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2022A第2期 産業利用ビームラインにおける利用研究課題の募集について 締め切りました

 産業利用ビームラインBL14B2、 BL19B2、BL46XUに関しては、各利用期をさらに3期に分けて課題募集を行っています。今回は、2022A第2期(2022年5月中旬〜2022年7月上旬)の利用期間について一般課題(産業利用分野)、大学院生提案型課題(産業利用分野)、成果専有課題(一般課題)、成果公開優先利用課題を募集します。下記の要領でご応募ください。
(注)一般課題(産業利用分野、成果非専有)および大学院生提案型課題(産業利用分野)においては、SPring-8と、X線自由電子レーザー施設(SACLA)、中性子施設(J-PARC/MLF)または「京」/「富岳」を含むHPCIを連携して利用することを前提とした課題を含みます。

申請書提出(オンライン):2022年3月23日(水)午前10:00 JST(提出完了時刻)

 特記事項 

  1. 2022A期においても、新型コロナウイルス感染症によるビームタイムキャンセルの影響を軽減するため、特別な運用が実施されますので、必ず事前にこちらをご確認ください。
  2. ビームライン再編により、BL46XUはHAXPES専用ビームラインとなりました。

次]

  1. 募集する課題の種類
  2. 利用時期、対象ビームラインおよびシフト数
  3. 申請方法
  4. 応募締切
  5. 申請受理通知
  6. 審査について
  7. 審査結果の通知
  8. 成果の公開について
  9. 利用課題実験報告書について
  10. 産業利用課題実施報告書について
  11. その他
  12. 問い合わせ先

1.募集する課題の種類

(1)一般課題(産業利用分野)

 一般課題(産業利用分野)は成果を専有しない一般課題(成果を公開する一般課題)のうち、産業利用分野で審査を行うものです。今回は、産業利用に特化したビームライン(BL14B2、BL19B2、BL46XU)で実施する課題のみ募集します。

[応募資格](重要:応募資格を満たしていない場合は選考から外れます)
実験責任者もしくは共同実験者において、「民間企業」もしくは「産業界に準ずる機関」に属する方が1名以上含まれる研究課題を募集の対象とします。「産業界に準ずる機関」とは、公設試験場および民間企業からの委託試験・研究を主な事業とする財団/社団法人を指します。
(注1)大学(私立含む)、独立行政法人、特殊法人、公社に所属する方(単独またはこれら所属の組み合わせ)は、対象外です。
(注2)JASRIは産業界に準ずる機関とはみなしませんので対象外です。

なお、募集の対象に該当するかどうか判断がつかない場合は、「12.(2)SPring-8相談窓口(産業利用)」までお問い合わせください。

(2)大学院生提案型課題(産業利用分野)

 大学院生提案型課題は、将来の放射光研究を担う人材の育成を図ることを目的として、大学院生が主体的に立案、提案、遂行する課題の申請を推奨するものです。

[応募資格](重要:応募資格を満たしていない場合は選考から外れます)
指導教員が申請を許諾し、SPring-8における実験に対し主体的に責任を持って実施でき、課題実行時に博士後期課程の大学院生の方。詳細は以下の通り。

  1. 区分制の博士課程後期第1年次相当(在学月数12ヶ月未満)以上に在学する者
  2. 一貫制の博士課程第3年次相当(在学月数24ヶ月以上36ヶ月未満)以上に在学する者
  3. 後期3年の課程のみの博士課程第1年次相当(在学月数12ヶ月未満)以上に在学する者
  4. 医学、歯学、薬学又は獣医学系の4年制の博士課程第2年次相当(在学月数12ヶ月以上24ヶ月未満)以上に在学する者

(注)課題申請時に上記応募資格者であった実験責任者が、卒業・就職等で課題実施時に資格者でなくなった場合は、大学院生提案型課題で採択されていても一般課題(成果非専有)で実施することになります。必ず「12.(1)課題Web申請について(書類送付先)」までご連絡ください。またこの場合、一般課題として実施していただくことになりますので、旅費等の支援対象外となる旨、ご了承ください。身分変更の申告がないまま課題を実施され、その後変更の事実が判明した場合は、旅費等の返還を求める場合があります。

なお、募集資格について不明な場合は、「12.(1)課題Web申請について(書類送付先)」にお問い合わせください。

(3)成果専有課題(一般課題)

