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Volume 09, No.5 Pages 336 - 348

1. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8

第13回共同利用期間(2004A)において実施された利用研究課題
The Experiments in the 13th Research Period (2004A) at the Public Beamlines of SPring-8

(財)高輝度光科学研究センター 利用業務部 User Administration Division, JASRI

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 第13回共同利用期間(2004A)は、平成16年2月から平成16年7月にかけて実施されました。共同利用研究課題としては、一般利用研究課題に加えて、重点研究課題が実施されました。この期間に実施された共同利用研究課題は全部で568件、総実施シフト数は5230シフトでした。本期間において実施された共同利用研究課題の内訳は次の通りです。


[一般利用研究課題]

 通常利用課題  390件

 (うち、追加募集(BL43IR) 11件)

 緊急課題0件

 成果専有利用課題  10件

 (うち、時期指定利用 6件)

 分科会留保シフト課題  13件

 (内訳は、生命科学分科 5件、及び産業利用分科 8件)

 1年継続課題  7件

 長期利用継続課題  6件

 (2001B期から開始1件、2002A期から開始1件、2002B期から開始1件、2003A期から開始1件、2003B期から開始2件)

 長期利用新規課題  1件


[重点研究課題]

 重点ナノテクノロジー支援課題  50件(543シフト)

 重点タンパク500課題  57件(231シフト)

 重点トライアルユース課題  29件(174シフト)

 (うち産業利用分科留保シフト課題 9件)

 重点パワーユーザー課題(継続)  5件(186シフト)


 今期の共同利用では、R&Dビームライン3本を含む共用ビームライン25本、及び原研・理研ビームラインのうち8本と物材機構・物質研究所のビームライン1本を利用しました。なお、平成16年5月末にBL08Wに故障があり1件の課題が実施できませんでした。また、2件の課題が実施シフトを減らしました。この故障で予定通り課題を実施できなかったユーザーの皆様には、多大なご迷惑をおかけいたしましたことを改めてお詫びいたします。

 長期利用課題は、2000B期から特定利用課題として開始し、前期(2003B期)から名称変更した制度で、3年にわたってSPring-8を計画的に利用する制度です。今期においては、前期からの継続6件に加えて、新たに1件が開始されました。長期利用課題のうち1課題が、2本のビームラインを利用しました。

 今期(2004A期)において専用施設で実施された課題は163件(暫定値)でした。前期(2003B期)の専用施設で実施された課題数は前回154件(暫定値)と報告しましたが、その後確定値として154件と変更ありませんでした。専用施設で稼働しているビームラインは合計9本です。専用施設で実施された課題の内訳は、通常利用が137件で、成果専有利用が26件となっています。成果専有利用の内訳は、前期(2003B)は創薬産業ビームライン(BL32B2)で26件、産業界ビームライン(BL16XU)で1件でしたが、今期(2004A)は創薬産業ビームライン(BL32B2)で24件、兵庫県ビームライン(BL24XU)で2件でした。


 今期(2004A)の利用者数は、共同利用では3,756人、専用施設利用では1,269人でした。この数はいずれも延べの人数です。この結果、これまでの13回の共同利用で実施された合計課題数は5,379件、合計利用者数は33,869人となりました。専用施設で実施された合計課題数は1,243件(暫定値)、合計利用者数は10,020人となりました。専用施設利用を合わせた利用状況を表1及び図1に示します。なお、表1における専用施設の利用課題数は、第10回共同利用期間(2002B)から研修会等の課題を省いたものとしています。これにより、専用施設の利用課題数は、利用報告書の出ている成果非専有課題数と成果専有課題数の和となっています。実験責任者の所属する機関別に研究分野の分布を表2に示します。本表では、実施シフト数も合わせて示しています。共同利用研究課題の平均シフト数は今期(2004A)が9.2で、前期(2003B)の8.8、前々期(2003A)の9.1と9前後であまり大きく変化していません。また、機関別、分科会単位での研究分野別の割合もあまり大きな変化はなく、今後新しい共用ビームラインができるまでは提供できる「のべシフト数」に見合った課題数が実施されるものと思われます。但し、重点研究課題のうち課題を公募しない重点パワーユーザー課題や一部の重点戦略課題が1課題あたりで多くのシフト数を使用する場合には、一般課題に割り当てる「のべシフト数」は少なくなりますので状況が変わる可能性があります。



表1 共同利用及び専用施設利用の推移





図1 利用課題数(上)及び利用者数(下)の推移



表2 2004A期共同利用研究課題の実施課題数と実施シフト数:研究分野と機関別分類




 最後に、2004A期で実施された共同利用課題の一覧を表3-1~表3-5に示します。一般共同利用課題の一覧は表3-1、重点ナノテクノロジー支援課題の一覧は表3-2、重点タンパク500課題の一覧は表3-3、重点トライアルユース課題の一覧は表3-4、及び重点パワーユーザー課題の一覧は表3-5にそれぞれ示します。また、表3のシフト数は第10回共同利用期間(2002B)から実施シフト数としています(それ以前は、配分シフト数としていました)。


 詳しくは、PDFファイルをご参照下さい。



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
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