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Volume 24, No.2 Pages 219 - 220

3. SPring-8/SACLA通信/SPring-8/SACLA COMMUNICATIONS

2018B期におけるSPring-8/SACLAユーザー要望等について
SPring-8/SACLA User Requests in 2018B

登録施設利用促進機関 (公財)高輝度光科学研究センター 利用推進部 Registered Institution for Facilities Use Promotion, User Administration Division, JASRI

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SPring-8 SACLA

 

 SPring-8およびSACLAでは、各ビームタイム終了後に実験グループごとに「ビームタイム利用報告書」を提出いただいております。この報告書には、その実験の概要、次回の利用者へのアドバイスや施設に対する要望、提案等を記入いただいております。
 2018B期における要望等の状況は下記のとおりです。これら要望等と、それに対する施設側の回答(内容により、必ずしも全てではありません)につきましては、User Informationで公開されています。

 

 

1. 2018B期 要望等全体概要

2018B期 実施
課題数
利用実験数
(報告書数)
うち、要望等コメントがある*1報告書数
技術的要望等 施設他要望等 その他(お礼)
SPring-8共用BL 822 1,297 47 59 126
SACLA共用BL 57 64 11

*1「なし」「None」等のコメントを除く。

 

<SPring-8共用BL技術的要望等(計47件)の研究分野/手法*2別内訳>

手法\分野 生命科学
医学応用
物質科学
材料科学
化学 地球・
惑星科学
環境科学 産業利用
X線回折 6 1 9 1   3
X線散乱   1 1     2
X線非弾性散乱   1       1
X線・軟X線吸収分光 1 5 1     2
光電子分光   2 1   1 2
X線イメージング 2 2   1   1

*2課題申請時の利用者申告ベース。

 

 

2. 2018B期 要望等の内容(一部抜粋)
(1)技術的要望等

○今回初めてEigerを使用させて頂きました。測定が15分程ではやく終了するため、今までは測定を諦めていたようなサンプルも構造を確認することができました。センタリングおよび解析をいかにスムーズに進めるかが、迅速に測定を進められるようになったEigerを活かしより多くの測定を行うかの鍵になると思います。今回はAPEX3も使うことができ、解析がスムーズにできました。今後も使用することができれば、測定から解析までがスムーズになり、より効率がよくなると思います。
【化学/X線回折】

○BL46XUのHAXPES装置にサイズの大きい試料(例えば10 × 10 × 10 mmなど)が導入できると、測定できる自動車部品の幅が広がり大変ありがたいです。ご検討頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
【産業利用/光電子分光】

○operando EXAFS測定後、逐次粉末XRD測定ができると非常に助かります。従って回折計が導入されるとより成果促進につながると思います。
【物質科学・材料科学/X線・軟X線吸収分光】

○2015年B期研究ではCT装置の回析格子拡大により4.7 cmの心臓試料を用いて実験を行い、画素サイズを25.1 µm/pixelと拡大した。今回はサンプルケース拡大によりさらに大きな標本への対象拡大が行え、複数標本の同時計測など実験効率が向上した。今後とも、より大きな試料の撮像が可能となることを期待します。
【生命科学/X線イメージング】

○現状、サンプルホルダーには、エネルギー構成用Au板と共に最大5つしかサンプルをセットすることができないので、サブチャンバーに複数個のサンプルホルダーをセットできるようにして、真空を破らず、効率良く、複数個のサンプルを交換できるようにしていただけると助かります。
【産業利用/X線・光電子分光】

○データを保存するサーバーへのアクセスが混んでいるとデータ変換などの作業に時間を取られてしまい、肝心の測定に使用できる時間が減ってしまうので、アクセス能力を向上していただきたい。
【産業利用/X線イメージング】

○サンプルの位置確認用のカメラの倍率が高倍率化できると測定位置の大まかな位置合わせがより簡便になるためカメラの高精度化を検討していただけると助かります。ビームラインの近くに共用の実体顕微鏡があると助かります。
【産業利用/X線回折】

 

(2)施設その他要望等

○共用自転車のタイヤの空気が少ない物があって、使いにくかったです。定期的にメンテナンスをして頂くか、どこかに空気入れをおいて頂きたいです。よろしくお願いいたします。

○広い敷地の中に建物が分散しているため、車がない研究者は不便を感じていると思います。ユーザーカード、バッジの返却場所について、ご検討いただけるとありがたいです。例えば中央管理棟、バス停(SPring-8)付近など。

○交流施設のドライヤーが弱い。交流施設のトイレにウォシュレットを付けて欲しい。

○交流施設の利用について、A、B、C棟が埋まってしまった場合、D棟に1人の利用でも宿泊できるよう、改善を求める。

 

 

3. 要望等及び施設側回答の公開場所
 SPring-8/SACLA User Informationのいずれからも検索・閲覧ができます。
[検索・閲覧手順]
① 「ビームタイム利用報告書(要望・回答)検索」
② 利用期、ビームライン番号等を入力
③ 「検索」

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794