Volume 14, No.2 Pages 86 - 87
1. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8
2009B 萌芽的研究支援 利用研究課題の募集について
Call for 2009B Budding Researchers Support Proposals
2009B期(平成21年10月~平成22年3月)における萌芽的研究支援利用研究課題について、以下の要領でご応募ください
0. 2009B期特記事項
若手研究者育成という教育的視点に配慮し、複数回の実験の実施が可能となる、1年課題の募集を開始します。申し込みにつきましては「5. 申請方法」をご覧ください。1年課題はB期のみ募集し、A期は募集しません。
1. 萌芽的研究支援利用研究課題について
萌芽的研究支援は、将来の放射光研究を担う人材の育成を図ることを目的として、萌芽的・独創的な研究テーマ・アイデアを有する大学院生を支援するものです。
2. 募集領域
放射光を利用する研究(一般利用研究課題に準ずる)
3. 応募資格
(1)課題実行時に大学院博士後期課程に在学している方
(2)現在博士前期課程に在学中で、課題実行時に大学院博士後期課程に在学予定の方
でSPring-8における研究に対して主体的に責任を持って実行できる方。なお、指導教員が申請を許諾し、SPring-8での実験に対し責任を負える方に限ります。
4. 利用時期、対象ビームライン
利用時期、募集の対象となるビームライン、シフト数(シフト割合・1シフト=8時間)および運転モードを以下に示します。
(1)利用時期
利用時期は2009B期(平成21年10月~平成22年3月)となっております。
(2)対象ビームライン
対象ビームラインは一般利用研究課題の対象ビームラインからBL14B2、BL19B2およびBL46XUの3本を除いたビームラインが対象となります。ビームラインの概要につきましては、本誌64ページ一般利用研究課題の「3. (2)対象ビームライン」を参照してください。
(3)運転モード
運転モードは一般利用研究課題と同じですので、本誌66ページ一般利用研究課題の「3. (3)運転モード」を参照してください。
5. 申請方法
Webサイトを利用した電子申請となります。以下のUser Informationウェブサイトから申請してください。下書きファイル(トップページ>課題申請/利用計画書>利用計画書トップページ)をご用意しておりますので、ご利用ください。
User Information : https://user.spring8.or.jp/
トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書>課題申請/利用計画書作成
併せて本誌66ページの一般利用研究課題の「4. 申請方法」を参考に申請手続きを行っていただきます。なお、受理通知に添付される誓約書をプリントアウトし、実験責任者と指導教員の署名をして1週間以内に「12.問い合わせ先」へ郵送してください。
● 申請書作成上のお願い
1年課題
B期から始まりA期にもシフト配分を行う1年課題を全てのビームラインにて募集します。1年課題を希望する場合は申請書形式選択ページで“1年課題”を選んでください。
6. 応募締切
平成21年6月25日(木)
午前10時JST(提出完了時刻)
(誓約書の郵送期限 平成21年7月2日(木)必着)
電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。Web入力に問題がある場合は「12.問い合わせ先」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法の相談を受けます。
7. 申請受理通知
申請が完了し、データが正常に送信されれば、受理通知と誓約書のPDFファイルがメールで送られますので、必ずご確認ください。メールが届かない場合は申請が受理されていない状態になっており、申請ページでエラーがでている、または「提出」操作を行っていない可能性がありますので、必ず確認してください。なお、受理通知に添付される誓約書をプリントアウトし、実験責任者と指導教員の署名をして1週間以内に「12.問い合わせ先」へ郵送してください。
8. 審査について
一般利用研究課題としてSPring-8利用研究課題審査委員会で審査されます。
なお、一年課題として申請されても審査の結果2009B期のみの配分がふさわしいと判断された場合は、2010A期にビームタイムは配分されず、通常課題としての採択となります。
9. 審査結果の通知
審査結果は、申請者に対して、平成21年8月中旬に文書にて通知します。
10. 報告書について
課題終了後60日以内に所定の利用報告書をJASRIに提出していただきます。また支援対象研究に関する論文、あるいは研究報告書(A4和文5枚程度)を利用業務部へ提出してください。
11. その他
(1)旅費支援について
2009B期における本課題に関して、実験責任者と共同実験者のうち学生1名の合計2名のSPring-8までの旅費(滞在費込み)を支援します。
(2)消耗品の実費負担について
2009B期における本課題は、消耗品費(定額分+従量分)を支援します。
(3)次回(2010A)の応募締切
次回利用期間(2010A期)分の募集の締め切りは平成21年12月初旬頃の予定です。
12.問い合わせ先
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
財団法人 高輝度光科学研究センター 利用業務部
TEL : 0791-58-0961 FAX : 0791-58-0965
e-mail : sp8jasri@spring8.or.jp