Volume 02, No.6 Pages 17 - 21
3. 共用ビームライン/PUBLIC BEAMLINE
共用ビームラインのビームタイムを配分
The Beam Time Distribution at the Public Beamlines of SPring-8
(財)高輝度光科学研究センターは、SPring-8の第1回共同利用期間(平成9年10月〜平成10年3月)に共用ビームラインで実施される利用研究課題に対するビームタイムの配分を決定し、平成9年8月末に各実験責任者に通知した。
ビームタイムの配分は10本の共用ビームラインの整備状況及び昨年度末に行われた応募190件の利用研究課題についての審査結果に基づき128件(採択129件中122件、条件付き採択38件中4件、インド関係追加採択4件中2件)に対して行われた。
今回の共同利用期間は、10本の共用ビームラインの性能評価に重点を置くため、ビームラインの試行期間と位置付けられ、本年初めに行われた利用研究課題の募集、選定においてもビームラインの性能評価に関連した課題が優先された。
このため、今回のビームタイムの配分に際し、各ビームラインの建設に協力した研究チームが主となって行うビームラインの調整及び性能評価を行う研究課題の実験と、ビームラインの性能評価・確認に役立つ課題及び放射光利用の研究課題の実験のビームタイムを組み合わせて、試行期間の主要目的である共同利用の本格化に向けたビームラインの調整と性能評価試験を行うとともに、新しい装置の取扱に利用者が速やかに習熟できるように配慮された。
本共同利用期間の加速器及びビームラインの運転は、新しいビームラインの設置のための12月後半から2月前半までの停止期間を除き、2週間(一部3週間)を1サイクルとして3月末までに8回行う予定である。
No. | ビームライン 番号 |
サイクルNo. | 97-8 | 97-9 | 97-10 | 97-11 | 97-12 | 冬期 運転 停止 |
98-1 | 98-2 | 98-3 | |
ビームライン名称 | 期間 | H9.10.10 ↓ H9.10.17 |
H9.10.24 ↓ H9.10.31 |
H9.11.7 ↓ H9.11.14 |
H9.11.21 ↓ H9.11.28 |
H9.12.5 ↓ H9.12.19 |
H10.2.20 ↓ H10.2.27 |
H10.3.6 ↓ H10.3.13 |
H10.3.20 ↓ H10.3.27 |
|||
1 | BL01B1 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 試 験 調 整 運 転 |
3 | 3 | |||
2 | BL02B1 | 結晶構造解析 | 4 | 5 | 5 | 5 | 5 | 6 | 5 | |||
3 | BL04B1 | 高温構造物性 | 3 | 3 | 6 | 2 | 4 | 3 | 3 | |||
4 | BL08W | 高エネルギー非弾性散乱 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 試験調整 運転 |
4 | |||
5 | BL09XU | 核共鳴散乱 | 2 | 6 | 7 | 4 | 6 | 2 | 4 | |||
6 | BL10XU | 高圧構造物性 | 試験調整 運転 |
1 | 2 | 試験調整 運転 |
3 | 3 | 試験調整 運転 |
|||
7 | BL25SU | 軟X線固体分光 | 機器据付、調整 | 挿入装置 据付 |
4 | 7 | ||||||
8 | BL27SU | 軟X線光化学 | 機器据付、調整 | 挿入装置 据付 |
2 | 2 | ||||||
9 | BL39XU | 生体分析 | 1 | 2 | 2 | 1 | 4 | 1 | 2 | |||
10 | BL41XU | 生体高分子結晶構造解析 | 2 | 2 | 3 | 5 | 9 | 6 | 7 | |||
11 | BL45XU | [理研]構造生物学 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 4 | 2 |
注1)数字はそのサイクルに割り当てられた課題数を示す。
注2)本期間では、共用ビームライン10本のビームタイムだけでは実施できない課題の一部について、理研ビームラインBL45XUの利用を計画している。
