Volume 20, No.4 Pages 375 - 379
3. SPring-8/SACLA通信/SPring-8/SACLA COMMUNICATIONS
新分野創成利用制度について
SPring-8 Epoch-Making Initiatives Projects
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SPring-8共用ビームラインにおいて、SPring-8の利用研究成果創出を質的・量的に飛躍させるために、既存の研究分野の枠を超えた複合・融合領域等における未踏分野の開拓・創成およびそれに伴う利用の裾野を拡大することを目的に、2015B期より新たに「新分野創成利用」の運用を開始しました。
新分野創成利用制度のポイント
○本制度により未踏領域における新たな研究を展開しようとする研究グループを公募のうえ審査、選定。
○研究グループは代表責任者(=研究グループ申請者)、分担責任者(個別課題の実験責任者)および共同実験者により構成。
○個別課題実施の柔軟性を確保するため、利用ビームライン(複数可)およびビームタイムを期ごとに設定。
○新分野創成利用制度全体(注:各研究グループ単位ではない)に対するビームタイム配分は、各共用BLが供出するユーザータイムの8%相当/BLを上限。
○研究グループの有効期間は原則2年間、事後評価あり。
○研究グループの募集は年1回B期のみ。
※詳細は、以下をご覧ください。
なお、2015B期に新規で採択された新分野創成利用研究グループの紹介を本誌387ページに掲載しています。