ページトップへ戻る

Volume 17, No.3 Pages 264 - 265

4. SPring-8 通信/SPring-8 COMMUNICATIONS

SPring-8運転・利用状況
SPring-8 Operational Status

(公財)高輝度光科学研究センター 研究調整部 Research Coordination Division, JASRI

pdfDownload PDF (83 KB)

◎平成24年4〜6月の運転・利用実績
 SPring-8は4月1日から4月28日までセベラルバンチ運転で第1サイクルの運転を行い、5月6日から6月2日までセベラルバンチ運転で第2サイクルの運転を実施した。第1〜2サイクルでは原因不明の軌道変動によるアボート等による停止があったが、全体としては順調な運転であった。総放射光利用運転時間(ユーザータイム)内での故障等による停止時間(down time)は、第1サイクルは約0.9%、第2サイクルは0.9%であった。
 放射光利用実績(いずれも暫定値)については、実施された共同利用研究の実験数は、第1サイクルは合計212件、利用研究者は1,121名で、専用施設利用研究の実験数は合計253件、利用研究者は638名であった。第2サイクルは合計263件、利用研究者は1,393名で、専用施設利用研究の実験数は合計234件、利用研究者は688名であった。



1.装置運転関係
(1)運転期間
  第1サイクル(4/1(日)〜4/28(土))
  第2サイクル(5/6(日)〜6/2(土))
(2)運転時間の内訳
  第1サイクル
  運転時間総計 約647時間
  ①装置の調整およびマシンスタディ等 約72時間
  ②放射光利用運転時間 約570時間
  ③故障等によるdown time 約5時間
   総放射光利用運転時間(ユーザータイム=②+③)に対するdown timeの割合 約0.9%
  第2サイクル
  運転時間総計 約647時間
  ①装置の調整およびマシンスタディ等 約72時間
  ②放射光利用運転時間 約570時間
  ③故障等によるdown time 約5時間
   総放射光利用運転時間(ユーザータイム=②+③)に対するdown timeの割合 約0.9%
(3)運転スペック等
  第1サイクル(セベラルバンチ運転)
  ・11 bunch train × 29
  ・1/7 filling + 5 bunches
  ・203 bunches
  第2サイクル(セベラルバンチ運転)
  ・11 bunch train × 29
  ・1/7 filling + 5 bunches
  ・入射は電流値優先モード(2〜3分毎(マルチバンチ時)もしくは20〜40秒毎(セベラルバンチ時))のTop-Upモードで実施。
  ・蓄積電流 8 GeV、〜100 mA
(4)主なdown timeの原因
  ・原因不明の軌道変動によるアボート
  ・RF BPMによるアボート



2.利用関係
(1)放射光利用実験期間
  第1サイクル(4/3(火)〜4/28(土))
  第2サイクル(5/7(月)〜6/2(土))
(2)ビームライン利用状況
  稼働ビームライン
   共用ビームライン 26本
   専用ビームライン 17本
   理研ビームライン 9本
   加速器診断ビームライン 2本
  第1サイクル(暫定値)
   共同利用研究実験数 253件
   共同利用研究者数 1,113名
   専用施設利用研究実験数 141件
   専用施設利用研究者数 638名
  第2サイクル(暫定値)
   共同利用研究実験数 257件
   共同利用研究者数 1,393名
   専用施設利用研究実験数 163件
   専用施設利用研究者数 688名



◎平成24年6〜7月の運転・利用実績
 SPring-8は6月4日から7月18日までセベラルバンチ運転で第3サイクルの運転を実施している。第3サイクルの運転・利用実績については次号にて掲載する。



◎今後の予定
 7月19日から9月23日まで夏期点検調整期間とし、加速器やビームラインに係わる機器の改造・点検作業、電気・冷却設備等の機器の点検作業等を行う予定である。



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794