SPring-8を利用するには
SPring-8を利用するには課題公募期間中に申請を行い、審査を経て、採択される必要があります。また、採択された後や実験後には各種申請・手続きが必要です。大まかな流れは以下のようになっています。
1.実験課題の申請と審査
SPring-8 User Informationマイページより、実験責任者が電子申請を行います。システムを利用するにはユーザー登録が必要です。
実験責任者の条件
・国内外の大学、民間企業および公的研究機関などに所属する研究者
・放射光を利用するにあたって放射線作業従事者登録が可能である方
・2名以上の実験者を確保出来る方(単独実験の禁止)
・課題実施時点において博士後期課程の大学院生である方(大学院生提案型課題のみ)
※学部生、修士課程の大学院生および所属機関のない方は実験責任者にはなれません
申請された課題は、レフェリーによる個別事前審査、SPring-8利用研究課題審査委員会(PRC)による審査、SPring-8選定委員会による審議を経て採否が決定されます。
2.課題採択後
課題が採択されたら、SPring-8 User Informationマイページより各種手続きを行います。実験責任者が行う手続き、共同実験者が行う手続きがあります。
来所時の手続き |
北管理棟1階受付で来所手続き 下記時間外は正門守衛所にて受付を行います。 |
3.実験終了後の手続き
退所時には、ユーザーカード、線量計等の貸与を受けた物品を返却してください。実験に持ち込んだ機器、試料等はお持ち帰りください。
退所時手続き |
北管理棟、中央管理棟2階、SACLA実験研究棟で貸与物品の返却 |
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成果公表 |
・SPring-8を利用した成果を査読付論文、SPring-8/SACLA利用研究成果集、JASRIが認定した公開技術報告書のいずれかに報告 ・公開した論文等の成果物に課題番号を明記し、SPring-8を利用した成果であることを 明記 ・研究成果データベースへの登録 |
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