注3)1サイクルは2週間運転、サイクル97-12のみ3週間運転を予定。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
試 験 調 整 運 転 |
● | 0007 | 丹羽 幹 | 鳥取大学 | ゼオライト担持Pd触媒のXAFSによる構造解析 | ||||||
● | 0008 | 丹羽 幹 | 鳥取大学 | 担持Mo、W酸化物触媒のXAFSによる微細構造解析 | |||||||
● | 0037 | 渡辺 巌 | 大阪大学 | 全電子収量XAFS法による種々の金属板の局所構造解析 | |||||||
● | 0038 | 渡辺 巌 | 大阪大学 | ヨウ化物イオンの種々の溶媒中における溶媒和構造 | |||||||
● | 0039 | 渡辺 巌 | 大阪大学 | 水溶液表面の全反射XAFS | |||||||
● | 0064 | 片山 芳則 | 日本原子力研究所 | 高温高圧下における液体テルル、ヨウ素のXAFS | |||||||
● | 0067 | 久保園芳博 | 岡山大学 | 金属内包のC60のXAFS | |||||||
● | 0071 | 田中 庸裕 | 京都大学 | 金属酸化物マトリックス中の微量Zr, Nb, Mo酸化物のXAFSによる構造解析 | |||||||
● | ● | ● | ● | 0087 | 江村 修一 | 大阪大学 | XAFSビームラインの総合性能比較II―低、中エネルギー領域 | ||||
● | ● | ● | 0094 | 西畑 保雄 | 日本原子力研究所 | XAFSビームラインの総合性能比較I―高エネルギー領域 | |||||
● | 0100 | 田中 庸裕 | 京都大学 | 金属イオンのXANESスペクトルによるビームライン分解能の評価 | |||||||
● | 0110 | 村田 隆紀 | 京都教育大学 | アルカリハライド薄膜単結晶の局所的格子構造のXAFSによる研究 | |||||||
● | 0111 | 蔭山 博之 | シリカガラス中の極微量Cuイオンの構造と発光特性の関係 | ||||||||
● | ● | ● | 0118 | 高橋 昌男 | 大阪大学 | BL01B1XAFSビームラインにおけるXAFS観測システムの調整 | |||||
● | 0119 | 高橋 昌男 | 大阪大学 | 電子収量XAFS法による新しい赤色蛍光体(La1-xEux)2O2CN2のEu周囲の局所構造 | |||||||
● | 0160 | 山口 博隆 | 電子技術総合研究所 | 酸化物ガラス中のNdイオンのK-吸収端EXAFSによる局所構造の測定 |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
● | ● | 試 験 調 整 運 転 |
0003 | 虎谷 秀穂 | 粉末回折実験における結晶アナライザーおよび長尺水平平行スリットの分解能評価 | ||||||
● | 0009 | 黒岩 芳弘 | 千葉大学 | 強弾性体の一次相転移前駆現象 | |||||||
● | ● | 0010 | 坂田 誠 | 名古屋大学 | マキシマムエントロピー法によるフラーレン化合物の電子レベルでの構造研究 | ||||||
● | ● | 0014 | 大嶋 建一 | 筑波大学 | 3元合金の構造ゆらぎ | ||||||
● | ● | ● | ● | ● | 0026 | 野田 幸男 | 千葉大学 | CePのスピン秩序化に伴う格子歪と電荷秩序化 | |||
● | ● | ● | ● | ● | 0027 | 野田 幸男 | 千葉大学 | 六方晶チタン酸バリウムの相転移 | |||
● | 0028 | 笠谷 祐史 | 静岡理工科大学 | 高エネルギーX線を用いたK3H(SO4)2結晶の精密結晶構造解析 | |||||||
● | 0033 | 高橋 功 | 関西学院大学 | シリコンウエハー表面における相転移現象の観察 | |||||||
● | ● | 0062 | 山中 高光 | 大阪大学 | 高圧低温単結晶構造解析のシステム開発 | ||||||
● | ● | 0073 | 田中 清明 | 名古屋工業大学 | 放射光と真空カメラによる遷移金属結晶中の電子密度分布の超精密測定 | ||||||
● | ● | 0084 | 赤浜 裕一 | 姫路工業大学 | 固体酸素ε高圧相の単結晶構造解析 | ||||||
● | ● | 0129 | 小澤 芳樹 | 姫路工業大学 | IPを用いた時間分解強度測定による光励起単結晶構造解析法の開発 | ||||||
