート
・SR RF Dst.Cav1~5反射異常によるアボート

 

2. 利用関係(JASRI利用推進部 集計)

(1)放射光利用実験期間
第3サイクル(6/13(火)~7/7(金))
第4サイクル(7/13(木)~7/31(月))
(2)ビームライン利用状況
稼働ビームライン
共用ビームライン 26本
専用ビームライン 19本
理研ビームライン 11本
第3サイクル(暫定値)
共同利用研究実験数 279件
共同利用研究者数 1,247名
専用施設利用研究実験数 208件
専用施設利用研究者数 865名
第4サイクル(暫定値)
共同利用研究実験数 229件
共同利用研究者数 1,127名
専用施設利用研究実験数 183件
専用施設利用研究者数 767名

 

 

◎平成29年8~9月の運転・利用実績
 SPring-8は8月2日から9月24日まで夏期点検調整期間とし、加速器やビームラインに係わる機器の改造・点検作業、電気・冷却設備等の機器の点検作業を行った。

 

 

◎今後の予定
 SPring-8は9月25日から10月27日までセベラルバンチ運転で第5サイクルの運転を行い、停止期間をはさみ、10月30日から11月24日までセベラルバンチ運転で第6サイクルの運転を予定している。第5~6サイクルの運転実績については次号にて掲載する。

 

 

(*1)down timeの割合に④フィリング変更時間は含まない。

 

 

SPring-8/SACLA INFORMATION

ISSN 1341-9668 EISSN 2187-4794