 成果専有課題は審査が簡略化され、成果の公開義務がない代わりに、利用時間に応じたビーム使用料が課せられます。提出された申請書およびその内容については、厳格な情報管理を行うとともに、審査に関わる人数を限定し、秘密保持に万全を尽くします。実験内容あるいは試料等に機密事項が含まれる場合に多く利用されています。

(4)成果公開優先利用課題

 SPring-8の利用が欠かせない研究で、研究費の獲得等により一定の評価を経たと判断された課題について、この評価を尊重して、優先利用料金を支払うことにより科学技術的価値についての二重審査を行わず、研究手段としてのSPring-8の必要性、成果創出への期待度、倫理性(平和目的限定等)、技術的可能性および安全性の審査だけで優先的に利用できる、成果公開を前提とした優先利用課題を募集します。優先利用枠は、ビームラインごとの利用時間の20%を超えない枠とします。また、単一の競争的資金に基づいた課題で利用可能なシフト数は、ビームラインごとの上限シフト数の半分とします(複数の課題が申請された場合を含む)。

[応募資格](重要:応募資格を満たしていない場合は選考から外れます)

  1. 申請者(実験責任者)が、以下の競争的資金(一般に公開された形で明確な審査を通過して得られた研究費を有する公的な課題と定義)において、研究課題の採択をうけた方
    • 国が実施する競争的資金(所管省庁は問いません)
      科研費補助金、科学技術振興調整費など
    • 独立行政法人などの政府系機関が実施する競争的資金
      JST、NEDO、医薬品機構など
  2. 研究課題の採択をうけた方から再委託された課題分担者やそれに準ずる方

(注1)対象とする競争的資金は内閣府総合科学技術会議が公表しているものを基本とします。
    令和3年度競争的資金制度一覧
(注2)大学内ファンド、民間資金によるファンド、日本国外のファンドは対象外とします。
(注3)競争的資金を受けた課題の趣旨とSPring-8利用申請の内容が異なると認められる場合は、対象外とされることがあります。
(注4)人材育成を目的として評価された競争的資金獲得課題も、募集対象とします。
(注5)資金規模(研究費規模)による応募基準はありません。

2.利用時期、対象ビームラインおよびシフト数

 利用時期、募集の対象となるビームライン、シフト数を以下に示します。募集の対象となるビームラインは、産業利用ビームライン(BL14B2、BL19B2、BL46XU)です。
 今回の応募分は、2022A第2期(2022年5月中旬〜2022年7月上旬)にシフトを割当てます。採択となった課題の利用時期調整については、ビームライン担当者より連絡がありますので、指定された日までにご回答ください。

表1

ビームライン手法、装置 供給ビームタイム
産業利用 II (BL14B2XAFS、X線イメージング装置108シフト程度
産業利用 I (BL19B2粉末回折装置、多軸回折計、小角X線散乱装置102シフト程度
産業利用 III (BL46XU硬X線光電子分光装置78シフト程度

※ 1シフト=8時間。配分シフトが時間単位の課題の定額分料金は時間単位となります。

また、ビームライン・ステーションの整備状況はSPring-8ホームページの「ビームライン一覧」でも提供しています。不明な点はそれぞれのビームライン担当者にお問い合わせください。ビームラインを選ぶ際には「SPring-8利用事例データベース」もご活用ください。

3.申請方法

申請にあたり、下記の手続きが必要ですので、ご確認ください。

(1)課題申請

Webサイトを利用した電子申請となります。以下のUser Information Webサイトから申請してください。申請締め切りは本ページの冒頭、および「4.応募締切」に記載してますので、ご確認ください。

♦ User Information Webサイト(UIサイト) : http://user.spring8.or.jp/
ログイン>トップページ>課題申請書を作成・編集する>新規作成

 課題を申請するには、まずユーザーカード番号とパスワードでログインする必要があります。まだユーザーカード番号を取得していない方は、UIサイトからユーザー登録を行ってください。
詳しい入力方法については、UIサイトの「利用研究課題申請手順について」(UIサイト>SPring-8利用申請>SPring-8 利用申請書作成の手引き)をご参照ください。

