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Volume 03, No.3 Pages 4 - 8

2. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8

第2回利用研究課題の審査結果について
The 2nd Proposals Accepted for Beam Time at the Public Beamlines of SPring-8

(財)高輝度光科学研究センター 利用業務部 JASRI SPring-8 Users Office

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1. 課題選定

 第2回共同利用期間の利用研究課題の募集が本年1月6日に締め切られ、直ちに応募があった305件の課題について利用研究課題選定委員会において、生命科学、散乱・回折、XAFS、分光、実験技術・方法の5分科会に分かれて科学技術的妥当性及びSPring-8を利用する必要性についての審査が行われるとともに、SPring-8側での技術的な実施可能性及び安全性の確認が行われ、229件がこの期間の課題として選定され、ビームタイムの配分案が作成された。この結果は2月23日に開催された諮問委員会で承認され、各応募者に通知された。この中にはインドの5件、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダの各1件の計9件の海外からの課題が含まれている。

 選定された利用研究課題についての研究は、SPring-8に設置された10本の共用ビームラインと原研、理研のビームライン各2本、R&D用ビームライン1本の計15本を用いて、本年4月から10月までの第2回共同利用期間に実施される。


2. 共同利用期間の区切り変更

 

 現在、年度の前半と後半になっている共同利用期間の区切りを、暦年の前半と後半に変更することとなり、そのための移行措置として第2回及び第3回共同利用期間を各々約1.5ヵ月延長し、平成11年後半から暦年区切りの6ヵ月毎の共同利用期間とすることとなった。

 これは年度区切りの場合、課題選定の時期が審査委員の多忙な時期と重なっており審査期間の確保が困難なこと、及び夏期・冬期の長期運転停止期間が各共同利用期間の中間に位置し、ユーザーの実験が中断されてしまう等の不具合があるためである。



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794