Volume 06, No.6 Pages 429 - 440
1. SPring-8の現状/PRESENT STATUS OF SPring-8
第7回共同利用期間(2001A)において実施された利用研究課題
The Experiments in the 7 th Research Period (2001A) at the Public Beamlines of SPring-8
第7回共同利用(2001A)は、平成13年2月から平成13年6月にかけて実施された。この期間に実施された共同利用研究課題は473件であり、その内訳は次の通りである。
通常利用課題 403件
成果専有利用課題 5件
(うち時期指定利用:4件)
留保シフト課題 17件
(生命科学分科、BL40B2及びBL41XU)
緊急課題 2件
追加募集課題 42件
(BL40B2、BL41XU、BL43IR)
特定利用継続課題 3件
(2000Bから開始)
特定利用新規課題 1件
今期の共同利用では、R&Dビームライン2本を含む共用ビームライン19本、及び原研・理研ビームラインのうち4本を利用した。
特定利用制度は、前期2000Bから開始した制度で、3年以内の長期にわたってSPring-8を計画的に利用する制度である。今期においては、前期からの継続3件に加えて、新たに1件が開始された。特定利用のうち1課題が、2本のビームラインを利用した。
今期において専用施設で実施された課題は103件であった。稼働しているビームラインは6本である。課題の内訳は、通常利用が100件で、成果専有利用が3件となっている。さらに、これ以外に2件の研修会が実施された。
今期の利用者数は、共同利用では2,915人、専用施設利用では766人であった。この数はいずれも延べの人数である。この結果、これまでの7回の共同利用で実施された課題数は2,064件、利用者数は12,877人となった。専用施設利用を合わせた利用状況を表1及び図1に示す。
表1 共同利用及び専用施設利用の推移
図1 利用課題数(上)及び利用者数(下)の推移
表2に2001Aで実施された共同利用課題の一覧を示す。
詳しくは、PDFファイルをご参照下さい。