Volume 10, No.5 Page 362
3. 告知板/ANNOUNCEMENTS
SPring-8における供用方針の変更(消耗品の実費負担等)について
SPring-8利用者各位
SPring-8の利用者の皆様方には、平素よりSPring-8をご利用頂き、感謝致しております。さて、かねてより検討をかさねておりました消耗品の実費負担等に係わるSPring-8の供用方針の変更を下記1~3のとおり、平成18年度予算の認可を前提に、平成18年5月頃の募集を予定している同年B期(2006B)より実施することとしましたので、お知らせします。
なお、具体的な支払い方法及び新設する制度への応募方法等につきましては、募集開始までに別途、SPring-8のホームページ等でお知らせ致します。
1.消耗品の実費負担について
従来無料提供しておりました、利用実験において実験ハッチにて使用する消耗品の実費(定額分と従量分に分類)について、共用ビームタイムを利用する全ての利用者にご負担いただきます。
定額分:10,300円/シフト(利用者別に分割できない損耗品費相当)
従量分:使用に応じて算定(寒剤ガス類等及びストックルームで提供する試薬パーツ類・文具記録用品等)
2.成果公開・優先利用枠の利用制度の創設
科学研究費補助金等の大型研究費の獲得により一定の評価を経た課題について、成果公開を前提とした優先利用枠(下記利用料を支払い、JASRIによる安全審査と技術審査のみで利用できる枠)を創設します。
優先利用料:131,000円/シフト
3.成果専有利用料金の改定について
成果専有利用料金は、本制度を導入した12年度以来据え置いてきましたが、下記のとおり、見直しを実施致します。
【専用ビームタイム利用】312,000円/シフト(現行264,000円)
【共用ビームタイム利用】480,000円/シフト(現行472,000円)
なお、共用ビームタイム利用における時期指定は、5割増の720,000円/シフト(現行708,000円)
※2.及び3.の【共用ビームタイム利用】の料金については、1.の消耗品実費負担が別途、加算されます。
本件は、SPring-8ホームページ(http://www.spring8.or.jp/j/user_info/actual_expense/)に平成17年7月27日付で掲示しています。“よくあるご質問”としてFAQを用意しておりますので、ご参照下さい。