ページトップへ戻る

Volume 17, No.4 Pages 375 - 377

4. SPring-8 通信/SPring-8 COMMUNICATIONS

2013A 重点グリーン/ライフ・イノベーション推進課題の募集について
Call for 2013A Green/Life Innovation Proposals

登録施設利用促進機関(公財)高輝度光科学研究センター Registered Institution for Facilities Use Promotion, JASRI

pdfDownload PDF (454 KB)

 2013A期(平成25年4月〜7月)における重点グリーン/ライフ・イノベーション推進課題の利用について、以下の要領でご応募ください。
 また、当該案内ページと合わせて、「2013A SPring-8利用研究課題募集要項」もご確認ください。


 
特記事項
 2013A期より、放射光施設(SPring-8)と中性子施設(J-PARC/MLF)の両施設を相補的に利用することを前提とした課題を試行的に募集しています。詳細につきましては、「2013A SPring-8およびJ-PARC/MLFの相補利用を行う課題の募集について(試行)」をご確認ください。



[目 次]
 1.重点グリーン/ライフ・イノベーション推進課題について
 2.公募分野
 3.利用時期、対象ビームライン
 4.申請方法
 5.応募締切 平成24年12月13日(木)
        午前10:00 JST(提出完了時刻)
 6.申請受理通知
 7.審査について
 8.審査結果の通知
 9.報告書について
 10.成果の公開について
 11.その他
 12.問い合わせ先



1.重点グリーン/ライフ・イノベーション推進課題について
 日本は、科学技術立国としての発展において蓄積した高度な科学技術を活かして、世界的な経済危機や地球規模の環境問題など、グローバルな課題解決に、世界を先導して取り組もうとしています。そのため、グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略、ライフ・イノベーションによる健康大国戦略を新たに掲げました。しかしながら、先の東日本大震災により、多くの科学技術研究施設が甚大な被害を受け、イノベーションの実現が危機的な状況に陥っています。
 大型放射光施設SPring-8は、生命科学からナノテクノロジーまで広いサイエンス分野をカバーし、これらのイノベーションを先導できる世界一の研究ツールです。被災を免れたSPring-8は、科学技術支援による我が国経済の復旧のみならずイノベーション実現による震災復興の礎となる新産業・新学術の創成・育成・発展を支援する中心的なエンジンとならなければなりません。そのためには、グリーン・イノベーション、ライフ・イノベーションへのSPring-8の利活用を緊急かつ重点的に支援する必要があります。そこで、2011B期より重点領域として、重点グリーン/ライフ・イノベーション推進領域を設定し、イノベーション支援の研究開発の利用申請を広く公募することとなりました。



2.公募分野
2-1 グリーン・イノベーション
 低炭素・自然共生社会実現のためのグリーン・イノベーションにおいて、主要推進項目として挙げられている成果が見込まれる課題とキーワード

課題 キーワード
再生可能エネルギーへの転換 太陽光発電、バイオマス技術、炭素循環、非食用植物資源
エネルギー供給の低炭素化 水素製造・輸送・貯蔵、燃料電池、蓄電池、キャパシタ、超伝導輸送、CO2固定
エネルギー利用の効率化・スマート化 先端電子機器(演算素子、メモリ、記録材料、パワー半導体、有機デバイス、発光素子)、新材料(カーボン材料、ガラス材料、セメント材料、ポリマー)、新プロセス(インクジェット・印刷、低温プロセス)、資源再生技術、レアメタル代替材料、触媒(高効率化学合成触媒、グリーン触媒、光触媒)、省エネルギー回収技術 (資源、廃棄物、環境浄化)
計測キーワード 実材料・実デバイス測定、その場観察

2-2 ライフ・イノベーション
 国民が豊かさを実感できる社会実現のためのライフ・イノベーションにおいて、主要推進項目として挙げられている成果が見込まれる課題とキーワード

課題 キーワード
疾患解明と予防医学の推進 がん・認知症・生活習慣病
革新的診断・治療法の開発 早期診断技術・根本治療薬・創薬(Drug design, screening, DDS)、MRI造影剤、再生医療・iPS細 胞・幹細胞、高生体親和性バイオマテリアル、アクチュエータ、生体モニタリング、マイクロビームX線治療

3.利用時期、対象ビームライン
 利用の時期、募集の対象となるビームライン、シフト数(1シフト=8時間)を以下に示します。なお、運転モードは「2013A SPring-8利用研究課題募集要項」の「1.(3)2013Aのセベラルバンチ運転モード」またはSPring-8ホームページの「セベラルバンチ運転モード対応表」(http://www.spring8.or.jp/ja/users/ operation_status/schedule/bunch_mode)を参照してください。
(1)利用時期
 2013A期(平成25年4月〜平成25年7月(予定))にシフトを割り当てます。
(2)対象ビームライン
 BL01B1、BL02B1、BL02B2、BL04B2、BL08W、BL10XU、BL13XU、BL17SU、BL20XU、BL20B2、BL25SU、BL27SU、BL28B2、BL37XU、BL38B1、BL39XU、BL40XU、BL40B2、BL41XU、BL43IR、BL47XU
 これら21本のビームライン合計で、共用ビームラインが供出する全ユーザータイムの5%に相当するシフトを供給します。各ビームラインでの配分上限シフト数は10%程度を限度とします。



