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<締め切りました>2026A 成果公開優先利用課題の募集について

2026A期(2026年4月〜7月(予定))における成果公開優先利用課題について、以下の要領でご応募ください。また、当該案内ページと合わせて、「2026A SPring-8利用研究課題募集要項」もご確認ください。

     注意 
  • 年6回募集の対象ビームラインは、BL01B1, BL02B1, BL02B2, BL05XU, BL09XU, BL13XU, BL14B2, BL15XU, BL16B2, BL16XU, BL19B2, BL46XUです。今回の募集は、2026A第Ⅰ期(2026年4月上旬~5月中旬頃)に利用する課題を対象とします。

次]

  1. 成果公開優先利用課題について
  2. 利用時期、対象ビームライン等
  3. 応募資格(重要:応募資格を満たしていない場合は選考から外れます)
  4. 申請方法
  5. 応募締切  2025年11月19日(水)午前10:00 JST(提出完了時刻)
  6. 審査について
  7. 審査結果の通知
  8. 報告書について
  9. 成果の公開について
  10. 料金
  11. 次回の応募締切
  12. 問い合わせ先(書類提出先)

1.成果公開優先利用課題について

成果公開を前提とした利用課題で、一部簡略化された審査(SPring-8の必要性、実施妥当性、技術的実施可能性および安全性の審査)のみを経て優先的に利用できる課題です。ご利用にあたっては後に述べる優先利用料金の支払いが必要となります(「10.料金」をご参照ください)。
2023A期より、従来の成果公開優先利用課題に加え、有効期間1年間かつ複数ビームライン利用可能な成果公開優先利用課題(1年課題)をA期のみ募集しています。

優先利用枠*は、ビームラインごとの利用時間の40%を超えない枠とします。成果公開優先利用課題における1年課題、通常課題の上限目安をそれぞれ以下の通りとし、申請状況に応じて総合的に判断します。
(*成果公開優先利用課題(1年課題・通常課題)および成果専有課題を纏めて優先利用とします。)
  ・1年課題:ビームラインごとの利用時間の10〜15%程度。
  ・理研ビームラインの優先利用枠は、各共用供出利用時間の50%となります。
 また、1研究グループあたりの優先利用枠の上限目安は、ビームラインごとの利用時間の20%程度となりますのでご留意ください。

2.利用時期、対象ビームライン等

(1)利用時期

[年2回募集ビームライン]

 2026A期(2026年4月〜7月下旬)にシフトを割り当てます。

[年6回募集ビームライン]

 2026A第Ⅰ期(2026年4月〜5月中旬頃)にシフトを割り当てます。なお、バンチモードの指定等、特殊な条件を必要とする課題の場合は、必ずしも当該利用期間に割り当てられるとは限りませんので、ご注意ください。

 ※ 1年課題については、2026A期および2026B期(2026年4月〜2027年2月(予定))にシフトを割り当てます。

(2)対象ビームラインおよびビームタイム

 「2026A SPring-8利用研究課題募集要項」の「表3 2026A ビームライン別募集課題一覧」をご参照ください。

募集回数 対象ビームライン
2回/年 共用ビームライン BL04B1, BL04B2, BL08W, BL10XU, BL15XU*2, BL20XU, BL20B2, BL25SU, BL27SU, BL28B2, BL35XU, BL37XU,
BL39XU, BL40XU, BL40B2, BL41XU, BL45XU, BL47XU
CryoTEM EM01CT, EM02CT, EM03CT, EM04CT (ビームラインとの併用が必須)
理研ビームライン BL03XU, BL05XU*1, BL07LSU, BL15XU*1, BL17SU, BL19LXU, BL26B1, BL29XU, BL32B2, BL32XU, BL36XU, BL38B1, BL43LXU, BL44B2
6回/年 共用ビームライン BL01B1, BL02B1, BL02B2, BL09XU, BL13XU, BL14B2, BL19B2, BL46XU
理研ビームライン BL05XU*1, BL15XU*1, BL16XU*2, BL16B2*2

*1 BL05XUおよびBL15XUは利用装置によって課題募集回数が異なります。
*2 BL16XUおよびBL16B2は利用日が限定されますのでご注意ください。

3.応募資格(重要:応募資格を満たしていない場合は選考から外れます)

(1)「科学技術・イノベーション基本計画」等、国の方針(政策)に即した研究を行うこと
   (科研費などの競争的資金による研究、企業における産業利用に関する研究も含まれます)
(2)申請者(実験責任者)が、日本国内に法人格を有する機関に所属していること

募集の対象に該当するかどうか判断がつかない場合は、利用推進部(sp8jasri@spring8.or.jp)までお問い合わせください。

4.申請方法

Webサイトを利用した電子申請およびメール送信等による別添書類(成果公開優先利用同意書)の提出が必要となります。

(1)課題申請

「2026A SPring-8利用研究課題募集要項」の「3.課題申請に必要な手続き」をご一読いただき、以下のUser Information Webサイトから申請してください。また、下書きファイルをご用意しておりますので、ご利用ください。

ログイン>トップページ>課題申請書を作成・編集する>新規作成より、「成果公開優先利用課題」のボタンをクリックしてください。

(注意)申請期によって選択可能なビームラインが異なります。年2回募集ビームラインを利用する場合は「2026A」を、年6回募集ビームラインを利用する場合は「2026A-I」を選択してください。