● | ● | 0141 | 阪上 潔 | 関西学院大学 | エピタキシャル成長したBaTiO3超薄膜及びそれを含む超格子の構造評価と相転移 | ||||||
● | 0142 | 竹中 康之 | 北海道教育大学 | ホスト・ゲスト包接化合物有機微小結晶のX線構造解析 | |||||||
● | 0143 | 小島 秀子 | 龍谷大学 | 異常分散効果を利用した有機化合物の絶対配置決定 | |||||||
● | ● | 0179 | 鳥海幸四郎 | 姫路工業大学 | ハロゲン架橋一次元金属錯体の微小結晶構造解析および光誘起構造変化の研究 | ||||||
● | ● | 0181 | 阪上 潔 | 関西学院大学 | 高分解能X線回折による準周期超格子膜の構造評価 |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
試 験 調 整 運 転 |
● | 0020 | 八木 健彦 | X線その場観察によるマントル構成岩石の構造と状態方程式の決定 | |||||||
● | 0025 | 遠藤 裕久 | 福井工業大学 | 高温高圧下におけるヒ素カルコゲナイドの半導体-金属転移に伴う構造変化 | |||||||
● | 0036 | 辻 和彦 | 慶応義塾大学 | 高温における液体テルルの構造 | |||||||
● | ● | ● | 0049 | 入舩 徹男 | 愛媛大学 | 高温高圧X線その場観察による地球内部物質の相転移、融解、レオロジーの研究 | |||||
● | ● | ● | 0051 | 浦川 啓 | 岡山大学 | 高圧下におけるFe-FeS系融体の構造解析 | |||||
● | 0055 | 大高 理 | 大阪大学 | AX2型化合物の高温高圧相転移 | |||||||
● | ● | ● | 0099 | 桂 智男 | 岡山大学 | Mg2SiO4-Fe2SiO4系の高圧相平衡関係の精密決定 | |||||
● | 0112 | 八尾 誠 | 京都大学 | 超臨界水の構造解析 | |||||||
● | ● | 0122 | 内海 渉 | 日本原子力研究所 | 融剤を用いた黒鉛-ダイヤモンド変換のその場観察 | ||||||
● | 0130 | 武田 信一 | 九州大学 | 高温における液体IIIb-Te混合系の構造 | |||||||
● | 0138 | 遠藤 将一 | 大阪大学 | PbZrO3の圧力-温度相図の決定 | |||||||
● | 0157 | 辻 和彦 | 慶応義塾大学 | 液体カルコゲンの構造の圧力変化 | |||||||
● | ● | 0163 | 乾 雅祝 | 広島大学 | 高温高圧下の超臨界流体セレンの構造 | ||||||
● | ● | 0164 | 田村剛三郎 | 広島大学 | 超臨界流体水銀の構造 | ||||||
● | 0180 | 北村 直之 | 通産省工業技術院 | 高圧下におけるガラス転移点付近でのSiO2とGeO2の構造解析 |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
● | ● | ● | ● | ● | 試験 調整 運転 |
● | 0104 | 坂井 信彦 | 磁気コンプトン散乱の実験環境(検出器、低温、磁場)の性能評価 | ||
● | ● | ● | ● | ● | ● | 0105 | 坂井 信彦 | 姫路工業大学 | 高エネルギーX線の円偏光度の測定 | ||
● | ● | ● | ● | ● | ● | 0106 | 坂井 信彦 | 姫路工業大学 | 300-keVX線用モノクロメーターの性能評価 | ||
● | B. K. Sharma | Univ. of Rajasthan | Magnetic Compton Profiles of CeFe2 & CeRu2 based compounds Phase-I |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
● | 試 験 調 整 運 転 |
0005 | 三井 隆也 | 摂動条件下での核共鳴散乱の研究 | |||||||
● | 0006 | 原見 太幹 | 日本原子力研究所 | ヘモグロビンのX線非弾性散乱 | |||||||
● | 0069 | 伊藤 正時 | 慶応義塾大学 | 固液界面の動的構造解析 | |||||||