♦ 申請に必要な項目を盛り込んだ下書きファイル

 一般課題(産業利用分野)、大学院生提案型課題(産業利用分野)、成果専有課題(一般課題)、成果公開優先利用課題、それぞれ最新の下書きファイルをダウンロードしてご利用ください。下書きファイルに記入してからWebにコピー・ペーストで入力されると、一通り内容を確認した上で入力できますので便利です。また、共同実験者やコーディネーターとの打ち合わせにもご利用ください。

・申請書作成上の注意点

[実験責任者について]

 実験の実施全体に対してSPring-8の現場で責任を持つことが出来る人が実験責任者となってください。

[複数のビームラインへの利用申請について]

 同一の実験責任者が複数のビームラインを利用する場合は、ビームライン毎の申請としてください。科学的意義の書き方が同じでも、複数のビームラインでの実験が必要な内容であると認められる場合には、審査で不利に扱われることはありません。

[本申請に関わるこれまでの成果について]

 本申請に関連する外部に向けた発表等(論文掲載、特許出願公開、学会発表、新聞発表等)がある場合は、そのリストと概要をご記入ください。最近のものから順にスペースの範囲に書き込める内容をご記入ください。該当するものがない場合は“該当なし”とご記載ください。

[高圧ガス容器持込み実験について]

 高圧ガス容器を持ち込む場合は、必ず「安全に対する記述、対策」>「安全に関する手続きが必要なもの」>「高圧ガス容器持込み実験」にチェックをし、「測定試料及びその他の物質」欄へ物質名・持込量等を正確にご記載ください。申請書に記載が無く、採択後新たに持込む場合は、高圧ガス保安法に関する行政手続きの過程において、持込みが制限される可能性がありますのでご注意ください。
 また、高圧ガス容器持込み実験の課題が採択された方は、利用日通知後、速やかに高圧ガス容器持込事前申請書のご提出をお願いいたします(原則各サイクルの30日前締切)。

[生命倫理および安全の確保]

 生命倫理および安全の確保に関し、申請者が所属する機関の長等の承認・届出・確認等が必要な研究課題については、必ず所定の手続きを行う必要があります。なお、手続きを怠った場合または国の指針等(文部科学省ホームページ「生命倫理・安全に対する取組」を参照)に適合しない場合には、審査の対象から除外される、また、採択の決定が取り消されることがありますので注意してください。

[人権および利益保護への配慮]

 申請課題において、相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研究開発または調査を含む場合には、人権および利益の保護の取り扱いについて、必ず申請前に適切な対応を行っておいてください。

・成果公開優先利用課題の申請書作成上の注意点

[シフト数の算出]

 申請に先立ち、申請者はビームライン担当者と連絡をとるなどして、必要シフト数を算出してください。

[競争的資金の情報の記載]

 制度名/公募主体/資金を受けた課題名/ 研究代表者名/課題の概要/実施年度/資金額を記載してください。

[利用期ごとの申請]

 長期の競争的資金であっても、課題申請は利用期ごとに行っていただきます。

・一般課題(産業利用分野)の申請書作成上のお願い

[X線自由電子レーザー施設(SACLA)、中性子施設(J-PARC/MLF)または「京」/「富岳」を含むHPCIを連携して利用する場合]

 通常の記載内容に加え、「2022A SPring-8における“SACLA、J-PARC MLFまたは「京」/「富岳」を含むHPCIと連携した利用を行う課題”の募集について」の「3.申請方法と申請書作成上の注意」に従って、他施設を連携して利用することを明記いただければ、SPring-8において当該課題として審査を行います。

(2)メールで提出する書類

[一般課題(産業利用分野)]

 なし

[大学院生提案型課題(産業利用分野)]

 課題申請の後に、誓約書を提出していただく必要があります。受理通知メールに添付される誓約書に必要事項を記入の上、1週間以内に「12.(1)課題Web申請について(書類送付先)」へメール添付にて送付してください。

[成果専有利用課題(一般課題)]

 課題申請後1週間以内に、成果専有利用同意書を提出していただく必要があります。当該フォームをダウンロード後、必要事項を記入の上、メール添付にて送付してください。

[成果公開優先利用課題]

 課題申請後1週間以内に、成果公開優先利用同意書、放射光利用の関連箇所説明書および競争的資金申請書の研究目的と研究計画のコピーを「12.(1)課題Web申請について(書類送付先)」へメール添付にて送付してください。

