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Volume 14, No.4 Pages 288

1. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8

SPring-8運転・利用状況
SPring-8 Operational Status

(財)高輝度光科学研究センター 研究調整部 Research Coordination Division, JASRI

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◎平成21年6〜8月の運転・利用実績

 SPring-8は6月22日から7月31日までマルチバンチおよびセベラルバンチ運転で第3サイクルの運転を実施した。第3サイクルでは瞬時電圧低下による停止等があったが、全体としては順調な運転であった。総放射光利用運転時間(ユーザータイム)内での故障等による停止時間(down time)は約0.7%であった。

 放射光利用実績については、実施された共同利用研究の実験数は合計381件、利用研究者は1,877名で、専用施設利用研究の実験数は合計177件、利用研究者は768名であった。

 

 

1.装置運転関係

(1)運転期間
第3サイクル(6/22(月)〜7/31(金))
(2)運転時間の内訳
運転時間総計 約930時間
①装置の調整およびマシンスタディ等 約163時間
②放射光利用運転時間 約761時間
③故障等によるdown time 約5時間
総放射光利用運転時間(ユーザータイム = ② + ③)に対するdown timeの割合 約0.7%
(3)運転スペック等
①第3サイクル(マルチバンチおよびセベラルバンチ運転)
・160 bunch train × 12(マルチバンチ)
・203 bunches
・11 bunch train × 29
・1/7 filling + 5 bunches
・入射は電流値優先モード(2〜3分毎(マルチバンチ時)もしくは20〜40秒毎(セベラルバンチ時))のTop-Upモードで実施。
・蓄積電流 8 GeV、〜100 mA
(4)主なdown timeの原因
①クライストロン管内真空悪化によるアボート
②瞬時電圧低下によるアボート

 

2. 利用関係

(1)放射光利用実験期間
第3サイクル(6/24(水)〜7/28(火))
(2)ビームライン利用状況
稼働ビームライン
共用ビームライン 26本
専用ビームライン 14本
理研ビームライン 7本
加速器診断ビームライン 2本
共同利用研究実験数 381件
共同利用研究者数 1,877名
専用施設利用研究実験数 177件
専用施設利用研究者数 768名

 

 

◎平成21年8〜9月の運転実績

 SPring-8は8月1日から9月29日まで夏期長期運転停止期間とし、加速器やビームラインに係わる機器の改造・点検作業、電気・冷却設備等の機器の点検作業等を行った。

 

 

◎平成21年9〜11月の運転・利用実績

 SPring-8は9月30日から10月30日までマルチバンチおよびセベラルバンチ運転で第4サイクルの運転を実施している。引き続き、10月31日〜11月5日の停止をはさみ、11月6日から12月18日までセベラルバンチ運転で第5サイクルの運転を実施する。第4サイクルおよび第5サイクルの運転・利用実績については次号にて掲載する。

 

 

◎今後の予定

(1)12月19日から1月13日まで冬期長期運転停止期間とし、加速器やビームラインに係わる機器の改造・点検作業、電気・冷却設備等の機器の点検作業等を行う予定である。

(2)冬期長期運転停止期間後の運転再開は1月14日からの予定で2月26日まで第6サイクルの運転を行う。但し、1月14日から1月18日10時まではマシンおよびBL立ち上げ調整期間としユーザーへの放射光の提供は行わない予定である。詳細な運転条件については決定しだいユーザーにSPring-8のWWW等で報告する。

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794