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Volume 15, No.4 Page 338

6. 告知板/ANNOUNCEMENTS

兵庫県BMビームライン(BL08B2)の中間評価について
Interim Review of Hyogo Beamline BM (BL08B2)

(財)高輝度光科学研究センター 利用業務部 User Administration Division, JASRI
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 現在、SPring-8に設置された専用ビームラインは17本が稼働、1本が建設中(BL28XU 京都大学革新型蓄電池先端基礎科学ビームライン)、設置が決定し今後契約を締結するビームラインが2本(BL31IS レーザー電子光IIビームライン、BL36XU 先端触媒構造反応リアルタイム計測ビームライン)あります。専用ビームラインの利用計画および装置の仕様は、専用施設審査委員会における科学技術的な観点からの審査を経て、財団理事長が承認します。また、SPring-8のビームラインは設置可能な数が限定されていますので、専用ビームラインの利用計画は最長10年間の期限を設けています。専用ビームラインの使用開始後、運用期間の中間期に専用施設審査委員会において「専用施設の設置および利用に関する基本的考え方について」に基づき、その使用状況および研究成果等の評価を行います。これを受けて専用ビームラインの利用等の見直し(継続、改善、中止等)が行われます。

 

 この度、「専用ビームライン据付工事着工申請」の承認日から5年が経過した兵庫県BMビームライン(BL08B2)について、平成22年7月29日に開催された第10回専用施設審査員会において中間評価を行いました。評価結果については、十分な水準と認められたため、引き続きビームラインの運用を「継続」する事となりました。

 

 

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[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794