ページトップへ戻る

Volume 25, No.2 Pages 199 - 200

4. SPring-8/SACLA通信/SPring-8/SACLA COMMUNICATIONS

2019B期におけるSPring-8/SACLAユーザー要望等について
SPring-8/SACLA User Requests in 2019B

登録施設利用促進機関 (公財)高輝度光科学研究センター 利用推進部 Registered Institution for Facilities Use Promotion, User Administration Division, JASRI

pdfDownload PDF (656 KB)
SPring-8 SACLA

 

 SPring-8およびSACLAでは、各ビームタイム終了後に実験グループごとに「ビームタイム利用報告書」を提出いただいております。この報告書には、その実験の概要、次回の利用者へのアドバイスや施設に対する要望、提案等を記入いただいております。
 2019B期における要望等の状況は下記のとおりです。これら要望等と、それに対する施設側の回答(内容により、必ずしも全てではありません)につきましては、User Informationで公開されています。

 

 

1. 2019B期 要望等全体概要

2019B期 実施
課題数
利用実験数
(報告書数)
うち、要望等コメントがある*1報告書数
技術的要望等 施設他要望等 その他(お礼)
SPring-8共用BL 809 1319 51 54 137
SACLA共用BL 56 62 16

*1「なし」「None」等のコメントを除く。

 

<SPring-8共用BL技術的要望等(計51件)の研究分野/手法*2別内訳>

手法\分野 生命科学
医学応用
物質科学
材料科学
化学 地球・
惑星科学
環境科学 産業利用
X線回折 9 7 6     1
X線散乱   3 3     1
X線非弾性散乱   2       1
X線・軟X線吸収分光   3 1 2   2
光電子分光   4       1
X線イメージング 3 1        
その他           1

*2課題申請時の利用者申告ベース。

 

 

2. 2019B期 要望等の内容(一部抜粋)
(1)技術的要望等

○hn依存性を測定するときに、ID1、ID2、S1/S2、Gratingをすべて手で入力する必要がありました。このやり方は、ヒューマンエラーによってトラブルのもとになるので、可能な限りで測定の自動化が必要かと思いました。
【物質科学・材料科学/光電子分光】

○Ptに放射光を照射する際に、酸化を防ぐためにArを試料に当てながら実験を行った。しかし、比較的短時間で酸化が生じたため、試料を移動しながら放射光の照射位置を変化させて測定を行った。現状のようなArガスの照射方法が適切であるのか考慮の余地があるように思われる。担当者には予備実験を行い、Ptの酸化が生じないことを調べて頂いていたが、酸素分圧がもっと低い状況での測定が必要であるのかもしれない。この辺りを検討いただけるとありがたく思う。
【物質科学・材料科学/X線・軟X線吸収分光】

○モノクロの入射強度の時間変動が大きい(ピーク強度から10分の1程度まで)ので、変動が出来るだけ小さくなるとありがたい。
【地球・惑星科学/X線・軟X線吸収分光】

○今回の実験でも利用した試料冷凍機は、他の実験でも利用可能であると考えられるので、低温実験を計画しているユーザーに広く利用を呼び掛けると良いのではないか。実験によっては、シュラウドからのバックグラウンド散乱が問題となるので、大きなサイズのシュラウドも用意していただけると利用しやすいだろう。
【物質科学・材料科学/X線非弾性散乱】

 

(2)施設その他要望等

○試料準備室にあったソファが無くなり、同室での深夜実験時の仮眠ができなくなってしまいました。可能でしたらソファの設置を検討いただけましたら幸いです。

○暗くなってからA2扉を出た際に足元が暗くて少し危険を感じました。照明があると良いのかもしれません。

○宿舎のチェックアウトですが、24時間体制にできないでしょうか?具体的には、事前清算とカードキーの返却の無人化(ポストインでいいと思います)の実施です。夜の実験で、撤収作業後に10:30までのチェックアウトを行うのはストレスです。深夜に起こすのも申し訳ないですし…。

○宿舎のテレビを復活してほしい。食べ物の自販機をもっと設置してほしい。

 

 

3. 要望等及び施設側回答の公開場所
 SPring-8/SACLA User Informationのいずれからも検索・閲覧ができます。
[検索・閲覧手順]
① 「ビームタイム利用報告書(要望・回答)検索」
② 利用期、ビームライン番号等を入力
③ 「検索」

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794