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締め切りました:2023B 大学院生提案型課題の募集について

2023B期(2023年10月~2024年2月(予定))における大学院生提案型課題について、以下の要領でご応募ください
また、当該案内ページと合わせて、「2023B SPring-8利用研究課題募集要項」もご確認ください。

     特記事項 
  1. 2023B期においても、ビームタイムキャンセルの影響を軽減するため特別な運用が実施されますので、必ず事前にこちらをご確認ください。
  2. 昨今のヘリウム供給に関する国際情勢により、液体ヘリウムやヘリウムガスを財団から安定的に供給できない可能性がありますので、ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。

次]

  1. 大学院生提案型課題について
  2. 応募資格
  3. 利用時期、対象ビームライン
  4. 申請方法
  5. 注意事項:「構造生物学」「産業利用」を希望審査分野とする課題申請について
  6. 応募締切   2023年6月15日(木) 午前10:00 JST(提出完了時刻)
  7. 審査について
  8. 審査結果の通知
  9. 報告書について
  10. 成果の公開について
  11. その他
  12. 課題申請手続き等に関する相談窓口

1.大学院生提案型課題について

大学院生提案型課題は、将来の放射光研究を担う人材の育成を図ることを目的として、放射光を利用した一般的な研究全般を対象に大学院生が主体的に立案、提案、遂行する課題の申請を奨励するものです。ビーム使用料は一般課題と同様に、研究成果を論文等により公表していただくこと(成果非専有)を前提に免除となります。「10.成果の公開について」をご参照ください。

2.応募資格

指導教員が申請を許諾し、SPring-8における実験に対し主体的に責任を持って実施でき、課題実行時に博士後期課程の大学院生の方。詳細は以下の通り。

  1. 区分制の博士課程後期第1年次相当(在学月数12ヶ月未満)以上に在学する者
  2. 一貫制の博士課程第3年次相当(在学月数24ヶ月以上36ヶ月未満)以上に在学する者
  3. 後期3年の課程のみの博士課程第1年次相当(在学月数12ヶ月未満)以上に在学する者
  4. 医学、歯学、薬学又は獣医学系の4年制の博士課程第2年次相当(在学月数12ヶ月以上24ヶ月未満)以上に在学する者

注意事項
課題申請時に上記応募資格者であった実験責任者が、卒業・就職等で課題実施時に資格者でなくなった場合は、大学院生提案型課題で採択されていても一般課題として実施していただくことになりますので、必ず「12. 課題申請手続き等に関する相談窓口」までご連絡ください。またこの場合、旅費等の支援対象外となる旨、ご了承ください。身分変更の申告がないまま課題を実施され、その後変更の事実が判明した場合は、旅費等の返還を求める場合があります。
応募資格について不明な場合は、「12. 課題申請手続き等に関する相談窓口」にお問い合わせください。

3.利用時期、対象ビームライン

(1)利用時期

[年2回募集ビームライン]

 2023B期(2023年10月〜2024年2月下旬頃(予定))にシフトを割り当てます。

[年6回募集ビームライン]

 2023B第I期(2023年10月〜11月中旬頃)にシフトを割り当てます。
 なお、バンチモードの指定等、特殊な条件を必要とする課題の場合は、必ずしも当該利用期間に割り当てられるとは限りませんので、ご注意ください。

(2)対象ビームラインおよびビームタイム

 「2023B SPring-8利用研究課題募集要項」の「表3 2023B ビームライン別募集課題一覧」をご参照ください。

募集回数 対象ビームライン
2回/年 共用ビームライン BL04B1, BL04B2, BL08W, BL10XU BL20XU, BL20B2, BL25SU, BL27SU, BL28B2, BL35XU, BL37XU,
BL39XU***, BL40XU, BL40B2, BL41XU*, BL43IR, BL45XU*, BL47XU**
CryoTEM* EM01CT, EM02CT, EM03CT, EM04CT (ビームラインとの併用が必須)
理研ビームライン BL05XU, BL07LSU, BL17SU, BL19LXU, BL26B1*, BL29XU, BL32XU*, BL36XU, BL38B1*, BL43LXU, BL44B2
6回/年 共用ビームライン BL01B1, BL02B1, BL02B2, BL09XU, BL13XU, BL14B2, BL19B2, BL46XU, BL47XU**

*PX-BL運用対象ビームライン
**BL47XUは一部シフトのみを年6回募集とし、基本は年2回募集とします。
***BL39XUはビームライン改修のため、2023B期の募集はありません。

4.申請方法

Webサイトを利用した電子申請となります。「2023B SPring-8利用研究課題募集要項」の「3.課題申請に必要な手続き」をご一読いただき、以下のUser Information Webサイトから申請してください。放射光利用や実験計画等について不明な場合は、「12. 課題申請手続き等に関する相談窓口」までご相談ください。

User Information Web サイト(UIサイト) : マイページログイン>課題申請書を作成・編集する>新規作成より、「大学院生提案型課題」のボタンをクリックしてください。