[研究概要について]
 研究概要およびSPring-8の必要性がわかる内容を申請書の「提案理由」に記入してください。不明瞭な場合、追加で資料の提出を求める場合があります。
[競争的資金等の入力について] ※該当課題のみ、任意入力
 競争的資金等を獲得されている場合は、「競争的資金の情報(制度名/公募主体/資金を受けた課題名/ 研究代表者名/課題の概要/実施年度/資金額)」を入力してください。
[1年課題について]
 1年課題を希望される場合は、課題種選択後のページで申請形式「一年」を選択し、申請期は「2026A」を選択して申請書を作成してください。また、希望ビームラインを全て選択できない場合は、[実験方法]の「ビームライン選定の理由」にテキスト入力してください。

(2)課題申請書に加えて提出する書類

以下の書類を申請課題ごとに提出してください。なお、2025年度より押印は不要となりました。

成果公開優先利用同意書

提出方法

User Information Web サイト(UIサイト) : マイページログイン>課題申請書を作成・編集する>提出済ページ内、申請課題の「SPring-8 成果公開優先利用同意書」のボタンをクリックしてPDFをアップロードしてください。「12.お問い合わせ(書類提出先)」へメールで送付も可能です。

5.応募締切

2025年11月19日(水) 午前10:00 JST(提出完了時刻)
  (同意書の提出期限:2025年11月26日(水)必着)

電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。
Web入力に問題がある場合は「12.お問い合わせ」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。

6.審査について

研究手段としてのSPring-8の必要性、実験の実施妥当性、技術的実施可能性および安全性を審査します。詳しくは、「放射光共用施設の利用研究課題選定に関する基本的考え方」をご覧ください。優先利用枠*を超えるシフト数の応募があった場合には、SPring-8利用研究課題審査委員会にて総合的に判断のうえシフトを配分します。
*優先利用枠は、成果専有課題と成果公開優先利用課題を合わせてビームラインごとの利用時間の40%を超えない枠とします。また、単一の研究グループによる課題で利用可能なシフト数は、ビームラインごとの利用時間の20%を超えないシフト数とします(複数の課題が申請された場合を含む)。
1年課題に応募された利用課題について、審査の結果、シフトが配分されなかった場合は、自動的に通常の成果公開優先利用課題として重ねて審査されます。
同一課題を成果公開優先利用課題と一般課題に重ねて申請される場合、採択およびシフト配分は成果公開優先利用課題が優先されます。

7.審査結果の通知

審査結果は2025年12月4日(木)までに電子メールまたは電話にて連絡します。選定されなかった場合は、一般課題として応募することができます。別途一般課題の申請Webページから申請してください。なお、正式な通知は2026年2月上旬頃にUIサイトのマイページにてご確認いただけます。

8.報告書について

利用研究課題終了後60日以内に、所定の利用課題実験報告書をJASRIにオンライン提出していただきます。JASRIでは、2026A期ユーザータイム終了後60日目から2週間後に当該報告書をWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細につきましては、以下のUIサイトをご参照ください。

詳細:利用課題実験報告書

1年課題については、利用ビームラインごとに、A期・B期それぞれの利用研究課題終了後60日以内に提出してください。

9.成果の公開について

利用研究成果として、査読付論文(査読付プロシーディングス、博士学位論文を含む)、財団が査読したSPring-8/SACLA利用研究成果集または財団が認定した公開技術報告書を課題の実施期終了後3年以内に公開するとともに、財団のデータベースへ登録してください。また、公開した論文等の成果物には課題番号を明記し「SPring-8を利用した結果である」ことを記述してください。論文登録および成果の公開に関する詳細につきましては、UIサイトからお願いいたします。

 ♦ 論文発表等登録:UIサイト マイページログイン>研究成果を登録する
 ♦ 成果の公開に関する詳細:UIサイト(成果公表)

成果公開優先利用課題は、実験実施後60日以内の年度内(3月末まで)に利用推進部へ申し出があれば、成果専有課題への変更がシフト単位で可能です。

2025A期より、「民間企業」もしくは「産業界に準ずる機関」*に所属する申請者を対象に成果準公開利用制度が新設されました。利用には課題申請時または実験終了後60日以内(年度内)に申請していただく必要があります。対象となる成果および料金はこちらよりご確認ください。
*公設試験場、および民間企業からの委託試験・研究を主な事業とする財団/社団法人を指します。

10.料金

利用料金の種類1シフト※当たり
成果公開優先利用料144,000円
消耗品費実費負担(定額分)12,400円

※ 1シフト=8時間。配分シフトが時間単位の課題の定額分料金は時間単位となります。

 ただし、CryoTEMについて、優先利用料は22,000円/1シフト(8時間)、消耗品実費負担は同額です。
 また、成果準公開利用制度を利用する場合は144,000/1シフトが加算されます。

  • 液体ヘリウムの使用や試料調製サービスの利用がある場合は、消耗品実費負担(従量分)として、使用量/利用量に応じて請求させていただきます。

利用実験において実験ハッチにて使用する消耗品の実費(定額分と従量分に分類)について、共用ビームタイムを利用する全ての利用者にご負担いただいています。 消耗品の実費負担についての詳細はUIサイトの「消耗品実費負担制度」をご覧ください。

11.次回(2026B期および年6回募集ビームラインの2026A第Ⅱ期、第Ⅲ期)の応募締切

 次回利用期間(2026B期)分の募集の締め切りは2026年5月下旬の予定です。また、年6回募集ビームラインの2026A第II期分(2026年5月中旬頃〜6月下旬頃)、第Ⅲ期分(2026年6月下旬頃〜7月下旬)の募集の締め切りは、それぞれ2026年3月と4月の予定です。

12.お問い合わせ(書類提出先)

窓口電話番号メールアドレス
高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部0791-58-0961sp8jasri@spring8.or.jp