Volume 02, No.5 Pages 13 - 15
2. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8
研究交流施設及び食堂について
Outline of the SPring-8 Cafeteria and Guest House
(1)研究交流施設について
概 要
SPring-8には、SPring-8利用研究者が研究に専念でき、限られたビームタイムをフルに活用できるように、利用者の仮眠、待機施設として「研究交流施設」が整備されています。研究交流施設は4つの滞在棟と、フロントとなる管理棟から構成されています。部屋は全室同じ仕様で、トイレ、バス付きのシングルルームタイプになっています。また共通の施設として湯沸室、洗濯室が整備されており、喫煙コーナーも設置されております。ドアロックはカード式で、空調、電灯などの電源のオン・オフは壁のカードホルダーにカードキーを差し込むことにより行います。
滞 在 棟
各部屋にはシングルベッド、机、テーブル、椅子、エアコン、電話(内線)、テレビ、冷蔵庫、電気ポットが備え付けられており、備品としてタオル、パジャマ、石鹸、シャンプー、歯磨セットが用意されています。また、衛生的な滞在のために居室内の清掃およびシーツ、枕カバー、タオルの交換を毎日行います。このときあわせてタオル、パジャマ、石鹸、シャンプー、歯磨セットの補充も行います。尚、居室内は全て禁煙です。
湯沸室にはコンロ、鍋、電子レンジが備え付けられ、自由に使用できますが、火災予防と後片づけは各人で充分注意願います。
洗濯室には自動洗濯機、乾燥機があります。これも自由に使用できます。
居室室内
洗濯室
湯沸室
研究交流施設管理棟
チェックイン、チェックアウトの窓口となるフロントは研究交流施設管理棟にあります。
自動販売機コーナーでは、ジュース、インスタントラーメン等を販売しています。
使用料・予約方法
使用料は1室1日2,000円です。フロントでの現金支払いが基本です。クレジットカード等は使えません。
研究交流施設はあくまで、共用ビームライン利用研究者の待機、休息の為の施設です。ですから、たとえば業者の方や、見学目的のための来訪者等、利用研究と直接関係のない方の利用は一切できません。
利用にはあらかじめ予約が必要ですが、予約方法等の詳しい事に関しましては、本誌次号でアナウンスする予定です。(問い合わせ先:JASRI利用業務部(TEL:07915-8-0961 / FAX:07915-8-0965))
滞在棟1階平面図
居室平面図
(2)食堂について
食堂はサイト内で唯一食事ができる場所であり、SPring-8のオアシスとして、研究実験の息抜きとしてご利用になれます。カフェテリア方式で、和洋、麺類など、多数のメニューの中から自由に選べるようになっています。平成9年10月より朝食(8:00〜9:30)、昼食(11:30〜13:30)、夕食(17:30〜19:00)と三食を提供します。お支払いは、プリペイドカード方式で、食堂入口に設置されているカード発行機で購入できます。
食堂に関するお問い合わせは、JASRI厚生課(TEL:07915-8-0950 / FAX:07915-8-0955)までお願いします。
また、喫茶室も近日オープンの予定です。
食堂(ホール)
食堂(カウンター)
施設配置図