● | 0076 | 瀬戸 誠 | 京都大学 | 核共鳴非弾性散乱法の開発研究 | |||||||
● | 0077 | 瀬戸 誠 | 京都大学 | 核共鳴非弾性散乱によるHg系高温超伝導体における格子振動の研究 | |||||||
● | 0078 | 瀬戸 誠 | 京都大学 | 低次元性物質における振動状態の核共鳴非弾性散乱による研究 | |||||||
● | 0079 | 瀬戸 誠 | 京都大学 | 放射光核共鳴散乱によるカシミール効果の研究 | |||||||
● | ● | 0080 | 高橋 敏男 | 東京大学 | X線CTR散乱における多波回折効果 | ||||||
● | ● | 0081 | 高橋 敏男 | 東京大学 | X線回折散乱法による表面・界面構造研究 | ||||||
● | 0089 | 那須 三郎 | 大阪大学 | アモルファス強磁性体の核共鳴散乱 | |||||||
● | 0090 | 那須 三郎 | 大阪大学 | 核共鳴放射光を用いた超高圧下57Feメスバウアー分光 | |||||||
● | 0091 | 那須 三郎 | 大阪大学 | 核共鳴前方散乱の時間積分測定 | |||||||
● | 0115 | 岸本 俊二 | 高エネルギー加速器研究機構 | APD電子検出器による197Au核励起現象の観測 | |||||||
● | 0117 | 小林 寿夫 | 東北大学 | Tm化合物における高圧力下・低温でのメスバウアー分光 | |||||||
● | 0120 | 岡野 達雄 | 東京大学 | 表面単原子層からの内部転換電子放射の測定 | |||||||
● | 0170 | 菊田 惺志 | 東京大学 | 核共鳴散乱高性能核モノクロメータの開発 | |||||||
● | 0171 | 菊田 惺志 | 東京大学 | 核共鳴散乱X線を利用した強度相関・干渉実験 | |||||||
● | ● | ● | ● | ● | 0172 | 依田 芳卓 | 東京大学 | 高いエネルギー準位をもつ原子核による核共鳴散乱 | |||
● | ● | ● | ● | ● | 0173 | 依田 芳卓 | 東京大学 | 核共鳴散乱X線の基礎過程 | |||
● | 0174 | 張 小 威 | 高エネルギー加速器研究機構 | 14.4 keV核共鳴X線波長の絶対測定 | |||||||
● | 0176 | 安藤 正海 | 高エネルギー加速器研究機構 | ヘマタイト完全結晶における57Fe核共鳴ブラッグ散乱を用いたX線回折学の研究 |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
試 験 調 整 運 転 |
● | ● | 試 験 調 整 運 転 |
● | 試 験 調 整 運 転 |
● | 試 験 調 整 運 転 |
0013 | 浜谷 望 | 四面体分子結晶の超高圧力下における結晶・アモルファス構造解析 | |
● | 0017 | 川村 春樹 | 姫路工業大学 | 分子性結晶の高圧下の構造相転移 | |||||||
● | 0040 | 小野寺昭史 | 大阪大学 | イオウの高圧高温相探索 | |||||||
● | 0065 | 片山 芳則 | 日本原子力研究所 | 高温高圧下における液体テルル、ビスマスの密度 | |||||||
● | 0083 | 赤松 裕一 | 姫路工業大学 | 固体酸素高圧相の結晶構造解析と分子解離の探索 | |||||||
● | 0158 | 辻 和彦 | 姫路工業大学 | III-V化合物の高圧相からのアモルファス化 |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
機器据付、 調整 |
試 験 調 整 運 転 |
● | 0012 | 今田 真 | 大阪大学 | 強磁性及び半導体-金属転移の共存するペロブスカイト酸化物の磁気円二色性 | |||||
● | ● | 0016 | 大門 寛 | 大阪大学 | 円偏光光電子回折 | ||||||
● | ● | 0042 | 菅 滋正 | 大阪大学 | 2次元光電子分光装置の整備とスピン偏極光電子回路 | ||||||
● | ● | 0043 | 菅 滋正 | 大阪大学 | 軟X線ビームラインの整備と強相関係Ce近藤物質の高エネルギー分解能高エネルギー共鳴光電子分光 | ||||||
● | ● | 0044 | 菅 滋正 | 大阪大学 | 高分解能高精度内殻吸収磁気円偏光2色性測定装置の整備とスピン偏極バンド測定 | ||||||
