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Volume 01, No.3 Pages 1 - 4

1. ハイライト/HIGHLIGHT

SPring-8共用ビームライン計画趣意書の公募について

日本原子力研究所・理化学研究所 (財)高輝度光科学研究センター

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 大型放射光施設(SPring-8)では、平成9年度以降に整備を予定する共用ビームラインの計画を作成するため、新たに「共用ビームライン計画趣意書」を募集します。共用ビームラインの建設を計画しておられる方(グループ)は、これまでに「計画趣意書」あるいは「計画提案書」を提出されているか否かにかかわらず、新たに「共用ビームライン計画趣意書」の提出をお願いします。

 今回の募集締め切りは、平成8年9月30日です。計画趣意書の作成要領及び計画趣意書の様式は、以下のとおりです。

 

「共用ビームライン計画趣意書」作成要領

1. 「共用ビームライン計画趣意書」は、日本原子力研究所及び理化学研究所がSPring-8に整備する共用ビームライン(国内外、産学官の研究者等の利用に供されるビームライン)について、広く利用者から建設計画の提案を受けるための予備申し込みです。
2. 提出いただいた「共用ビームライン計画趣意書」は、SPring-8に整備する共用ビームラインの設計・建設計画の科学的・技術的内容等を検討評価するために設置した「ビームライン検討委員会」の審査を経た後、ビームライン検討委員会として更に詳細な計画内容を把握する必要があると判断した提案に対しては、別途「共用ビームライン計画提案書(英文)」の提出(提出期限は11月末を予定)を依頼します。
3. 計画趣意書の作成に当たっては、以下の諸点に留意して下さい。
(1) 共用ビームラインは、全体で30本の整備を想定しています。それらのうち、最初の10本については、平成9年秋からの供用開始を目指して現在建設が進められています。今回の募集は、11番目から20番目までの10本の共用ビームライン計画について実施するものです。
(2) 近い将来、別途の募集を予定している21番目から30番目までの共用ビームラインについては、挿入光源型のビームラインを主体にしたいと考えています。したがって今回の募集では、挿入光源型のビームライン計画も募集対象としますが、特に、偏向電磁石型ビームラインの提案を歓迎します。
(3) 提案されるビームラインの長さについては普通長(約80 m)、中尺(約300 m)、長尺(約1,000 m)のいずれでもかまいません。ただし、長直線部(30 m挿入光源)の利用計画は、今回の募集の対象からは除外させていただきます。
4. 「共用ビームライン計画趣意書」は、次ページの様式に従い、ワードプロセッサーにより、A4版6枚程度で作成して下さい。
5. 複数のビームライン計画(同一光源/同一光学系でないもの)をお持ちの方(グループ)は、各々の計画について「共用ビームライン計画趣意書」を作成し、優先順位を付けて下さい。
6. 「共用ビームライン計画趣意書」の提出締め切りは、今年度分は、平成8年9月30日(必着)です。郵送で下記までお送り下さい。

 

 

共用ビームライン計画趣意書送付先(問合せ先)

〒678-12 兵庫県赤穂郡上郡町金出地1503-1

財団法人 高輝度光科学研究センター 企画調査部

「共用ビームライン計画趣意書募集係」

島 幸弘または斎藤茂和

電話(07915)8-0960

FAX(07915)8-0952

 

 

 

   

共用ビームライン計画趣意書様式

 

 

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Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794