4.応募締切

申請書提出(マイページ):2022年3月23日(水) 午前10:00 JST(提出完了時刻)

  • 一般課題(産業利用分野)
  • 大学院生提案型課題(産業利用分野)
  • 成果専有課題(一般課題)
  • 成果公開優先利用課題

必要書類提出(メール):2022年3月30日(水)必着

電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。
Web入力に問題がある場合は「12.(1)課題Web申請について」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。

5.申請受理通知

申請が完了すれば、受理通知と申請者控え用の誓約事項のPDFファイルがメールで送られます。メールが届かない場合は申請が受理されていない可能性がありますので、以下のとおり確認してください。

申請課題が UIサイト(ログイン>トップページ>課題申請書を作成・編集する)の「提出済」に
(1) 表示されていない場合
→受理されていません。もう一度申請課題の「提出」操作を行ってください。
(2) 表示されている場合
→受理されています。ユーザー登録内容が正しいにもかかわらずメールが不着となっている場合は、「12.(1)課題Web申請について」にお問い合わせください。

6.審査について

(1)成果専有課題(一般課題)の審査について

 実験内容の技術的な実施可能性と安全性および倫理性のみを審査します。科学技術的価値等の審査は行いません。

(2)一般課題(産業利用分野)および大学院生提案型課題(産業利用分野)

 科学技術的価値、成果創出への期待度、実験の実施可能性、実験の安全性および倫理性について総合的かつ専門的に審査します。なお、一般課題(産業利用分野)は、「科学技術的価値」において、期待される研究成果の産業技術としての重要性および発展性、並びに研究課題の社会的意義および社会経済への寄与度を特に重点的に審査します。また、新規利用*1)や産業界の利用*2)を促進するために、申請者のSPring-8利用経験や他放射光施設の利用状況や所属機関を課題選定の際に考慮します。
 申請書に記載された実験内容により、申請書に記載された希望ビームライン以外の産業利用ビームラインでも実施可能であると判断される場合には、希望ビームラインを追加して審査を行う場合があります。その場合は、実験責任者へ電子メールにご連絡いたしますので、必ずご返信をお願いいたします。
*1 新規利用とは、SPring-8の利用経験がない方の利用です。
*2 産業界の利用とは、民間企業に所属する実験責任者による利用です。

(3)成果公開優先利用課題の審査について

 成果創出への期待度、研究手段としてのSPring-8の必要性、倫理性(平和目的限定等)、技術的可能性および安全性を審査します。優先利用枠を超えるシフト数の応募があった場合には、資金規模の大きい順に順位をつけます。ただし、シフト配分に対して相応の成果が期待できないと判断される場合は、SPring-8利用研究課題審査委員会で順位を判断します。

7.審査結果の通知

 審査結果は、2022年4月中旬にUIサイトのマイページにてご確認いただけます。

8.成果の公開について:論文登録

利用研究成果として、査読付論文(査読付プロシーディングス、博士学位論文を含む)、財団が査読したSPring-8/SACLA利用研究成果集または財団が認定した公開技術報告書を課題の実施期終了後3年以内に公開するとともに、財団のデータベースへ登録してください。また、公開した論文等の成果物には課題番号を明記し「SPring-8を利用した結果である」ことを記述してください。
論文登録および成果の公開に関する詳細につきましては、以下のUIサイトからお願いいたします。

UIサイト(論文発表等登録) マイページにログイン>トップページ>研究成果を登録する

♦ 成果の公開に関する詳細 UIサイト(成果公表)

9.利用課題実験報告書について

 利用研究課題終了後60日以内に、所定の利用課題実験報告書をJASRIにUIサイトからオンライン提出してください(成果専有課題除く)。JASRIでは、2022A期ユーザータイム終了後60日目から2週間後に当該報告書をWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細につきましては、以下のUIサイトをご参照ください。

 ♦ 「利用課題実験報告書/Experiment Summary Report

10.産業利用課題実施報告書について

 SPring-8の産業利用を効果的に促進するため、一般課題(産業利用分野、成果非専有)を利用して得られた結果は、産業利用課題実施報告書(WEBや印刷物等により早期に公開します)にとりまとめて提出していただきます。提出方法は、「電子データ(原則としてMSワード)」を電子メールで所定の宛先に提出してください。詳細につきましては、こちらからご確認ください。
本報告書は、担当コーディネーター等による閲読(査読審査はありません)を経てWEBや印刷物等により2022A期終了後半年後以降に公開する予定です。本報告書の提出数がある程度まとまった段階で報告会を開催しますので、積極的に発表してください。なお、SPring-8の対外的なPR等のため、成果の使用について別途ご相談させていただくことがあります。

