Volume 04, No.5 Pages 21 - 22
2. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8
SPring-8共用ビームライン利用研究課題の募集について
Call for the Beam Time Application at the Public Beamline of SPring-8
放射光利用研究促進機構 (財)高輝度光科学研究センター Organization for the Promotion of Synchrotron Radiation Research・JASRI
(財)高輝度光科学研究センターでは、SPring-8の共用ビームラインを利用して行う研究課題を募集しています。以下の要領でご応募下さい。
1.利用期間等
平成12年2月3日~平成12年6月14日の予定
・共用ビームタイム200シフト(1シフトは8時間)程度の予定
・蓄積電流値:100mAで運転予定
2.募集の締め切り
平成11年10月16日(土)消印有効
なお、持参および時間指定宅配便は10月18日(月)午前10時利用業務部到着分まで受理します。
申請書に電子メールアドレスが記入されている申請書には10月27日迄に申請書の受理通知を電子メールで送ります。10月27日を過ぎても通知がこない場合は利用業務部へお問い合わせ願います。なお、電子メールを使用されない申請者の方は、お手数ですが電話で利用業務部へお問い合わせ下さい。
3.募集の対象となる共用ビームライン
(1) BL01B1 XAFS
(2) BL02B1 結晶構造解析
(3) BL02B2 粉末結晶構造解析
(4) BL04B1 高温構造物性
(5) BL04B2 高エネルギー構造解析
(6) BL08W 高エネルギー非弾性散乱
(7) BL09XU 核共鳴散乱
(8) BL10XU 高圧構造物性
(9) BL20B2 医学利用BM
(10) BL25SU 軟X線固体分光
(11) BL27SU 軟X線光化学
(12) BL28B2 白色X線回折
(13) BL39XU 生体分析
(14) BL40B2 構造生物学
(15) BL41XU 生体高分子結晶構造解析
ご応募の前にビームライン・ステーションの整備状況をSPring-8のWWWホームページ(以下の4参照)で確認して下さい。
なお、成果非専有課題については、上記の共用ビームライン以外で、以下のビームライン
・BL14B1 原研:材料科学1
・BL23SU 原研:重元素化学
・BL44B2 理研:構造生物学2のうち時分割結晶構造解析ステーション
・BL45XU 理研:構造生物学1のうち小角散乱ステーション
・BL46XU R&D(2)
・BL47XU R&D(1)
のビームタイムの一部を使用することも可能です。
4.応募方法
SPring-8利用研究課題申請書(99年版)を記入要領に従い作成し、以下の項目5に示す提出方法に従い項目6の提出先までお送り下さい。
最新のSPring-8利用研究課題申請書〔成果非専有課題(蛋白質結晶構造解析専用)用、成果非専有課題(散乱・回折、XAFS、分光、実験技術、その他)用〕は、以下のSPring-8のWWWホームページに書き込みのできるPDF形式ファイルで供給しています。予めPDF形式ファイルの書き込みに対応しているバージョンの「Acrobat Reader」をインストールしてから、申請書をダウンロードしてください。また、本誌前号(Vol.4, No.3,1999)の29~34ページの申請書のコピーも利用いただけます。
[利用研究課題募集案内のホームページアドレス]
http://www.spring8.or.jp/JAPANESE/user_info/(日本語)
http://www.spring8.or.jp/ENGLISH/user_info/(英語)
成果専有課題(有料)用の申請書および記入要領は下記6の利用業務部にご請求下さい。
5.申請書の提出方法
作成された申請書A4判の原本の1部、原本の1、2頁を表面に、また3、4頁を裏面としてA4判1枚に左綴じで読めるように縮小両面コピーした副本15部を下記の提出先に郵送して下さい。(蛋白質結晶構造解析の課題で原本が5枚になった場合は5項目を同様に縮小コピーし副本の2枚目として下さい。)
成果専有課題の場合は、A4判の原本1部のみを郵送して下さい。
6.申請書提出・問い合わせ先
〒679-5198 兵庫県佐用郡三日月町光都1-1-1
(財)高輝度光科学研究センター 利用業務部
「共用ビームライン利用研究課題募集係」
牧田知子または平野有紀
TEL:0791-58-0961 FAX:0791-58-0965
e-mail:sp8jasri@spring8.or.jp
成果専有課題を郵送される場合は封筒に「専有」と朱書して下さい。
7.審査結果の通知
平成11年12月上旬の予定
なお、採択の通知を受けた課題の実験責任者は2週間以内に利用研究課題実行者名簿をインターネットで登録していただくことになります。また、そのときに新規ユーザーはユーザー登録が必要になります。
8.ビーム使用料金
成果非専有(成果を公開)課題で申請される課題は、ビーム使用料は無料です。成果専有(成果を非公開)課題で申請される課題はビーム使用料を徴収します。料金は前回募集と同様1シフト(8時間)あたり472,000円です。成果専有課題で時期指定利用の場合はビーム使用料金は5割増になります。なお、成果専有課題を申請される場合は、別途料金支払い等に関する契約を結んでいただく必要がありますので、利用業務部にお問い合わせ下さい。
9.備考
次回利用期間(平成12年7月~12月ただし7~9月は夏期停止期間)分の募集は平成12年6月中旬に締め切る予定です。
(参考)インターネットによる申請書の取り出しおよび書き込み方法について
1.利用研究課題募集案内のホームページURL
http://www.spring8.or.jp/JAPANESE/user_info/(日本語)
http://www.spring8.or.jp/ENGLISH/user_info/(英語)
ブラウザはNetscapeの場合バージョン3.0以上をお使い下さい。
2.供給している申請書
書き込みのできるPDF形式ファイル
なお、申請書2ページ目以降はフォントの大きさを2種類用意しています。記入量に応じて選択してください。PDF形式ファイルを読むためには予め、以下の3の項目に示したソフトのいずれかをインストールしておく必要があります。
3.ソフトウエアに応じた利用方法
(1)PDF形式ファイルを表示と印刷するだけの古いバージョンの「Acrobat Reader」がインストールされている場合申請書をプリントアウトして、従来の方法で作成してください。
(2)書き込みもできる最新の「Acrobat Reader 4.0」がインストールされている場合(インストールされていない方は、アドビ社のホームページから無料でインストールできます。上記SPring-8のホームページ中にリンクしています。)書き込み後プリントアウトできますが、書き込んだファイルを保存する事ができません。書き込み内容を他のソフトウエア(たとえばWord)で作成し、コピー&ペーストしてください。
(3)「Acrobat 4.0」(有料)をインストールされている場合PDF形式ファイルを読み出して、直接書き込み、保存できます。
4.図の張り付けについて
PDFファイル上ソフトでは図を張り付けられませんので、以下のどちらかの方法を選択してください。
(1)図は別の用紙に作成し物理的に張り付ける。
(2)記入内容を適当なソフト(たとえば、文章はWordで作り、図をペーストする)で申請書のフォーマットに合わせて作り、予めプリントアウトしたブランクの申請書に印刷する。