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Volume 08, No.5 Pages 330 - 342

1. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8

第11回共同利用期間(2003A)において実施された利用研究課題
The Experiments in the 11th Research Period (2003A) at the Public Beamlines of SPring-8

(財)高輝度光科学研究センター 利用業務部 User Administration Division, JASRI

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 第11回共同利用期間(2003A)は、平成15年2月から平成15年7月にかけて実施されました。2002B期より、「ナノテクノロジー総合支援プロジェクト課題」及び「タンパク3000プロジェクト個別的解析プログラム」が新たに開始され今期も実施されました。また、平成15年4月以降重点産業領域としてトライアルユース課題が実施されました。これらを含めて、この期間に実施された共同利用研究課題は全部で632件、総実施シフト数は5761シフトでした。本期間において実施された利用研究課題の内訳は次の通りです。


通常利用課題               452件

(うち、再募集課題5件、及び1年課題の前期からの継続課題10件)

緊急課題                 1件

成果専有利用課題             14件

(うち時期指定利用:9件)

留保シフト課題              11件

(内訳は、生命科学分科6件、及び産業利用分科5件)

特定利用継続課題             7件

(2000B期から開始3件、2001A期から開始1件、2001B期から開始1件、2002A期から開始1件、2002B期から開始1件)

特定利用新規課題             1件

ナノテクノロジー総合支援プロジェクト課題 60件(598シフト)

タンパク3000プロジェクト個別的解析プログラムの課題  72件(315シフト)

トライアルユース課題           14件(75シフト)


 今期の共同利用では、R&Dビームライン3本を含む共用ビームライン25本、及び原研・理研ビームラインのうち7本と物材機構・物質研究所のビームライン1本を利用しました。

 特定利用制度は、2000B期から開始した制度で、3年以内の長期にわたってSPring-8を計画的に利用する制度です。今期においては、前期からの継続7件に加えて、新たに1件が開始されました。特定利用のうち1課題が、3本のビームラインを利用しました。

 今期において専用施設で実施された課題は172件でした。稼働しているビームラインは9本です。課題の内訳は、通常利用が149件で、成果専有利用が23件となっています。前回2002B期の成果専有利用も24件で創薬産業ビームライン(BL32B2)における成果専有利用が大きく寄与していましたが、今期はすべての成果専有利用が創薬産業ビームライン(BL32B2)でした。

 今期の利用者数は、共同利用では3,777人、専用施設利用では1,347人でした。この数はいずれも延べの人数です。この結果、これまでの11回の共同利用で実施された総課題数は4,263件、総利用者数は26,685人となりました。専用施設利用を合わせた利用状況を表1及び図1に示します。なお、表1における専用施設の利用課題数は、前回から研修会等の課題を省いたものとしています。これにより、専用施設の利用課題数は、利用報告書の出ている成果非専有課題と成果専有課題の和となっています。実験責任者の所属する機関別に研究分野の分布を表2に示します。本表では、実施シフト数も合わせて示しています。

 最後に、2003A期で実施された共同利用課題の一覧を表3-1~表3-4に示します。一般共同利用課題の一覧は表3-1、ナノテクノロジー総合支援プロジェクト課題の一覧は表3-2、タンパク3000プロジェクト個別的解析プログラム課題の一覧は表3-3、及び重点トライアルユース課題の一覧は表3-4にそれぞれ示します。また、表3のシフト数は前回から実施シフト数としています(それ以前は、配分シフト数としていました)。



表1 共同利用及び専用施設利用の推移





図1 利用課題数(左)及び利用者数(右)の推移



表2 2002B実施課題数と実施シフト数:研究分野と機関別分類




詳しくは、PDFファイルをご参照下さい。

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794