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Volume 04, No.3 Pages 84 - 85

4. 研究会等報告/WORKSHOP AND COMMITTEE REPORT

理論サブグループワークショップ報告
Workshop of Theory Subgroup

馬越 健次 MAKOSHI Kenji

姫路工業大学 理学部 Faculty of Science, Himeji Institute of Technology

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 昨年の12月21日(月)と12月22日(火)の2日間、SPring-8中央管理棟講堂において、理論サブグループのワークショップが開かれました。今回は、サブグループができてから初めてのワークショップです。小谷章雄世話人のサブグループ紹介(利用者情報Vol.3,No.4,P39)にも示されているように、設立目的がSPring-8における実験の支援であり、実験の話を聞きたいとのメンバーからの意見もありましたので、実験家にもお出で願って、研究の紹介をして頂きました。ただ、全てのサブグループに声をかける訳にも行かず、ごく一部(A-1,A-2,B-8,D-4)のサブグループにのみ、お出で頂いた状況です。以下にワークショップのプログラムを掲載します。 
 
12月21日(月) 
 
Session 1
 小谷 章雄   はじめに
(東大物性研)
 圓山  裕   X線磁気円二色性
(岡大理)
 小口多美夫  磁性金属多層膜の磁気光学カー効果
(広大院先端)   
 
Session 2
 塚田  捷   Ag吸着Si(111)−Ag表面の構造と電子状態
(東大院理)    

 石井  靖   準結晶研究における高輝度放射光応用の現状
(姫工大理)   

 大谷 泰昭   海外共同利用研究機関の計算システムの紹介とSPring-8への要望について
(富士総研)   

 吉田  博   電子励起原子移動を用いた第一原理からの物質設計と物質創製
(阪大産研)    
 
Session 3
 坂井 信彦   コンプトン散乱実験でわかること、わかりたいこと

(姫工大理)   

 菅野  暁    金属超微粒子の強磁性を放射光で測定するには?

(東大・姫工大名誉教授)
 並河 一道   反強磁性体の共鳴磁気散乱
(東学大) 
 
12月22日(火) 
 
Session 4
 伊藤 正久   X線磁気回折
(姫工大理)
 坂上  護    金属表面の時間分解2光子光電子スペクトル
 笠井 秀明

  興地 斐男

(阪大院工、和歌山高専)

 今田 真    軟X線固体電子分光ビームラインBL25SUにおける高分解能光電子分光と内殻磁気円二色性
(阪大院基礎工)  
 
Session 5
 田中  智   内殻励起による原子移動と2次量子過程の理論

(阪府大総科)   

   萱沼 洋輔     オージェ・フリー発光における格子緩和の効果

   深谷 瑞穂

(阪府大工)
  
 
Session 6
 城  健男       強磁性ウラン化合物のスピン・軌道磁気モーメント
(広大院先端)
 張 紀久夫     種々の有限サイズ規則配列系における波数保存則・ブラッグ散乱・放射寿命

  井川 智恵

(阪大院基礎工)
  
 
 理論家には、講演30分+討論10分、実験家には、講演45分+討論15分でお願いしました。全体として非常に活発な討論ができ、出席して頂いた実験家の評判もまずまずだったと思います。ただ、時期と開催地が多少災いしたのか、名古屋より東からの出席者が少なく、近畿・中国地方の方が多かったと思います。今後も、「SPring-8における実験を支援する」という理論サブグループの目的からして、実験家を交えたワークショップを開催して行きたいと思っております。理論屋に是非聞かせたいと思っておられる実験サブグループからのワークショップ共催の申し込みを歓迎致します。馬越(理論サブグループ実務担当、e-mail : sp8th@sci.himeji-tech.ac.jp)まで連絡して頂ければ、意見調整致します。なお、SPring-8の実験に興味があり、まだ理論サブグループに入っておられない理論家がそばにおられましたら、ご一報下さるか、または、申し込み用紙が、姫工大理学部のウェブサイト(http://www.sci.himeji -tech.ac.jp/)から持っていけるようにしてありますので、ご利用下さる様お伝え頂きたく思います。 
 
馬越 健次 MAKOSHI  Kenji
姫路工業大学 理学部
〒678-1297 兵庫県赤穂郡上郡町金出地1475-2
TEL・FAX:0791-58-0151
e-mail:sp8th@sci.himeji-tech.ac.jp



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
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