ページトップへ戻る

Volume 05, No.6 Pages 382 - 384

1. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8

SPring-8運転・利用状況
SPring-8 Operational News

(財)高輝度光科学研究センター 計画管理グループ JASRI Planning Management Section
pdfDownload PDF (224 KB)


◎平成12年8月の実績

 SPring-8は6月17日から8月27日まで夏期の長期運転停止期間として以下の作業・点検等を実施し予定通り終了した。


1.夏期長期運転停止期間中の主な作業
(1)線型加速器関係

 ①アライメント確認作業

 ②電磁石電源・モジュレーター点検作業

 ③BPM設置作業

 ④制御系変更作業

 ⑤その他点検・整備作業


(2)シンクロトロン関係

 ①Sy、SSBT定期点検作業

 ②ビームモニタ設置作業

 ③RFローパワー系改造作業

 ④RFローパワー出力試験

 ⑤その他点検・整備作業


(3)蓄積リング関係

 ①ビームラインの増設

 ②挿入光源の新規据付・既設改修作業

 ③FEの新規据付・既設改造調整作業

 ④RFクライストロン電源点検作業

 ⑤長直線部電磁石・真空改造作業

 ⑥VMEメンテナンス作業

 ⑦その他点検・整備作業


(4)ユーティリティ関係

 ①FE専用冷却水循環装置作業

 ②その他定期点検・整備作業


(5)安全管理関係

 ①入退出管理システム定期点検

 ②放射線監視システム定期点検

 ③放射線モニタ定期点検

 ④その他点検・整備作業


◎平成12年8~9月の運転・利用実績

 SPring-8は8月28日(線型加速器、シンクロトロンは8月21日)から9月8日までマシン調整期間、9月12日から9月29日までマシン及びビームライン調整期間(第8サイクル)を実施した。この期間は夏期の運転停止期間に行われた、長直線部の改造によるマシンの調整と新規に設置された機器、既設の改造等を行った機器の調整及び第9サイクル以降のユーザー運転に向けての調整期間としユーザーへの放射光の提供は行わなかった。


1.装置運転関係
(1)運転期間

 マシン調整期間(8/28(月)~9/8(金))

 マシン及びビームライン調整期間

 (第8サイクル 9/12(火)~9/29(金))

(2)運転時間の内訳

 運転時間総計    約666時間

 装置の調整     約666時間

(3)主な調整内容

 ①COD補正

 ②局所クロマティシティ補正

 ③局所ハーモニック補正

 ④水平・垂直ディスパージョン補正

 ⑤HOM調整

 ⑥ビーム応答関数の測定

 ⑦主要パラメーターの測定

 ⑧COD補正プログラムの性能確認

 ⑨rf-BPM Interlock Windowの確認、決定

 ⑩ビームライン光軸確認

 ⑪各ビームライン調整


◎ニュースバル

 ニュースバルは6月17日から9月12日まで夏期の長期運転停止期間として以下の作業・点検等を実施し予定通り終了した。第8サイクルは9月13日から9月19日まで加速器調整、挿入光源調整、ビームライン調整(焼き出し運転含む)を行い、9月20日から9月29日まで利用運転(焼き出し運転含む)を行った。


1.夏期長期運転停止期間中の主な作業
(1)ビームラインの増設
(2)NEG活性化
(3)挿入光源制御系改造作業
(4)RF保守点検作業
(5)電磁石電源保守点検作業
(6)その他点検・整備作業

2.装置運転関係
(1)運転期間

 第8サイクル(9/13(水)~9/29(金))

 (土日は基本的に運転停止)


◎今後の予定

(1)10月4日から12月22日まで3週間連続運転モードで4サイクル(第9~12サイクル)の運転を行う予定である。運転モードについては決定しだいユーザーに報告する。

(2)第12サイクル以降は、12月23日より冬期の長期運転停止期間に入り(来年1月中旬まで)、各設備及び機器の点検作業等を行う予定である。


◎平成12年度のSPring-8運転計画

 5月号でお知らせした平成12年度(平成12年4月~平成13年3月)の運転計画での未確定であった期間(平成13年1月~3月)についての計画の検討・調整を行い、別図1のように計画を変更した。(但し、本計画は今後も検討によっては若干修正される可能性がある。

 正式に運転計画が決定され次第、SPring-8ホームページや利用者情報誌でお知らせする。


(1)運転予定表

 別図1に平成12年度(2000年度)の運転計画を示す。

(2)主な変更点

 ①平成13年の第1サイクル以降の1サイクル当たりの運転期間は、原則4週間連続運転モードとする。

 ②3週間連続運転モードでのマシンスタディの期間についてはこれまで通り、各サイクルの後半に行う予定。4週間連続運転モードでのマシンスタディについてはサイクルのなかばに行う予定である。

(3)運転計画の内訳

 ①サイクル数

  平成12年度の平成13年1月~3月までの運転は合計3サイクル(平成13年;第1~第3サイクル)を予定している。 

 ②1サイクル当たりの期間

  1サイクル当たりの期間は原則4週間連続運転モードを取り入れ、放射光利用運転時間の拡大をはかる予定である。

(4)運転スペック等

 各サイクルの詳細な運転スペック(蓄積電流値やバンチ運転、フィリング等)については、利用者の要望等を踏まえ、各サイクル開始前に開催される「スケジュール調整会議」で、検討・調整をする。

 会議で決定された運転スペックについては、すみやかにSPring-8ホームページなどでお知らせする。

(5)注意事項

 長期停止期間については、今後の検討により変更される可能性がある。また、停止期間中に設置、増設されるビームラインや挿入装置についても変更される可能性がある。




平成12年度(2000年度)SPring-8運転計画予定表



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794