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Volume 18, No.2 Pages 155 - 159

5. SPring-8通信/SPring-8 COMMUNICATIONS

第30回共同利用期間(2012B)において実施されたSPring-8 利用研究課題
2012B Proposals and User Statistic

登録施設利用促進機関 (公財)高輝度光科学研究センター 利用業務部 Registered Institution for Facilities Use Promotion, User Administration Division, JASRI

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 第30回共同利用期間(2012B)におけるSPring-8の共同利用は、平成24年10月から平成25年2月にかけて実施されました。この期間の放射光利用は、ビームライン1本あたり276シフト[1シフト=8時間]でした。


 2012Bでは26本の共用ビームライン(共用施設)と、理研ビームラインのうちBL17SU、BL26B1、BL32XUおよびBL45XUのビームタイムの一部が共用に供されました。産業利用に特化した3本の共用ビームラインBL14B2、BL19B2およびBL46XUは2012B第1期(平成24年10月−11月中旬)および第2期(平成24年11月下旬−平成25年2月)と、利用期を2期に分けて課題募集・選定が行われました。専用ビームライン(専用施設)については、平成25年1月17日に新たに先端触媒構造反応リアルタイム計測ビームライン(設置者:電気通信大学)が利用を開始し、2012B終了時の専用ビームラインの稼働数は18本でした。


 表1に、SPring-8共用施設の2012B課題種別の課題数と実施シフト数を示します。表2にSPring-8専用施設の2012B実施課題数とシフト数を示します。表3に、2012BにSPring-8共用施設で実施された利用研究課題の課題数とシフト数について所属機関分類および研究分野分類を示します。表4に、1997B−2012B課題種別実施課題数の推移を示します。
 2012Bの延べ利用者数は、共用施設5,072人、専用施設3,181 人でした。表5にSPring-8共用施設および専用施設利用実績の推移を示します。表5の値を利用シフト数合計と共に示したものが図1です。利用シフト数合計は、表5の「利用時間」に利用した共用・専用ビームラインの数(理研ビームラインの一部共用への供出分を含む。但し、理研ビームラインおよび以前の共用R&Dビームラインはそれぞれ0.2および0.3本と換算)を掛けた数値となっています。図2には、SPring-8共用施設の利用研究課題の応募・採択数の推移実績を採択率と共に示します。応募・採択課題数は、2006B以前は一般課題締め切り時、2007A以降は期の途中で申請される生命科学分科会留保課題、緊急課題、および産業利用ビームラインの第2期申請分を含めた、期の終わりの値を示します。利用シフト数合計は、上記と同様に表5の「利用時間」に利用した共用ビームラインの数を掛けた数値となっています。表6に年度ごとのユニークユーザー数を示します。



表1 SPring-8 共用施設(注1)の2012B 課題種別の課題数と実施シフト数
課題種 応 募
課題数
採 択
課題数
課 題
採択率
(%)
採択課題
の実施数
非応募課
(注2)
の実施数
実施課題数
合  計
実施シフト
数 合 計
一般課題(成果非専有) 681 520 76.4 516   516 4107.5
一般課題(専有) 52 52 100.0 51   51 167
萌芽的研究支援課題 67 40 59.7 40   40 285
時期指定課題 15 15 100.0 15   15 21.75
測定代行課題(注3) 48 48 100.0 48   48 31.625
重点グリーン/
ライフ・イノベーション推進課題
42 27 64.3 27   27 220.5
重点産業化促進課題 23 19 82.6 19   19 108
成果公開優先利用課題 33 33 100.0 33   33 278
長期利用課題 4 3 75.0 3 11 14 306
重点パワーユーザー課題         7 7 378
12条戦略課題         1 1 12
合   計 965 757 78.4 752 19 771 5915.375
(注1)理研ビームラインからの供出ビームタイムの利用を含む
(注2)既に採択等された課題で、応募不要のもの。長期利用課題は採択期の次の期以降の課題
(注3)BL14B2、BL19B2、BL38B1で実施


表2 SPring-8 専用施設の2012B 実施課題数とシフト数
課題種 実施課題数合計 実施シフト数合計
専用ビームライン(成果非専有) 302 3756
専用ビームライン(専有) 12 29.25
合  計 314 3785.25


表3 2012BにSPring-8共用施設(注1)で実施された利用研究課題の所属機関分類および研究分野分類

(注1)理研ビームラインからの供出ビームタイムの利用を含む
(注2)考古学、鑑識科学、ビームライン技術、素粒子・原子核科学


表4 1997B-2012B課題種別実施課題数の推移

備考 長期利用課題はBLごとに1課題としてカウントした。2008Bパワーユーザーは6人。
   12条産業利用課題は産業利用課題へ(2010.6変更)
     一般課題と緊急課題を分離、成果専有課題を、一般課題、時期指定課題および
   測定代行課題に分離(2010.6変更)
   測定代行:BL14B2での試行は2007Bと2008A、本格開始が2008B。BL26B2は2009Aに1件実施
   BL19B2およびBL38B1は2009B開始
   空白は制度なし


