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Volume 04, No.4 Page 64

7. 談話室・ユーザー便り/OPEN HOUSE・A LETTER FROM SPring-8 USERS

「SPring-8一般公開」を実施
Opening to the General Public of SPring-8 Facilities

財団法人高輝度光科学研究センター

広報部

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 平成11年度科学技術週間参加行事として、4月18日(日)に播磨科学公園都市内の播磨高原東小学校、東中学校を初め14事業所が参加して、施設の公開、イベント等を行う「スプリングフェアー’99」が開催されました。SPring-8 では施設の公開として、中央管理棟、蓄積リング棟の実験ホールの一部を公開しました。当日は生憎の雨天にもかかわらず、SPring-8の入場者は約1200人、公園都市全体では約5000人の人出がありました。


 蓄積リング棟内の実験ホールではBL-01からBL-04までの各ビームラインを開放して、研究者が交代で各装置、研究内容等の説明を行い、来場者の質問等の応対に追われていました。


 中央管理棟では、講堂において小中学生を対象として、「やさしい工作教室」「光の不思議実験」等の科学実験教室を開催しました。これはインターネットメーリングリストを通じて集まった自然科学教育の研究実践団体“onsen”の方々によって実施したもので、50人以上の参加者がありました。玄関においては「円心君」、「エイトちゃん」、等のぬいぐるみ達が来場者をお迎えし、子供たちの人気を集めていました。蓄積リング棟中央扉前において、郷土芸能のアトラクションとして、地元新宮町の小中学生による「越部鼓」、地元上郡町による「円心太鼓」の太鼓演奏が行われました。日頃の成果を発揮してぴったりと息の合った、年期の入った力強い演奏に来場者は雨の中で聞き入っていました。


 また、駐車場では地元三日月町、新宮町、上郡町の3町の協力による特産品・野菜等の販売が行われました。これらの他に、ヘリコプターによる遊覧飛行を予定していましたが、雨天のため中止となったのは残念でした。




「円心君」「エイトちゃん」達のお出迎え


中央管理棟での説明


実験ホール


やさしい工作室


越部鼓

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794