<本報告書と「SPring-8/SACLA利用研究成果集」との関係について>
本報告書は、前述「8.成果の公開について」における課題実施後3年以内の発表成果(査読付き論文、SPring-8/SACLA利用研究成果集または公開技術報告書)のいずれにも該当しませんのでご注意ください。 もし本報告書の内容を「SPring-8/SACLA利用研究成果集」に投稿される予定の場合は、その旨を提出時にご連絡ください。この場合は、提出原稿の公開を一時保留とし、「SPring-8/SACLA利用研究成果集」にご投稿いただいた後、査読審査を経て当該成果集に掲載されましたら、その掲載された論文を本報告書に転載する形で公開させていただきます。なお、ご連絡がない場合および当該利用期の報告書公開までに「SPring-8/SACLA利用研究成果集」への投稿が確認されない場合は、このような取り扱いとなりませんのでご注意ください。
また後日、課題の実施成果を別途「SPring-8/SACLA利用研究成果集」に投稿される場合は、1課題ごとに1報のご投稿をお願いいたします。

11.その他

  1. 利用に当たっての料金等について
    ビーム使用料および消耗品の実費負担については、「2022A SPring-8利用研究課題募集要項」の「4.利用にかかる料金等について」をご参照ください。
    日本国内の大学に所属している大学院生による大学院生提案型課題については、消耗品実費負担分および旅費(実験責任者と共同実験者のうち学生1名の合計2名)のSPring-8までの旅費(滞在費込み)を予算の範囲内で支援しますが、従量分を大量に使用される場合は支援できない場合があります。消耗品実費負担に対応する利用方法の詳細は、UIサイトの「消耗品実費負担制度」をご覧ください。
  2. 知的財産権の帰属について
    課題実施者がSPring-8を利用することによって生じた知的財産権については、 課題実施者に帰属します。なお、JASRIスタッフが共同研究者として実施している場合は、ご連絡ください。JASRIスタッフの発明者としての認定につきましては、ケース毎に判断します。
  3. 成果非専有課題から成果専有課題への変更について
    成果非専有の一般課題で採択された課題で、課題実施後に成果を専有する場合は、課題終了後60日以内の年度内(3月末まで)に申し出れば成果専有課題への変更がシフト単位で行えます。なお、一般課題以外は変更できません。詳細は、UIサイト「成果非専有課題から成果専有課題への変更」をご確認ください。
  4. 次回(2021B期第3期)の課題募集について
    次回利用期間(2022A第3期:2023年7月上旬〜2023年8月上旬)分の応募締切は、2022年5月中旬(成果公開優先利用課題も含む)の予定です。
  5. 測定データご提供に関するご協力のお願い
    JASRI産業利用・産学連携推進室では、標準試料データベースの構築と公開(例:XAFS標準試料データベース)を行っています。同データベースの更なる充実に向けて、論文誌やSPring-8/SACLA利用研究成果集掲載による成果公開が完了した課題につきましては、課題実験で得られたデータのデータベース登録のため、測定データご提供をお願いする場合があります。その際はよろしくご協力くださいますようお願い致します(提供をご承諾いただいた場合のみ、データベースに登録し、公開させていただきます)。本件に関するご質問は12.(2)SPring-8相談窓口(産業利用)に記載のJASRI産業利用・産学連携推進室までお願い致します。

12.問い合わせ先

(1)課題Web申請について(書類送付先)

窓口電話番号メールアドレス
高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部0791-58-0961sp8jasri@spring8.or.jp

(2)SPring-8相談窓口(産業利用)
「このような研究をしたい」という要望から、測定手法の選択や具体的な実験計画の作成にいたるまで、コーディネーターを中心に課題申請のご支援をさせていただきます。

窓口電話番号メールアドレス
公益財団法人 高輝度光科学研究センター 放射光利用研究基盤センター
産業利用・産学連携推進室
0791-58-0924support@spring8.or.jp