表5 SPring-8 共用施設および専用施設利用実績の推移
利用 期間 利用時間 共用施設 専用施設
実施課題数 延べ利用者数 実施課題数 延べ利用者数
第1回 1997B H 9.10 - H10. 3 1,286 94 681
第2回 1998A H10. 4 - H10.10 1,702 234 1,252 7
第3回 1999A H10.11 - H11. 6 2,585 274 1,542 33 467
第4回 1999B H11. 9 - H11.12 1,371 242 1,631 65 427
第5回 2000A H12. 1 - H12. 6 2,051 365 2,486 100 794
第6回 2000B H12.10 - H13. 1 1,522 383 2,370 88 620
第7回 2001A H13. 2 - H13. 6 2,313 474 2,915 102 766
第8回 2001B H13. 9 - H14. 2 1,867 488 3,277 114 977
第9回 2002A H14. 2 - H14. 7 2,093 545 3,246 110 1,043
第10回 2002B H14. 9 - H15. 2 1,867 540 3,508 142 1,046
第11回 2003A H15. 2 - H15. 7 2,246 634 3,777 164 1,347
第12回 2003B H15. 9 - H16. 2 1,844 549 3,428 154 1,264
第13回 2004A H16. 2 - H16. 7 2,095 569 3,756 161 1,269
第14回 2004B H16. 9 - H16.12 1,971 555 3,546 146 1,154
第15回 2005A H17. 4 - H17. 8 1,880 560 3,741 146 1,185
第16回 2005B H17. 9 - H17.12 1,818 620 4,032 187 1,379
第17回 2006A H18. 3 - H18. 7 2,202 724 4,809 226 1,831
第18回 2006B H18. 9 - H18.12 1,587 550 3,513 199 1,487
第19回 2007A H19. 3 - H19. 7 2,448 781 4,999 260 2,282
第20回 2007B H19. 9 - H20. 2 2,140 739 4,814 226 1,938
第21回 2008A H20. 4 - H20. 7 2,231 769 4,840 232 1,891
第22回 2008B H20. 9 - H21. 3 1,879 672 4,325 217 1,630
第23回 2009A H21. 4 - H21. 7 1,927 669 4,240 238 1,761
第24回 2009B H21.10 - H22. 2 2,087 722 4,793 275 2,144
第25回 2010A H22. 4 - H22. 7 1,977 685 4,329 293 2,483
第26回 2010B H22.10 - H23. 2 2,094 744 4,872 325 2,812
第27回 2011A H23. 4 - H23. 7 2,131 740 4,640 309 2,773
第28回 2011B H23.10 - H24. 2 1,927 730 4,576 319 2,769
第29回 2012A H24. 4 - H24. 7 1,971 637 4,304 285 2,692
第30回 2012B H24.10 - H25. 2 2,184 771 5,072 314 3,181
合   計 59,296 17,059 109,314 5,436 45,412
 註:長期利用課題をビームラインごとに1 課題とカウント(2008.7) 共用施設には理研ビームライン等からの供出ビームタイムの利用者を含む


表6 年度ごとの利用ユーザー数(Unique 数)
西暦年度 当該年度に初めて
SPring-8 を利用した
ユーザー数
過去に利用した
ことがあるユーザー
(リピーター)数
ユーザー数合計
1997 443 0 443
1998 742 299 1,041
1999 802 619 1,421
2000 1,051 922 1,973
2001 1,205 1,349 2,554
2002 1,325 1,708 3,033
2003 1,913 1,708 3,309
2004 1,177 1,948 3,125
2005 1,654 2,152 3,806
2006 1,508 2,661 4,169
2007 1,564 2,588 4,152
2008 1,687 2,776 4,463
2009 1,596 2,910 4,506
2010 1,533 2,801 4,334
2011 1,873 2,856 4,729
2012 1,949 2,896 4,845
SPring-8放射線従事者登録安全教育受講者数をカウントしたもの
利用期、共用、専用の区別なし(2012年度よりSACLAのユーザーも含まれる)


図1 共用施設および専用施設の
   利用実績の推移合
図2 SPring-8共用施設の応募・
   採択課題数の推移

 実施課題の課題名をホームページの以下のURLで公開しています。成果専有課題は「公表用課題名」が表示されています。
http://www.spring8.or.jp/ja/users/proposals/list/
 成果非専有課題の利用課題実験報告書(SPring-8 Experiment Summary Report)は以下のURLで閲覧できます。
http://user.spring8.or.jp/uisearch/expreport/ja
 成果は、3年以内に、論文またはSPring-8利用研究成果集等で公開されます。



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[ - Vol.15 No.4(2010)]
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