Volume 04, No.6 Pages 58 - 60
7. 告知板/ANNOUNCEMENTS
第4回SR産業利用関連技術国際会議参加のご案内
The 4th International Conference on Industrial Applications of Synchrotron Radiation
第4回SR産業利用関連技術国際会議参加のご案内
兵庫県では産業界の放射光利用研究を推進しており、SPring-8に建設した兵庫県ビームラインの利用に19社が参加しています。真空紫外・軟X線領域の放射光源「ニュースバル」を建設、調整中です。SPring-8でも、企業が共同でビームラインを建設して利用研究が始まっています。
海外では、これまで実績のあるアメリカの各放射光施設に加えて、これまで基礎研究に専念してきたヨーロッパでもESRFには産業利用研究部が設置され、ドイツのカールスルーエでは産業利用を主目的とした放射光源ANKAが建設されるなど、産業への利用が活発になっています。
そこでヨーロッパから産業利用リーダーをお招きし、放射光施設の戦略、最近の成果、現状と将来展望について語っていただき、国内からは各分野でめざましい活躍をされている先生方からの産業利用研究の実例を示していただく講演会を開催し、産業界での放射光技術の普及と高度化、新分野の発掘をしたいと考えています。
◆日 時:平成12年2月18日(金)10:30~16:40
◆場 所:兵庫県立先端科学技術支援センター大ホール
〒678-1205 兵庫県赤穂郡上郡町光都3-1-1
◆主 催:第4回SR産業利用関連技術国際会議開催委員会
兵庫県、(財)ひょうご科学技術協会、(財)新産業創造研究機構、
(財)高輝度光科学研究センター、SPring-8利用推進協議会
◆ 後援(予定):
科学技術庁、工業技術院、近畿通商産業局、日本原子力研究所、
理化学研究所、(社)関西経済連合会、関西サイエンスフォーラム、
(財)大阪科学技術センター、(社)兵庫工業会、(社)大阪工業会、
(社)京都工業会、(社)奈良工業会、(社)滋賀工業会、日本放射光学会、
(社)レーザー学会、(社)日本化学会、(社)日本生化学会、
日本生物物理学会、(社)応用物理学会、(財)日本産業技術振興協会、
日本結晶学会、日本医学放射線物理学会、日本医学物理学会
◆お問い合わせ先:
第4回SR産業利用関連技術国際会議開催委員会事務局 担当:増岡
(兵庫県商工部新産業創造課内)
〒650-8567 神戸市中央区下山手通5-10-1
TEL:078-362-7711(内線3588)
FAX:078-362-4273
プログラム “未来を拓く放射光”
10:30~10:45 開会式
10:50~11:50 講 演1 Jean Doucet(フランスESRF)
テーマ:Applied and industrial research at the ESRF
11:50~12:40 昼 食
12:40~13:40 講 演2 Volker Saile(ドイツANKA)
テーマ:Microfabrication and Other applications of SynchrotronRadiation at ANKA
13:40~14:20 講 演3 大柳宏之(電子技術総合研究所)
テーマ:物質・材料研究のフロンティア
-放射光その場観察の最近の展開-
14:20~15:00 講 演4 尾嶋正治(東京大学大学院工学系研究科)
テーマ:放射光を用いたナノエレクトロニクス用材料の評価
15:00~15:20 コーヒーブレイク
15:20~16:00 講 演5 中山武典(㈱神戸製鋼所材料研究所)
テーマ:SPring-8のX線屈折コントラスト法による構造材料中の割れのイメージング観察
16:00~16:40 講 演6 平田嘉裕(住友電気工業㈱播磨研究所)
テーマ:住友電工㈱におけるLIGAプロセスの応用開発
※ 公用語日本語・英語(同時通訳)
参加要領
1.参加登録料:3,000円(資料代、昼食代、コーヒー代を含みます。)
2.参加申し込み方法:
参加申込書に必要事項をご記入の上、平成12年1月14日(金)までに事務局までFAXにてお送りください。また、下記の銀行口座へ参加登録料をお振り込みください。参加登録料の振り込みを確認後、事務局より参加登録証をお送りします。
(なお領収書は銀行の発行する振込金受取書をもってかえさせていただきます。)
参加登録証は2月18日(金)当日の受付の際に必要ですので大切に保管してください。
参加登録料の振り込みに関して請求書が必要な方は、その旨、参加申込用紙にご記入ください。折り返し請求書をお送りします。なお、振り込み手数料は各自でご負担願います。