ページトップへ戻る

Volume 01, No.2 Page 1

1. ハイライト/HIGHLIGHT

利用業務部発足のお知らせ

鈴木 伸武

放射光利用研究促進機構 (財)高輝度光科学研究センター 利用業務部

pdfDownload PDF (19 KB)

 

 (財)高輝度光科学研究センター(JASRI)は、一昨年10月に施行された「特定放射光施設の共用の促進に関する法律」により、SPring-8の共用を促進するための機関として「放射光利用研究促進機構」に指定されました。共用促進の主要な業務は利用研究課題の募集・選定等を行う供用業務と利用者の皆様に対して必要な情報の提供や技術的な援助を行う支援業務です。

 利用業務部は、これらの業務の一翼を担うため、利用者の皆様の窓口にあたる部門として、今年4月1日に8名のスタッフ(写真45頁)で発足しました。利用業務部に課せられた重要な役割は、SPring-8を世界に開かれた施設として、その利用・運営について利用者が使いやすい仕組みとすることです。

 利用業務部の主な役割は、次のとおりです。

利用者に対する窓口相談、施設利用手続き、情報提供等の施設利用に係わる窓口業務に関すること
利用研究課題の募集・選定等の施設利用に係わる各種委員会の庶務及びガイドブック等の作成に関すること
利用者及び利用機関が施設利用をする際の諸手続きに関すること
施設利用に係わる実験結果、研究成果及び工業所有権の管理に関することなど

 ①は利用者がSPring-8を利用するのに当たって、最初にコンタクトする窓口業務であり、課題募集から実験終了までに必要となる事務的手続きや技術的な相談に対応するSPring-8側の担当者を紹介する業務、滞在に必要な情報等を可能な限り具体的に提供し、利用者が良好な環境のもとで、安心して実験できるように支援する極めて重要な業務です。

 現在、利用業務部では②の利用研究課題募集の準備を進めており、SPring-8利用の手引き書として”SPring-8ユーザーガイド”及び”SPring-8技術ハンドブック”(仮称)の作成を急いでいます。ユーザーガイドは課題募集から実験終了までに必要なSPring-8利用に係わる情報をまとめたものです。また、ハンドブックは実験ステーションの装置の仕様・性能等各ビームラインの技術情報をまとめたものです。さらに、SPring-8の最新情報を利用者にお届けする”SPring-8利用者情報”の発行も隔月に行っています。

 利用業務部は、まだ発足したばかりなので、何かと不備な点もあるかと思いますが、今後、平成9年秋のSPring-8の供用開始に向けて、少しでも早くSPring-8の利用・運営について利用者の皆様が利用しやすい仕組みの整備に努力していきたいと考えております。皆様方の暖かいご支援とご協力をお願い致します。なお、お気付きの点がございましたら、ご一報頂ければ幸いです。

 

問合せ・連絡先:TEL.(07915)8-0961

        FAX.(07915)8-0965

 

 

 

鈴木 伸武 SUZUKI Nobutake

昭和14年5月17日生

(財)高輝度光科学研究センター

利用業務部 部長

〒678-12 兵庫県赤穂郡上郡町金出地1503-1

TEL.(07915)8-0961

FAX.(07915)8-0965

昭和37年静岡大学文理学部理学科卒、昭和45年東北大学理学博士、昭和57年日本原子力研究所高崎研究所研究部主任研究員、その後環境・資源利用研究部次長、平成5年から(財)高輝度光科学研究センター企画調査部に出向、平成8年同利用業務部長。水溶液系の放射線化学反応の研究、廃水・排煙の放射線処理に関する研究、レーザー有機合成・高分子材料表面改質の研究に従事。日本化学会、日本原子力学会、日本放射線化学会、レーザー学会、日本放射光学会会員。

 

 

Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794