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Volume 03, No.1 Pages 40 - 41

6. 利用業務部からのお知らせ/FROM USERS OFFICE

ユーザーの要望に応えて
To the SPring-8 User Requests

利用業務部

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 SPring-8では、各ビームタイム終了後退所時に実験グループごとに「ビームタイム利用報告書」を提出していただいております。この報告書には、そのサイクルの実験概要、次回の利用者へのアドバイスや施設に対する要望、提案等を記入していただいています。

 この報告書は、各サイクル終了後に行っている、ビームライン・ステーション会議に提出され、会議では報告書に書かれている問題点、施設への要望等が検討されます。1997年10月の供用開始から12月までにのべ114課題が実行されましたが、そのうち「次回の利用者へのアドバイスや施設に対する要望、提案等記入欄」に記入があったのは、45件でした。これらのうちの主なもの、ビームライン担当者に要望されたものについて、ビームライン共通の要望と、ビームラインごとの要望(技術的な問題を含む)に分けて、現在の対応状況をお知らせいたします。


◇共通◇

■長時間の実験はパイプ椅子では疲れる。実験ホールにソファーが欲しい。

→11月末に各ビームラインごとに、実験ホールにはオフィス用椅子6脚、試料準備室にはソファー、コート掛けを配りました。なお、放射線管理区域内(実験ホール、測定準備室)では仮眠されませんようお願いいたします。


■準備室に湯、冷蔵庫を置いて欲しい。共通の休憩室が欲しい。

→ユーザー用の談話室(休憩室)をリング棟の外周に6室確保しました。本年度中に電気ポット、電子レンジ、冷蔵庫、ソファー等の備品を整備します。今しばらくお待ち下さい。


■必要最小限のハンドブック類、辞書、手引き等をどこかに置いて欲しい。

→ビームラインで必要なハンドブック類は、ビームラインで購入します。また4月からは、SPring-8の図書室をユーザーのかたにも利用していただけるように、現在整備中です。


■工作室が必要。

→SPring-8の工作室安全講習を受けられたユーザーはSPring-8の工作室を利用することができます。

 安全講習会は隔週の金曜日に定期的に開催されています。


 問い合わせ先:利用促進部門周辺技術グループ

 呉 樹奎(ウージュケイ)

 e-mail:shukui@spring8.or.jp/TEL:07915-8-0854/

 PHS:3426/FAX:07915-8-1837


■ビームタイム中には工作室の利用が多々発生した。工作室の安全講習を受けないと利用許可がもらえないので不便だった。

→SPring-8の工作室には常駐のスタッフがおりません。安全確保のため必ず安全講習を受けていただくようにお願いいたします。


■提出する書類の量を減らして下さい。

→試行期間は、洗練された手続き等ができませんでした。来年度から少しずつ向上させます。書類を減らすためには実験責任者のかたに、迅速に対応していただくようお願いすることになります。たとえば、承諾書を1枚にするためには、すべての実験責任者から期限までに利用研究課題実行者名簿の提出がなければなりません。書類の量を減らすため、どうかご協力お願いいたします。


■交流施設に国内電話を入れて欲しい。

→現在のところフロントにNTTの公衆電話が1台あります。増設の要望を出すのですが、SPring-8はNTTの設定する1台あたりの利用人数に達していないため増設が困難とのことです。交流施設のA棟にはKDDの公衆電話があります。KDDのカードを購入していただくと国内電話もかけられます。


■夕食の時間帯には十分な人数分の食事を用意して欲しい。メニューを増やして欲しい。質を改善して欲しい。食堂の営業時間を延長して欲しい。売店が欲しい。

→関係部署に要望を伝えた段階。


■安全教育受講(線量計発行)ユーザーカード発行の24時間体制の確立を希望。

→関係部署に要望を伝えた段階。


◇BL01B1◇

■分光器槽の振動を解決して欲しい。特に20keV以上のエネルギーのところで問題である。

→現在スタディーをしています。


■20keV以下のエネルギー領域ではミラーの使用が必須である。ミラーの設定をユーザーが直接操作できるように規則を変えて欲しい。

→安全上等の理由から、当分は光学ハッチの中の装置の操作は施設のスタッフが行います。ご了承願います。


■クライオコンプレッサー作動時に標準イオンチェンバーがノイズを拾う。

→ケーブルの長さをチェックして下さい。ケーブルは1m以下の長さで使用して下さい。


■酸を使った洗浄や、試料の調製のできる部屋、装置を整備して欲しい。

→現在は、SPring-8での試料の調製はできませんが、来年度の予算で整備を考えています。


◇BL02B1◇

■光源側最下流の4象限スリットをユーザー側でコントロールできればありがたい。

→安全上等の理由から、当分は施設のビームライン制御グループで行います。ご了承願います。


■12月のサイクルでは、来所してからユーザータイムの変更を知らされ、ビームタイム配分の調整を相談された。ユーザータイムの変更はサイクルの始まる前までに知らせて欲しい。

→試行期間中といえども、できるだけサイクル前に運転内容が決められるように努力いたします。しかし今後も、予想がつかないトラブル等でビームタイムが変更されることがありますので、どうかご了解くださいますようお願いいたします。


◇BL04B1◇

■薬品(粉末等)を調製する施設が必要(ドラフト等)。

→現在は、SPring-8での試料の調製はできませんが、来年度の予算で整備を考えています。


◇BL08W◇

■MCAがときどき誤動作した。電話の影響かもしれない。

→追跡調査中です。


◇BL09XU◇

■セブラルバンチ運転(希望順:等間隔12バンチ、21バンチ、42バンチ)でないと核共鳴散乱実験が実行できない。

→11月7日にテスト運転を行いバンチの純度を測定しました(21バンチモード運転)。11月25~28日に21バンチモードの利用運転。この結果を見て12月5~18日も21バンチモードの利用運転を行いました。


◇BL10XU◇

■BL10XUはBL08Wの挿入光源のギャップ変更の影響を受ける。

→マシングループがステアリングマグネットの調整で対処を考えます。


◇BL39XU◇

■試料準備室に机等を配布して欲しい。

→12月中旬に配布しました。


■計測系電源の安定性、容量に不安がある。

→ブレーカー増設で対応します。


■ハッチドアの開閉についてEXITに失敗することがしばしば起こる。

→開閉ボタンは2秒程度押してください。長めに押さないとEXITに失敗します。


■ビームラインのパソコンについて必要なソフトを一括購入し、インストールして欲しい。

→ビームラインごとに必要なソフトを購入します。


◇BL41XU◇

■大型イメージングプレートの読み取り機が実験ハッチから遠い試料準備室にあるので不便である。

→消防法の関係で、読み取り機を実験ホール内に置くのは難しい状況です。


◇BL45XU◇

■イメージングプレートの読み取り機を近くに置いて欲しい。

→しばらくはBL48INのものを使って下さい。



Print ISSN 1341-9668
[ - Vol.15 No.4(2010)]
Online ISSN 2187-4794