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Volume 04, No.6 Page 41

3. 共用ビームライン/PUBLIC BEAMLINE

SPring-8ビームライン実験ステーション高度化・整備 −報告と公募−
Report and Call for Proposals on Refinement of Experimental Station at the SPring-8 Beamlines

植木 龍夫 UEKI Tatzuo

(財)高輝度光科学研究センター 放射光研究所 利用促進部門長 JASRI Experimental Facilities Promotion Division

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1.はじめに
 平成10年度からSPring-8ビームライン実験ステーション高度化および整備ついては、本誌に公募を行い委員会によってヒアリングと選定を行ってきた。この高度化・整備は、平成9年度までに建設された共用ビームラインについては、供用を始めるにあたり必要最小限のものであったとの認識から行われたものである。

2.平成11年度上半期の計画

 平成11年度上半期の実験ステーション高度化・整備については、SPring-8利用者情報において計画提案を公募した。その結果以下の4件の応募があったが、6月25日の委員会(ヒアリング)によって
   BL27SU(提案者:京都教育大学 教育学部 伊吹紀男ほか3名)
「BL27SU・反応性気体試料の供給及び処理設備」
を採用することとした。 
 
 
 
平成11年度下半期 ビームライン実験ステーション高度化、整備計画提案のお願い 
 
平成11年度上半期に引き続きビームライン、実験ステーション機器の高度化・整備を継続的に行うこととなっています。ご利用中のビームライン、実験ステーションについて、その高度化もしくは整備について提案をお願いいたします。提案は下記の要領でお願いいたします。なお、高度化もしくは整備は、提案をJASRI内の「実験ステーション機器整備委員会」による書類審査とヒアリングを通して実施に移すこととなります。

             記

1.提案書の形式は自由ですが下記の項目を含むこと。
 ・提案者氏名、所属
 ・高度化計画もしくは整備する機器、装置の名称
 ・高度化や整備によって推進される利用研究の目的などの概要
 ・仕様(できるだけ詳細に)、概略図、カタログなど
 ・予想される概算費用
 (提案はA4数枚程度)
2.締め切り:11月25日(木) 必着
3.ビームライン担当者と相談のうえ、ビームライン担当者が提出。
4.提出先:JASRI利用促進部門 植木龍夫

なお、下半期の計画は、3月末日までに機器が検収されることが求められます。

したがって、委員会の決定、発注から納入まで短い時間内に行われることは重要であることを付記します。
                                                                                                                                              以上



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794