● | 0045 | Alok Banerjee | IUC-DAEF* | Magnetic Circular Dichroism (MCD) in Li doped NiO | |||||||
● | 0070 | 宮原 恒昱 | 内殻励起磁気円二色性測定による希土類金属・3d遷移金属合金および多層膜の磁性の研究 |
*:Inter University Consortium for DAE Facilities
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
機器据付、 調整 |
試 験 |
● | ● | 0059 | 奥山 雅則 | 大阪大学 | 電子材料の薄膜作製、エッチングならびに微細加工 | ||||
● | ● | 0162 | 鈴木 功 | 原子・分子の高分解能共鳴オージェ電子スペクトル |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
試 験 調 整 運 転 |
● | 0018 | 林 好一 | 京都大学 | 単結晶の蛍光X線ホログラフィー | ||||||
● | 0021 | 桜井 健次 | 超微量化学状態分析実験のための高分解能蛍光X線検出システムの開発 | ||||||||
● | 0022 | 桜井 健次 | 金属材料技術研究所 | 微小液滴中超微量金属の化学状態分析 | |||||||
● | 0023 | 桜井 健次 | 金属材料技術研究所 | 全反射蛍光X線・散乱X線測定による薄膜界面の分析法に関する研究 | |||||||
● | 0032 | 伊藤 正久 | 姫路工業大学 | 移相子を用いた単色X線磁気回折法の開発 | |||||||
● | 0125 | 中井 泉 | 東京理科大学 | 臨床医学試料の全反射蛍光X線分析法の開発 | |||||||
● | 0126 | 下條 信弘 | 筑波大学 | 細胞レベルでのSR-XRFイメージングとTUNEL染色とのコンビネーション分析法の開発とその応用 | |||||||
● | 0131 | 早川慎二郎 | 東京大学 | 高分解能蛍光X線分光とスピン選択XAFS | |||||||
● | 0132 | 早川慎二郎 | 東京大学 | 走査型硬X線顕微鏡による微量元素の状態分析 | |||||||
● | 0153 | 圓山 裕 | 岡山大学 | BL39XU光学系の評価 | |||||||
● | 0154 | 圓山 裕 | 岡山大学 | 磁気散乱・吸収測定装置の評価 | |||||||
● | 0155 | 圓山 裕 | 岡山大学 | MCDによる強磁性3d遷移金属化合物における多電子励起状態 | |||||||
● | 0156 | 圓山 裕 | 岡山大学 | 偏光変調モードによるPtL2,3-吸収端X線磁気円二色性の測定 |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
● | 試 験 調 整 運 転 |
0024 | 難波 啓一 | 松下電器産業㈱ | 細菌べん毛フィラメントのX線繊維回折法による構造解析 | ||||||
● | 0041 | 森本 幸生 | 姫路工業大学 | ビタミンB12と結合する酵素ジオールデヒドラーゼの構造研究 | |||||||
● | 0050 | 甲斐 泰 | 大阪大学 | トキイロヒラタケ由来色素タンパク質のX線構造解析 | |||||||
● | 0054 | 福山 恵一 | 大阪大学 | タバコネクロシスウィルス、ベルオキシダーゼおよびアミラーゼインヒビターのX線結晶解析 | |||||||
● | 0056 | 田中 信夫 | 東京工業大学 | 構造からみた酵素の耐熱化機構 | |||||||
● | 0068 | 濡木 理 | 東京大学 | アミノアシルtRNA合成酵素とtRNAの複合体のX線結晶構造解析 | |||||||
● | 0075 | 藤井 敏 | 大阪大学 | 機能性核酸分子の構造基盤の解明 | |||||||
● | 0088 | 宮野 雅司 | 日本たばこ産業㈱ | PGDSの結晶構造解析 | |||||||
● | 0097 | 山根 隆 | 名古屋大学 | Bacillus由来アミラーゼの結晶構造と機能の解析 | |||||||
