ページトップへ戻る

Volume 03, No.6 Page 23

3. 共用ビームライン/PUBLIC BEAMLINE

SPring-8ビームライン実験ステーション高度化、整備
Sophistication of Experimental Stations at the SPring-8 Beamlines

植木 龍夫 UEKI Tatzuo

(財)高輝度光科学研究センター 放射光研究所 利用促進部門長 JASRI Experimental Facilities Promotion Division

pdfDownload PDF (12 KB)


1.はじめに
 平成10年度から共用ビームラインの本格的な供用が開始されました。平成9年度までのSPring-8ビームライン建設第一期に建設された実験ステーションは、ビームライン当たり複数の実験ステーション建設などもあって、共同利用を始めるに当たり必要最小限のものでありました。実験ステーション機器の高度化や整備については、すでに表明してきたとおり、毎年継続的に行っていく方針です。実験ステーション高度化などは、JASRI「実験ステーション機器整備委員会」で検討した上で実施に移すこととなります。高度化などの提案は、SPring-8利用者を含む多くの方からの提案を、それぞれのビームラインの担当者がまとめておこなうということにしております。

2.平成10年度上半期の高度化・整備計画
 今年度第一回目の提案はスケジュールの関係からビームライン担当者を中心に提案をお願いいたしました。その募集の骨子は、
 
 

1.提案書は下記の項目をふくむこと。
 ・高度化計画もしくは整備する機器の品名
 ・高度化や整備によって推進される利用研究の概要
 ・予想される概算費用
2.締め切りは4月末日
3.提出先、植木まで
なお、ビームラインで複数のステーションが設置されている場合には複数の提案を行っても結構です。また、測定準備室などに関わる提案もあるかもしれません。これらの提案は、一件当たり3千万円といったものを想定しております。 

 

でした。提案された6計画のうち、表1に示される4計画が採用されました。

3.今後の委員会の活動
 今後の機器整備のために、今年度下半期にも提案を募集することとしました。「提案」お願いは、SPring-8利用者情報 Vol.3, No.5(9月号)に掲載されていますが、締切は10月9日でした。提案が年度内に実行できるかどうかは予算の状況から現時点では定かではありませんが、実験ステーション機器整備のためのデータベースとしても生かしていきます。なお、今回からの募集は、広範囲のSPring-8利用研究者を対象とすることとし、ビームライン担当者がまとめて提出することとなっています。また、今回からは、審査に際しては提案者からヒアリングなどを行うことになっています。 
 
表1 採用された機器高度化・整備計画 
 



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794