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Volume 04, No.5 Pages 51 - 53

7. 談話室・ユーザー便り/OPEN HOUSE・A LETTER FROM SPring-8 USERS

ユーザーの声に応えて
To the SPring-8 User Requests

財団法人高輝度光科学研究センター 利用業務部

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 SPring-8を利用されたユーザーからの施設に対する要望は、ビームタイム終了後退所時に実験グループごとに提出していただいている「ビームタイム利用報告書」、JASRIの技術支援方策検討委員会が行ったアンケート調査や利用業務部に設置した投書箱等に寄せられています。供用開始後3ヶ月の間に寄せられた要望とその検討状況を利用者情報Vol.3No.1(平成10年1月)に掲載しましたが、今回はその後についての状況をお知らせいたします。

 寄せられた要望の数は、平成10年4月から平成11年6月までに提出された「ビームタイム利用報告書」の「次回の利用者へのアドバイスや施設に対する要望、提案等記入欄」に記入があった265件、アンケート調査の回答290件、利用業務部の投書箱に5件です。これらの要望について施設の各部署で検討しておりますが、現在までに対応ができたものについて、それが運用された順に以下に示します。本誌に掲載してユーザーにお知らせしたものはそのページを示しましたので参照してください。また現在関連事項を掲示しているSPring-8のホームページのURLも示しました。


平成10年
4月 生物試料準備室供用開始

 蓄積リング棟のD24号室に、中央実験台、ドラフト、遠心分離器、UV-Vis.分光器、顕微鏡、インキュベーター、フリーザー、製氷機、純水製造システム等の機器類が整備されています。

 利用者情報 Vol.3 No.3,p.54(1998年5月号)
 http://www.spring8.or.jp/JAPANESE/user_info/instruction/D24_manual.html

4月 ユーザー談話室供用開始

 蓄積リング棟の全周にわたり6室(A3扉-a共7、B2扉-b共4、B4扉-b共9、C1扉-c共3、D1扉-d共3、D3扉-d共9)を談話室として整備しました。利用されるビームラインに近い談話室を自由に利用できます。各談話室には、ソファー、打ち合わせ机、ホワイトボード、電気ポット、電子レンジ、コーヒーメーカー、冷蔵庫、共用のLogin Terminal(パソコン)があります。

 利用者情報 Vol.3 No.3,p.54(1998年5月号)

4月 図書室をユーザーに開放

 図書室は、蓄積リング棟D2扉横にあります。

 24時間閲覧できます。

 蔵書図書は約800冊で、雑誌も外国学術雑誌を中心に約100タイトル(7000冊)置いています。また、オンラインジャーナルも一部実施しています。

 利用者情報 Vol.3 No.3,p.54(1998年5月号)
 [図書室だより:利用者情報Vol.4 No.1,p.52(1999年1月号)]

5月 交流施設の居室のケーブルTVで運転情報表示サービス開始

 WWWホームページの「SPring-8運転状況」画面を居室のケーブルTVの13チャンネルで放送開始。

 http://www.spring8.or.jp/JAPANESE/user_info/CATV.html

10月 ストックルーム/コーナー供用開始
 (12月 全コーナー供用)

10月 蓄積リングへの入射回数を1日1回にする

 SPring-8は供用開始時には蓄積電流20mAで蓄積リングへの入射を1日2回行っておりましたが、蓄積電流が70mA(平成11年6月からは100mA)、ビームのライフタイムが50時間以上になりましたので、98-11サイクルから、特殊な運転モードを除き、入射を1日1回にしました。


11月 化学試料準備室供用開始

 化学試料準備室D-1(リング棟D1扉のすぐ南側のd共1)と化学試料準備室D-2(d共2)の2部屋があります。化学試料準備室D-1では、腐食性のガスや揮発性の無機酸類などの化学物質を、化学試料準備室D-2ではそれ以外の物質の使用ができます。利用時間は当面、平日の午前9時から午後5時までです。利用の際には所定の利用申込書を提出して利用許可を受けていただきます。許可されるとIDカード(ユーザーカード)で入室できます。なお、実験廃液は持ち帰っていただいています。

 利用者情報Vol.4 No.1,p.25(1999年1月号)
 http://haruya.spring8.or.jp/CAD/chemlab/chemlab.html

11月 研究交流施設管理棟ロビーにLogin Terminalを設置

 ロビーの奥にWindowsのPersonal Computerが3台設置されています。wwwブラウザーやtelnet等がご利用頂けます。利用の際には利用記録簿に氏名、所属、利用時刻を記入して下さい。

 利用者情報Vol.4 No.1,p.38(1999年1月号)
 http://www.spring8.or.jp/JAPANESE/user_info/login_terminal.html

