Volume 12, No.6 Page 448
1. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8
SPring-8戦略活用プログラム課題の利用報告書等公開延期許可期間満了課題について
SPring-8 Strategic Proposals Whose Postponement Period of Report Submission Has Expired
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SPring-8戦略活用プログラム(SPring-8における先端大型研究施設活用プログラム)の利用報告書等公開延期許可期間が満了した課題について、平成19年9月1日現在で公表できる課題名を表1に示します。なお、今後半年に一度程度の頻度で、公開延期許可期間が満了した課題の課題名を公表します。最終の許可期間満了日は2007A課題の2009年10月1日です。
SPring-8戦略活用プログラムは平成17年度に開始され、2005B期、2006A期、2006B期および2007A期の3月に課題を実施し、平成18年度で終了しました。このプログラムの課題はすべて成果非専有(成果公開)で、Experiment Report(利用終了日から60日以内にオンライン提出され、Webで公開される英文または和文で書かれたもの)および戦略活用プログラム課題研究成果報告書(電子データで提出され、冊子として印刷公表される和文で書かれたもの)は公開されます。しかし、このプログラムの制度として、提出された報告書について、課題実施者が特許取得などの理由で公開の延期を希望し所定の手続きを経て認められた場合には最大2年間公開を延期することができることとなっています。一般に、課題実施後にはすべての課題について実施課題報告記事の中で課題の実験責任者名、所属、課題名、ビームラインおよび実施シフト数を掲載しますが、報告書等延期許可課題については実施課題報告記事の実施課題リストの項目のうち課題名の掲載を自粛しているものです。なお、課題申請者の科学的アイデアの優先性の保護の観点から課題実施前にはどの課題についても課題名は公開していません。
詳しくは、PDFファイルをご参照下さい。