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2022B 成果公開優先利用課題の募集について 締め切りました

 2022B期(2022年10月~2023年2月(予定))における利用につきましては、以下の要領でご応募ください。

 注意 
2022B期より、共用ビームライン9本(BL01B1, BL02B1, BL02B2, BL09XU, BL13XU, BL14B2, BL19B2, BL46XU, BL47XU)が年6回募集の対象ビームラインとなります。ただし、BL47XUは一部シフトのみを年6回募集とし、基本は年2回募集とします。

 新型コロナウイルス感染症に関する特記事項 
2022B期においても、新型コロナウイルス感染症によるビームタイムキャンセルの影響を軽減するため、特別な運用が実施されますので、必ず事前にこちらをご確認ください。

次]

  1. 成果公開優先利用課題について
  2. 利用時期、対象ビームライン等
  3. 応募資格(重要:応募資格を満たしていない場合は選考から外れます)
  4. 申請方法
  5. 応募締切  2022年5月31日(火)午前10:00 JST(提出完了時刻)
  6. 審査について
  7. 審査結果の通知
  8. 報告書について
  9. 成果の公開について
  10. 料金
  11. 問い合わせ先(書類提出先)

1.成果公開優先利用課題について

SPring-8の利用が欠かせない研究で、研究費の獲得等により一定の評価を経た課題について、この評価結果を尊重して、科学技術的価値についての二重審査を行わず、研究手段としてのSPring-8の必要性、倫理性(平和目的限定等)、技術的可能性および安全性の審査だけで優先的に利用できる、成果公開を前提とした利用課題です。なお、ご利用にあたっては後に述べる優先利用料金の支払いが必要となります。優先利用枠は、ビームラインごとの利用時間(理研ビームラインは各共用供出利用時間)の20%を超えない枠とします。また、単一の競争的資金に基づいた課題で利用可能なシフト数は、ビームラインごとの上限シフト数の半分とします(複数の課題が申請された場合を含む)。

2.利用時期、対象ビームライン等

(1)利用時期

[年2回募集ビームライン]

 2022B期(2022年10月〜2023年2月(予定))にシフトを割り当てます。

[年6回募集ビームライン]

 2022Bの第I期(2022年10月〜11月中旬頃)にシフトを割り当てます。なお、バンチモードの指定等、特殊な条件を必要とする課題の場合は、必ずしも当該利用期間に割り当てられるとは限りませんので、ご注意ください。

(2)対象ビームラインおよびビームタイム

 「2022B SPring-8利用研究課題募集要項」の「表3 2022B ビームライン別募集課題一覧」をご参照ください。

募集回数 対象ビームライン
2回/年 共用ビームライン BL04B1, BL04B2, BL08W, BL10XU BL20XU, BL20B2, BL25SU, BL27SU, BL28B2, BL35XU, BL37XU,
BL39XU, BL40XU, BL40B2, BL41XU, BL43IR, BL45XU, BL47XU*
CryoTEM EM01CT, EM02CT (ビームラインとの併用が必須)
理研ビームライン BL05XU, BL17SU, BL19LXU, BL26B1, BL26B2, BL29XU, BL32XU, BL36XU, BL38B1, BL43LXU, BL44B2
6回/年 共用ビームライン BL01B1, BL02B1, BL02B2, BL09XU, BL13XU, BL14B2, BL19B2, BL46XU, BL47XU*

*BL47XUは一部シフトのみを年6回募集とし、基本は年2回募集とします。

3.応募資格(重要:応募資格を満たしていない場合は選考から外れます)

(1)申請者(実験責任者)が、以下の競争的資金等(一般に公開された形で明確な審査を通過して得られた研究費を有する公的な課題と定義)において、研究課題の採択をうけた方
  1)国が実施する競争的資金(所管省庁は問いません):科研費補助金など
  2)独立行政法人などの政府系機関が実施する競争的資金:JST、NEDO、医薬品機構など
(2)研究課題の採択をうけた方から再委託された課題分担者やそれに準ずる方
 ※対象とする競争的資金は内閣府総合科学技術・イノベーション会議が公表しているものまたはこれらに相当するものを基本とします。
  令和4年度競争的資金制度一覧
 ※大学内ファンド、民間資金によるファンド、日本国外のファンドは対象外とします。
 ※競争的資金を受けた課題の趣旨とSPring-8利用申請の内容が異なると認められる場合は、対象外とされることがあります。
 ※人材育成を目的として評価された競争的資金獲得課題も、募集対象です。
 ※資金規模(研究費規模)による応募基準はありません。
(3)第II期・第III期におけるBL47XUの募集の対象について
 第II期・第III期においては、BL47XUへの申請は、以下の条件をいずれも満たす研究課題を募集対象とします。
  ・BL47XUにおいてイメージング装置を利用する産業利用の研究であること。
  ・実験責任者もしくは共同実験者において、「民間企業」もしくは「産業界に準ずる機関」に属する方が1名以上含まれること。
 なお、「産業界に準ずる機関」とは、公設試験場および民間企業からの委託試験・研究を主な事業とする財団/社団法人を指します。
 (注)大学(私立含む)、独立行政法人、特殊法人、公社に所属する方(単独またはこれら所属の組み合わせ)は、対象外です。