4.申請方法
 Webサイトを利用した電子申請となります。「2013A SPring-8利用研究課題募集要項」をご一読いただき、以下のUser Information Webサイトから申請してください。
 User Information Webサイト(UIサイト): http://user.spring8.or.jp/
 トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書>新規作成
 重点研究課題→重点領域課題→重点グリーン/ライフ・イノベーション推進課題
から申請してください。入力項目は一般課題の申請に必要な項目に加えて、「提案理由など」の『提案の種類と提案理由』欄に「イノベーションとしての重要性」を記述してください。
 ご応募の前に、ビームライン・ステーションの整備状況をSPring-8ホームページの「ビームライン一覧」(トップページ>ご利用の皆様へ>ご利用経験のある方へ>ビームライン情報>ビームライン一覧と検索)でご確認ください。不明な点はそれぞれのビームライン担当者にお問い合わせください。また、利用ビームラインが分からない場合は、「12.(2)その他の相談窓口」にご相談ください。
[重複申請について(重要)]
 一般課題、重点産業化促進課題との重複申請はできません。重点グリーン/ライフ・イノベーション推進課題として不採択となった場合は、自動的に一般課題として改めて審査されます。



5.応募締め切り
 平成24年12月13日(木)
  午前10:00 JST(提出完了時刻)

 電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。Web入力に問題がある場合は「12.(1)課題Web申請について」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。



6.申請受理通知
 申請が完了すれば、受理通知と申請者控え用の誓約事項のPDFファイルがメールで送られます。
 メールが届かない場合は申請が受理されていない可能性がありますので、以下の通り確認してください。
1)申請課題が UIサイトhttp://user.spring8.or.jp/
   (トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に表示されていない場合

   →受理されていません。もう一度申請課題の「提出」操作を行ってください。
2)申請課題が UIサイトhttp://user.spring8.or.jp/
   (トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に表示されている場合

   →受理されています。ユーザー登録内容が正しいにもかかわらずメールが不着となっている場合は、利用業務部にお問い合わせください。



7.審査について
 一般課題と同様、科学技術的妥当性、研究手段としてのSPring-8の必要性、実験の実施可能性および実験の安全性についての総合的かつ専門的な審査に加え、重点グリーン/ライフ・イノベーション推進課題としての科学技術的妥当性や研究戦略について審査を行います。また、過去に利用実績のある申請者に対し、成果の公表状況を評価し、論文登録数が少ない申請者に対しては減点することで課題選定に取り入れます。なお、論文登録はUIサイト(http://user.spring8.or.jp/(マイページにログイン>申請/報告>論文発表等登録)からお願いします。



8.審査結果の通知について
 審査結果は、申請者に対して、平成25年2月下旬に文書にて通知します。



9.報告書について
 利用研究課題終了後60日以内に、所定の利用課題実験報告書をJASRIに提出していただきます。JASRIでは、2013A期ユーザータイム終了後60日目から2週間後に当該報告書をWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細につきましては、UIサイトの「利用課題実験報告書/Experiment Summary Report(2011B期より)」(http://user.spring8.or.jp/?p=750)をご参照ください。



10.成果公開について
 課題実施期終了後3年以内に課題番号が明記されている査読付き論文(査読付きプロシーディングス、博士学位論文を含む)を発表し、JASRIに登録してください。論文発表に至らなかった場合は、「SPring-8利用研究成果集」または「企業の公開技術報告書(産業利用のみ)」で公表してください。
論文登録先:UIサイトhttp://user.spring8.or.jp/
     (トップページ>マイページにログイン>申請/報告>論文発表等登録)
 成果の公開に関する詳細につきましては、UIサイトの「成果公表および特許」http://user.spring8.or.jp/?p=748)をご参照ください。



11.その他
(1)消耗品の実費負担については、「2013A SPring-8利用研究課題募集要項」の「4.利用にかかる料金等について」をご参照ください。
(2)次回(2013B期)の応募締切
 次回利用期間(2013B期)分の募集の締め切りは平成25年6月下旬の予定です。
(3)説明会
 イノベーションに貢献する利活用の積極的な発掘のために、本公募の目的と目標、応募方法、申請書の書き方、利用支援の内容についての説明会を主要都市にて行う予定です。イノベーションに関わる利活用を検討されている方は、ぜひご参加ください。説明会では、放射光の利用経験のない方の御相談も、お受けします。



12.問い合わせ先
(1)課題Web申請について
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人 高輝度光科学研究センター
利用業務部
TEL:0791-58-0961 FAX:0791-58-0965
e-mail:sp8jasri@spring8.or.jp
(2)その他の相談窓口
〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1
公益財団法人 高輝度光科学研究センター
利用研究促進部門
グループリーダー 藤原明比古
TEL:0791-58-2750
e-mail:fujiwara@spring8.or.jp



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794