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Volume 02, No.2 Pages 27 - 28

3. 共用ビームライン/PUBLIC BEAMLINE

SPring-8利用研究課題応募状況
Proposals Submitted for the Beam Time at the Public Beamline of SPring-8

(財)高輝度光科学研究センター 利用業務部 Japan Synchrotron Radiation Research Institute (JASRI) SPring-8 Users Office 

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1.はじめに

 (財)高輝度光科学研究センターでは、平成9年10月から供用を開始するSPring-8の共用ビームラインについて、平成10年3月までの6カ月間の試行期間にSPring-8を利用して実施する利用研究課題の募集を行い、このほど締め切りました。今回募集の対象となったビームラインは次に示した10本で、この期間に並行して実施されるビームラインの性能評価試験に関連した課題が優先的に受け入れられることになっています。

BL01B1(XAFS)

BL02B1(結晶構造解析)

BL04B1(高温構造物性)

BL08W (高エネルギー非弾性散乱)

BL09XU(核共鳴散乱)

BL10XU(高圧構造物性)

BL25SU(軟X線固体分光)

BL27SU(軟X線光化学)

BL39XU(生体分析)

BL41XU(生体高分子結晶構造解析)

 

 

2.応募件数

 利用研究課題の応募総数は190件でした。このうち日本国内からは185件、外国からは、日本人のコンタクトパーソンを通して5件申請がありました。今回の応募を審査希望分野別に集計した結果を表1及び図1に示します。

 

表1 審査希望分野別応募件数

 審査希望分野別 件数
 生命科学(L : Life Science) 42 注1)
 散乱・回折(D : Diffraction & Scattering) 79
 XAFS(X : XAFS) 25
 分光(S : Spectroscopy) 23
 実験技術、方法(M : Method & Instrumentation) 13
 その他(O : Other) 8
   合   計 190

注1)L及びDを指定してあるもの3件をLに入れた。

 

図1 審査希望分野別応募件数の割合(%)

 

 

 また、ビームライン別の応募件数及び審査希望分野を図2に示します。

 

図2 ビームライン別応募件数及び審査希望分野

 

 

3.国内応募者の地域及び機関別分布

 今回国内で応募があった申請について、申請者(実験責任者)の地域別分布割合(%)を図3に示します。SPring-8に近い近畿が多く、次いで大学等研究機関の多い関東となっています。

 

図3 国内応募者の地域別分布割合(%)

 

 また、国内の機関別にみますと、表2のようにほとんどが大学関係となっています。

 

表2 国内応募者の所属機関別件数

 応募者の所属 件数
 大学(国、公、私) 158件 
 国公立試験研究機関  16件 
 民間企業 11件 
   合  計 185件 

 

 

4.今後の予定

 応募のあった申請書は、現在利用研究課題選定委員会分科会で審査中です。審査結果は4月頃に申請者(実験責任者)にお知らせする予定です。「はじめに」でも述べましたように、平成9年10月からの試行期間はビームラインの性能評価試験が行われますので、これと並行して行える課題が優先的に受け入れられることになります。また、SPring-8の運転状況、ビームライン整備の進捗や性能評価試験の状況により、利用時間や利用可能な装置、持ち込める試料等に制限を受けることがありますので、あらかじめご了承ください。

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794