11月 研究交流施設の居室でのInternet接続の供用開始

 各ユーザーが持ち込まれたパソコンを情報コンセントにつなぎ、各部屋の内線番号に対応したIP Addressを設定することにより、Internet接続ができます。

 利用者情報Vol.4 No.1,p.38(1999年1月号)
 http://www.spring8.or.jp/JAPANESE/user_info/gh_internet.html

12月 喫茶室(食堂内)で13時以降に軽食の提供を開始

12月 SPring-8サイト内に郵便ポストが設置される

 中央管理棟2階南出入り口の西側植栽部に設置されています。


12月 屋外用自転車の貸し出し開始

平成11年
1月 ボーナスシフト提供(課題募集選定)

 割り当てられた利用期間中にビームダンプや装置の故障が生じ一部実験ができなかったユーザーに、ボーナスシフトを提供しました。

 このシフトは、施設側による加速器やビームラインの立ち上げ調整及び総合試験期間から、施設側の習熟や作業手順の合理化等により捻出したもので、各ビームラインで最大12シフトでした。

 利用者情報 Vol4.No.3,p.40(1999年5月号)
 募集案内 http://www.spring8.or.jp/JAPANESE/user_info/bonus_shift99.html

3月 蓄積リング棟C1扉付近の駐車場に街灯設置

7月 液体窒素置き場の5カ所すべてのコーナーを供用
 (これまでは3カ所のみ供用していた)

 土曜日、日曜日に利用業務部の受付および安全教育、試料持ち込みの確認が受けられるようにというご要望はたいへん多く寄せられており、10月以降は予約により土休日にも受付ができるよう、現在検討を進めております。また、売店の設置、交流施設の居室のTVでNHKを視聴、現金自動支払機の設置、公衆電話の増設、土日のバスの便を良くしてほしいという要望も多くいただいています。これらについては、関係機関との交渉を進めています。バスの便については、次回の時刻改正にあわせて、土日を含めSPring-8へ乗り入れるバスの本数を増やす方向の回答を得ています。それ以外については実現までには、まだしばらく時間がかかりそうですが、交渉を継続いたします。

 さて、利用業務部受付に平成11年3月から投書箱(目安箱)を設置しました。投書に対する回答は利用業務部受付にある掲示板に掲示したのちファイルし、ファイルは閲覧できるようにしております。現在までに頂いた5件の投書は以下のとおりです。


1.(投書 99/4/12受理)

「なぜ図書館がないのでしょうか?古い文献に当たりたい時困ります。」

(回答 99/4/13)

「(図書館はありませんが、)図書室は蓄積リング棟D2にあります。収蔵学術雑誌は平成5年ころから購入しています。(古いものはありませんが)ぜひ図書室をご利用ください。」


2.(投書 99/4/30受理)

「C1扉の外の駐車場が手ぜまです。できればもっと広げてほしい。」

(回答 99/4/30)

「現在C1扉付近にスタッフの居室があり、C1扉付近の駐車場を利用する人数が増えています。リング棟にあるスタッフの居室は、新しい建物が完成するまでの臨時の措置ですので、新しい建物が完成しだい、駐車場の混雑も解消される予定です。それまでは少し遠くなりますが隣の扉の駐車場をご利用くださいますよう、ご協力をお願いいたします。」


3.(投書 99/4/30受理)

「売店をぜひ入れてほしいです。」

(回答 99/4/30)

「継続して検討いたします。」


4.(投書 99/5/14受理)

「最近実験ホールの共同利用自転車が少なくなっている様な気がします。ユーザーの数が増えたのが原因でしょうか。A2扉にはいつも自転車がありません。」

(回答 99/5/14)

「各ユーザーが自転車をビームラインに取り込まないで扉に返していただけるようご協力お願いいたします。」


5.(投書 99/6/28受理)

「バスが12:30に来ますのでランチタイムにもフィルムバッチ等を交付して下さい。」

(回答 99/6/28)

「ランチタイム(お昼休み)に到着されて、どうしても直ちに線量計、カード等が必要な場合は、事前にご連絡いただければ対応致しますので、お手数でも利用業務部受付までご連絡ください。」


 ビームライン・ステーションに対する技術的な要望はそれぞれの担当が対応しておりますが、各ユーザーに共通するような要望の検討状況は、このページでもお知らせしていきます。今後もユーザーの皆様のご要望が実現できるよう努力いたしますので、「ビームタイム利用報告書」の要望記入欄や利用業務部受付に設置している投書箱等に、ご要望をお寄せください。

(番外編:交流施設の居室の風呂場にイスをおいて欲しいという要望は、早い時期に実現しました。ユーザー談話室の流しはポットに水が汲みにくいので、改善してほしいという要望については、現在、流しの取り替えを検討中です。)



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[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794