募集の対象に該当するかどうか判断がつかない場合は、利用推進部(sp8jasri@spring8.or.jp)までお問い合わせください。

4.申請方法

Webサイトを利用した電子申請およびメール送信等による別添書類(成果公開優先利用同意書、競争的資金申請書の研究目的と研究計画のコピー、放射光利用の関連箇所説明書)の提出が必要となります。長期の競争的資金であっても、課題申請は利用期ごとに行ってください。

(1)課題申請

「2022B SPring-8利用研究課題募集要項」の「3.課題申請に必要な手続き」をご一読いただき、以下のUser Information Webサイトから申請してください。また、下書きファイルをご用意しておりますので、ご利用ください。

ログイン>トップページ>課題申請書を作成・編集する>新規作成より、「成果公開優先利用課題」のボタンをクリックしてください。

(注意)申請期によって選択可能なビームラインが異なります。年2回募集ビームラインを利用する場合は「2022B」を、年6回募集ビームラインを利用する場合は「2022B-I」を選択してください。

[競争的資金等の入力について]
成果公開優先利用課題に特有の項目として、「競争的資金の情報(制度名/公募主体/資金を受けた課題名/ 研究代表者名/課題の概要/実施年度/資金額)」を必ず入力してください。

(2)別添書類の提出

以下の3点を提出してください。

1)成果公開優先利用同意書:申請課題ごとに必要
(放射光利用の関連箇所説明書と共にこちらからダウンロードしてください。)

2)競争的資金申請書のうち、研究目的と研究計画についての部分のコピー:申請課題ごとに必要
(申請書にSPring-8を利用する研究であることが触れられていない場合は、放射光利用の関連箇所説明書に補足説明を記入してください。)
 なお、一度採択された課題の二期目以降の応募の場合でも、新年度に提出した最新のものを送付してください。また、同じ年度内の申請でも毎回最新のものを送付してください。

3)放射光利用の関連箇所説明書:申請課題ごとに必要
 ・前項2)の競争的資金申請書にSPring-8の利用に関する記述がある場合
  該当する部分のページ番号を記入してください。
 ・前項2)の競争的資金申請書にSPring-8の利用に関する記述がない場合
  放射光を利用する研究であることの補足説明を記入してください。
(成果公開優先利用同意書と共にこちらからダウンロードしてください)

提出方法

User Information Web サイト(UIサイト) : マイページログイン>課題申請書を作成・編集する>提出済ページ内、申請課題の「SPring-8 成果公開優先利用同意書」のボタンをクリックしてPDFをアップロードしてください。「11.お問い合わせ(書類提出先)」へメールで送付も可能です。
同意書、研究目的と研究計画のコピー、放射光利用の関連箇所説明書を1つのPDFにまとめてください。

5.応募締切

2022年5月31日(火) 午前10:00 JST(提出完了時刻)
  (同意書、研究目的と研究計画のコピー、放射光利用の関連箇所説明書 提出期限:2022年6月7日(火)必着)

電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。
Web入力に問題がある場合は「11.お問い合わせ」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。

6.審査について

研究手段としてのSPring-8の必要性、倫理性(平和目的限定等)、技術的可能性および安全性を審査します。優先利用枠を超えるシフト数の応募があった場合には、予算規模の大きい順に順位をつけます。ただし、シフト配分に対して相応の成果が期待できないと判断される場合は、SPring-8利用研究課題審査委員会で順位を判断します。

7.審査結果の通知

審査結果は2022年6月8日(水)までに電子メールまたは電話にて連絡します。選定されなかった場合は、一般課題として応募することができます。別途一般課題の申請Webページから申請してください。なお、正式な通知は2022年7月下旬にUIサイトのマイページにてご確認いただけます。
 ログイン>トップページ>来所前の手続きをする

8.報告書について

利用研究課題終了後60日以内に、所定の利用課題実験報告書をJASRIに提出していただきます。JASRIでは、2022B期ユーザータイム終了後60日目から2週間後に当該報告書をWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細につきましては、以下のUIサイトをご参照ください。

詳細:利用課題実験報告書

9.成果の公開について

利用研究成果として、査読付論文(査読付プロシーディングス、博士学位論文を含む)、財団が査読したSPring-8/SACLA利用研究成果集または財団が認定した公開技術報告書を課題の実施期終了後3年以内に公開するとともに、財団のデータベースへ登録してください。また、公開した論文等の成果物には課題番号を明記し「SPring-8を利用した結果である」ことを記述してください。論文登録および成果の公開に関する詳細につきましては、UIサイトからお願いいたします。

トップページ>研究成果を登録する

成果の公開に関する詳細

10.料金

利用料金の種類1シフト※当たり
優先利用料131,000円
消耗品費実費負担(定額分)10,720円
  • 液体ヘリウムの使用がある場合は、消耗品実費負担(従量分)として、使用量に応じて請求させていただきます。

※ 1シフト=8時間。配分シフトが時間単位の課題の定額分料金は時間単位となります。

 ただし、CryoTEMについて、優先利用料は22,000円/1シフト(8時間)、消耗品実費負担は同額です。

利用実験において実験ハッチにて使用する消耗品の実費(定額分と従量分に分類)について、共用ビームタイムを利用する全ての利用者にご負担いただいています。 消耗品の実費負担についての詳細はUIサイトの「消耗品実費負担制度」をご覧ください。

11.お問い合わせ(書類提出先)

窓口電話番号メールアドレス
高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部0791-58-0961sp8jasri@spring8.or.jp