Volume 02, No.4 Pages 55 - 56
6. 告知板/ANNOUNCEMENTS
放射光医学利用国際ワークショップ(波賀’97)
The International Workshop on Medical Applications Using Synchrotron Radiation
【開催主旨】
現在、放射光の医学利用を目的とした数多くの計画が世界中で進行しております。これは、既存の施設における放射光の医学利用に対する強い要望を反映したものです。幾つかの施設では、靜注法冠動脈造影やキセノン気管支造影の例に見られるように、臨床試験段階にまで到達している利用もあります。同時に撮影に必要なX線検出器やX線光学系の開発も精力的に行われております。また、従来のX線吸収法による撮影法に加え、X線干渉計を用いた位相差コントラストCTの例にみられるような臓器のX線屈折率の違いを画像化する新しい撮影技術の導入も進んでおります。さらに、放射線治療分野における放射光利用として、光活性治療と高性能ビーム治療も計画されております。
SRI’97直後に“放射光医学利用国際ワークショップ(波賀’97)”が開催されます。会の主たる目的は、放射光の専門家と放射光医学利用に関心のある臨床医の間での意見交換にあります。
構成はつぎのようです。
(1)放射光利用に関する概要
(2)研究発表(X線光学系、X線検出器、その他)
(3)討論
(4)まとめ
口頭発表とポスターセッションも同時に開催されます。
発表された論文は、Springer Verlag社から会議録として出版されます。
日 程:平成9年8月9日~10日(注:8月8日夕方移動、11日早朝解散予定)
閉 催 場 所:兵庫県宍粟郡波賀町「高砂の家」
主 催 者:波賀’97実行委員会
大 会 長:河野 通雄
組織委員長:千川 純一
実行委員長:安藤 正海、宇山 親雄
協 賛:第2回SR産業利用関連技術国際会議開催委員会
後 援:日本放射光学会、日本医学物理学会、日本医学放射線物理学会、日本放射光医学研究会
【交通手段】
SRI’97終了後の8月8日午後4時頃、姫路市民会館前からワークショップ会場である波賀町「高砂の家」行きのバスが出ます。また、ワークショップ終了日の翌朝、8月11日に波賀町から最寄りの新幹線停車駅までのバスが出ます。
【会議録出版のための論文原稿】
会議録はSpringer Verlagから出版されます。口頭発表ならびにポスター発表をされる方は、発表当日、論文原稿を提出して下さい。なお、論文原稿は、A4:4枚以内/Camerareadyにてお願い致します。
【参加費用】
参加に要する費用は、25,000円です。SRI’97会場のHAGA’97用参加登録デスクで、もしくは、波賀町「高砂の家」到着後、HAGA’97会場の参加登録デスクでお支払いください。この費用には、ワークショップ参加費、アブストラクト集代、会議録費用および波賀町内での施設等使用に掛かる全ての費用が含まれています。
【参加に関する間い合わせ】
HAGA’97参加に関しての間い合わせは、ワークショップ事務局長(神戸大学医学部山崎克人)までお願いいたします。電子メールのアドレスは、
【参加申し込み書】
書式を記入しお送りください。
宛 先
〒650 神戸市中央区楠町7-5-2
神戸大学医学部放射線科 山崎 克人
FAX:078-371-7143 E-mai1:yamrad@icluna.kobe-u.ac.jp
HAGA’97への参加を申し込みます。
氏名:
所属:
勤務先住所(〒 - )
電話番号 FAX番号
電子メール
HAGA’97への発表申し込み “はい” “いいえ”
“はい”の場合の発表形式 “口頭” “ポスター”
“はい”の方は、A4:1ぺージのAbstractをFAXか電子メールで提出して下さい。