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 0102 | 神谷 信夫 | 理化学研究所 | タンパク質結晶解析(MIR-OAS)共用ビームラインにおけるルーチン解析の実証 | |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 0103 | 神谷 信夫 | 理化学研究所 | タンパク質結晶解析(MIR-OAS)共用ビームラインの立ち上げ | |
● | 0116 | 中川 敦史 | 北海道大学 | 多波長異常分散法によるリボソームタンパク質S7のX線結晶構造解析 | |||||||
● | 0140 | 三木 邦夫 | 京都大学 | 高分解能結晶構造精密化に基づく生体高分子結晶構造解析ビームラインの性能評価 | |||||||
● | 0149 | 山口 宏 | 大阪大学 | 銅アミン酸化酵素のトーパキノン生成機構の極低温条件下での時間分割解析 | |||||||
● | 0159 | 山懸ゆり子 | 大阪大学 | 大腸菌とマウス由来突然変異原ヌクレオチド(8-oxo-dGTP)分解酵素の構造 | |||||||
● | 0178 | 酒井 宏明 | チトクロムc酸化酵素の高分解能X線結晶構造解析 | ||||||||
● | 0183 | 吉川 信也 | 姫路工業大学 | 結晶構造に基づくチトクロム酸化酵素の水素イオン能動輸送機構の研究 | |||||||
● | 0187 | 前田雄一郎 | 松下電器産業㈱ | Native Thin FilamentおよびF-actin配向ゾルのX線繊維回折 | |||||||
● | 0188 | Dmitry G. Vassylyev | 松下電器産業㈱ | Crystal structure analysis of Phe -tRNA-synthetase from T. ther- mophilus complexed with 1) tRNA ; 2) tRNA and phenyladenylate ; and 3) tRNA and Phe ; 4) Phe and ATP 5) ApA4 ; 6) tRNA and ApA4 | |||||||
● | 0189 | 前田雄一郎 | 松下電器産業㈱ | トロポミオシンの単体および他の蛋白質との複合体の結晶構造解析 | |||||||
● | 0190 | 前田雄一郎 | 松下電器産業㈱ | トロポニン複合体の結晶構造解析 | |||||||
● | M. V. Hosur | Bhabha Atomic Research Center | X-ray structure analysis of drug-resistant HIV-1 protease, protease inhibitor complexes, and rHCAI and substrate/inhibitor complexes. |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。
11.その他
今回の利用期間の利用研究課題のうち、共用ビームラインで実施できない以下の5件については、理研ビームラインのビームタイムの一部を利用することを計画している。
サイクルNo. | No. | 所属機関 | 利用研究課題名 | ||||||||
97 -8 |
97 -9 |
97 -10 |
97 -11 |
97 -12 |
98 -1 |
98 -2 |
98 -3 |
||||
● | ● | ● | ● | ● | 試 験 調 整 運 転 |
● | ● | 0015 | 八木 直人 | 研究センター |
小角散乱ビームラインの骨格筋X線回折実験への応用のテスト |
● | ● | ● | ● | 0048 | 猪子 洋二 | 大阪大学 | アンジュレータ光を用いた高分解能小角散乱装置による生体超分子の溶液散乱測定 | ||||
● | 0146 | 徳永 史生 | 大阪大学 | 時分割X線回折測定による光駆動プロトンポンプ(バクテリオロドプシン)の機能発現過程で生じる構造変化の実時間測定 | |||||||
● | 0147 | 徳永 史生 | 大阪大学 | Photoactive Yellow Proteinの変異体を用いた溶液構造の安定性と光による構造変化 | |||||||
● | 0148 | 片岡 幹雄 | 大阪大学 | 温度ジャンプによる蛋白質折り畳み過程の時分割X線溶液散乱測定 |
注:●はビームタイムが配分されたサイクルを示す。