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Volume 13, No.3 Pages 175 - 177

1. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8

2008B 重点拡張メディカルバイオ課題の募集について
Call for 2008B Medical Bio EX Proposals

登録施設利用促進機関(財)高輝度光科学研究センター A Registered Institution for Promoting Synchrotron Radiation Research, JASRI

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 第3期科学技術基本計画では、「健康と安全を守る」が理念として掲げられており、国民を悩ます病の克服や健康な生活の実現など、メディカルバイオ分野における研究成果への期待はますます高まってきています。SPring-8においては、これまでイメージングを主体としたビームラインにおいて重点メディカルバイオ・トライアルユース課題が募集・遂行されてきましたが、それらの成果を定着させ、発展させる必要があります。また、その他に回折・散乱などの手法を利用するビームラインにおいても疾患原因解明の研究や創薬に於いて多くの成果が上がっています。これらの点を考慮し、平成20年度以降においては、重点メディカルバイオの対象をイメージング用ビームラインのみならず小角散乱、結晶構造解析、粉末回折のビームラインにも拡大し、広く「重要な疾患の原因解明と診断・治療法に関する研究」を実施する課題を募集します。

 重点拡張メディカルバイオ課題は、上述のとおりメディカルバイオ領域の利用推進において特定の対象・目的のもとで実施される課題となり、成果非専有課題のみの受付となります。

 なお、従来重点メディカルバイオ・トライアルユース課題が実施されてきたビームラインにおいては、引き続いて同課題の募集も行います(別掲参照)。同一内容での重点メディカルバイオ・トライアルユース課題との二重申請は可能ですが、トライアルユースにおいては新規利用者、新規研究課題が重視される点をご考慮ください。

 当該課題は、同一内容での重点産業利用課題および重点ナノテクノロジー支援課題との二重申請はできません。一般課題との二重申請は可能です。

 いずれの場合も、同一の内容で複数課題を申請される場合には、その旨を申請書に明記してください。


1.募集領域

 メディカルバイオ分野に於ける、重要な疾患の原因解明と診断・治療法の開発を目的とする研究


2.対象ビームラインおよび利用可能なシフト数(1シフトは8時間)

BL02B2 粉末結晶構造解析          12シフト程度

BL20B2 医学・イメージングⅠ         15シフト程度

BL20XU 医学・イメージングⅡ        15シフト程度

BL28B2 白色X線回折            15シフト程度

BL37XU 分光分析              6シフト程度

BL38B1 構造生物学Ⅲ            12シフト程度

BL40B2 構造生物学Ⅱ            18シフト程度

BL40XU 高フラックス            12シフト程度

BL41XU 構造生物学Ⅰ             18シフト程度

BL45XU 理研構造生物学Ⅰ(SAXSステーション)12シフト程度


3.応募方法

Webサイトを利用した電子申請となります。以下のUser Informationウェブサイトから申請してください。下書きファイル(トップページ>課題申請/利用計画書トップページ)をご用意しておりますので、ご利用ください。

User Information : https://user.spring8.or.jp/

トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書>課題申請/利用計画書作成

課題を申請するには、まずユーザーカード番号とパスワードでログインする必要があります。まだユーザーカード番号を取得していない方は、ユーザー登録を行ってください。

なお、実験責任者は、ログインのアカウントのユーザー名で登録されるため、代理で課題申請書を作成する場合は、実験責任者のユーザーカード番号で作業のうえ、提出する必要があります。その場合、アカウントやパスワードの管理は実験責任者の責任の下でお願いします。

また、Web申請にあたり、申請者(実験責任者)だけでなく共同実験者も全員ユーザー登録が必要となります。従って申請者(実験責任者)は、課題の申請手続きを行う前に、共同実験者に対してユーザー登録を行うように指示してください。

詳しい入力方法については「申請書オンライン入力方法(https://user.spring8.or.jp/1_2_proposal_p.jsp)」をご参照ください。また申請書の記入要領については、「SPring-8利用研究課題申請書記入要領」をご参照ください。


4.応募締切

 平成20年6月26日(木)

  午前10時JST(提出完了時刻)


 電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行って頂きますようお願いいたします。

 Web入力に問題がある場合は「11.問い合わせ先」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法の相談を受けます。申請が完了し、データが正常に送信されれば、受理通知と申請者控え用の誓約事項のPDFファイルがメールで送られますので、必ず確認してください。


5.申請上のお願い

(1)申請課題について

 ・成果非専有課題のみ受け付けます。

 ・同一内容での重点メディカルバイオ・トライアルユース課題との二重申請は可能ですが、トライアルユースにおいては新規利用者、新規研究課題が重視されます。

 ・同一内容での重点産業利用課題および重点ナノテクノロジー支援課題との二重申請はできません。

 ・一般課題との二重申請は可能です。

 ・重複申請される場合には、その旨をそれぞれの申請書に明記してください。

(2)申請書内容について

 ・申請課題のメディカルバイオ分野における重要性、特に重要な疾患の原因解明と診断・治療法の開発に貢献する点を明記してください。

 ・課題申請~基本情報~審査希望分野では、それぞれの課題の該当分野を選択してください。

 ・BL41XUではビームタイムの効率的配分と今後のさらなる課題増を勘案し、2008Aより1.5シフト単位のビームタイム配分を行う運用を開始しました。BL41XUを希望される場合は、1.5シフトや4.5シフトの申請も受け付けます。


6.課題選定

(1)審査結果の通知

 平成20年8月中旬の予定

(2)選定

 医学界の学識経験者により審査されます。

 共用ビームラインにおける一般の利用研究課題選定基準(科学技術的妥当性、研究手段としてのSPring-8の必要性、実験の実施可能性、実験の安全性)を基本とし、メディカルバイオ分野における重要性、特に重要な疾患の原因解明と診断・治療法の開発への貢献を重視します。


7.実験実行時期

 平成20年10月から平成21年3月


8.課題実施後

 課題実施後は、通常のExperiment Reportに加えて別途、報告書の提出が必要となります。また、年度ごとに成果報告会を開催します。


9.利用相談先

 財団法人高輝度光科学研究センターでは、メディカルバイオ分野の放射光利用実験に関するあらゆる相談を以下の連絡先にてお受けしています。

 e-mail:med-support@spring8.or.jp

 FAX:0791-58-0988


10.消耗品の実費負担について

 2006Bより利用実験において実験ハッチにて使用する消耗品の実費(定額分と従量分に分類)について、共用ビームタイムを利用する全ての利用者にご負担いただいています。

 定額分:10,300円/シフト

 (利用者別に分割できない損耗品費相当)税込

 従量分:使用に応じて算定

 (液体ヘリウム、ヘリウムガス及びストックルームで提供するパーツ類等)


※消耗品費定額分の負担額:配分シフトが1.5シフトの奇数倍の場合(1.5シフト、4.5シフト)は15,450円/1.5シフトとして精算します。

配分シフトが整数の場合(1シフト、3シフト、6シフト・・)は10,300円/シフト

 なお、2008B期において外国の機関から応募される一般課題については、国費による消耗品費の支援を受けています。従って、消耗品費については利用者が支払う必要はありません。

 詳細については「SPring-8における消耗品実費負担に対応する利用方法の詳細について」

(http://www.spring8.or.jp/ja/news/announcement/070129rev/announcements_view)をご覧ください。


11.問い合わせ先

 〒679-5198 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1

 (財)高輝度光科学研究センター 利用業務部

 「共用ビームライン利用研究課題募集係」

 TEL:0791-58-0961 FAX:0791-58-0965

 e-mail:sp8jasri@spring8.or.jp



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794