申請書の下書きファイルをご用意しておりますので、審査を希望される分野に応じて、適切なファイルをご活用ください。

(注意)申請期によって選択可能なビームラインが異なります。年2回募集ビームラインを利用する場合は「2023B」を、年6回募集ビームラインを利用する場合は「2023B-I」を選択してください。なお、異なる申請期のビームラインを同一課題内で選択することはできませんので「12.課題申請手続き等に関する相談窓口」にご相談ください。

(注意)年6回募集ビームラインにおいては、各期および各ビームラインで募集対象となる研究課題の対象審査分野が限定されます。以下の表をご確認ください。

5.注意事項:「構造生物学」「産業利用」を希望審査分野とする課題申請について

(1)希望審査分野:「構造生物学」
 希望ビームラインがPX-BLで、「構造生物学」を希望審査分野として申請する場合は、申請書に記載いただく内容が異なりますので、必ず「2023B構造生物学分野の課題の運用について」をご確認ください。
(2)希望審査分野:「産業利用」
 希望審査分野に「産業利用」を選択する場合は、他分野とは審査基準、報告書等が異なりますので、必ず「希望審査分野を「産業利用」とする一般課題・大学院生提案型課題について」をご確認ください。

6.応募締切

2023年6月15日(木) 午前10:00 JST(提出完了時刻)
  (誓約書PDFの提出期限 2023年6月22日(木)

申請が完了すれば、受理通知と誓約書のPDFファイルがメールで送られます。メールが届かない場合は申請が受理されていない可能性がありますので、以下のとおり確認してください。

申請課題が User Information Webサイト(トップページ>ログイン>課題申請/利用計画書)の「提出済」に
(1) 表示されていない場合
→受理されていません。もう一度申請課題の「提出」操作を行ってください。
(2) 表示されている場合
→受理されています。ユーザー登録内容が正しいにもかかわらずメールが不着となっている場合は、「12.課題申請手続き等に関する相談窓口」にお問い合わせください。

電子申請システムの動作確認はしておりますが、予期せぬ動作不良等の発生も考えられます。申請書の作成(入力)は時間的余裕をもって行っていただきますようお願いいたします。
Web入力に問題がある場合は「12. 課題申請手続き等に関する相談窓口」へ連絡してください。応募締切時刻までに連絡を受けた場合のみ別途送信方法のご相談に応じます。

なお、受理通知に添付される誓約書に、実験責任者と指導教員の署名をして1週間以内に提出してください。

提出方法

User Information Web サイト(UIサイト) : マイページログイン>課題申請書を作成・編集する>提出済ページ内、申請課題の「誓約書(大学院生提案型課題)」のボタンをクリックしてPDFをアップロードしてください。「12. 課題申請手続き等に関する相談窓口」へPDFファイルをメールで送信も可能です。

7.審査について

一般利用研究課題としてSPring-8利用研究課題審査委員会で審査されます。具体的には、科学技術的価値、成果創出への期待度、研究手段としてのSPring-8の必要性、実験の実施妥当性、技術的実施可能性および安全性について総合的かつ専門的に審査します。だたし、希望審査分野で[産業利用]を選択した場合は、「科学技術的価値」において、期待される研究成果の産業技術としての重要性および発展性、並びに研究課題の社会的意義および社会経済への寄与度を特に重点的に審査します。「希望審査分野を「産業利用」とする一般課題・大学院生提案型課題について」をご確認ください。

8.審査結果の通知

 審査結果は、2023年8月上旬にUser Information Webサイトのマイページにてご確認いただけます。

9.報告書について

 利用研究課題終了後60日以内に、所定の利用課題実験報告書をJASRIに提出していただきます(成果専有課題除く)。JASRIでは、2023B期ユーザータイム終了後60日目から2週間後に当該報告書をWeb公開します。利用課題実験報告書の詳細につきましては、以下のUser Information Webサイトをご参照ください。

 ♦ 「利用課題実験報告書/Experiment Summary Report

10.成果の公開について

成果非専有利用は、論文等により研究成果を公表していただくことが利用の条件となります。課題の実施期終了後3年以内に、利用研究成果として、査読付論文(査読付プロシーディングス、博士学位論文を含む)、財団が査読したSPring-8/SACLA利用研究成果集または財団が認定した公開技術報告書を公開するとともに、財団のデータベースへ登録してください。また、公開した論文等の成果物には課題番号を明記し「SPring-8を利用した結果である」ことを記述してください。
 論文登録および成果の公開に関する詳細につきましては、以下のUser Information Webサイトからお願いいたします。
 ♦ User Information Webサイト(論文発表等登録)
  マイページログイン>研究成果を登録する
 ♦ 成果の公開に関する詳細
  User Informationサイト(成果公表)

11.その他

  1. 指導教員の同意等について
    大学院生提案型課題の実施に際しては、指導教員の方にも共同実験者への登録と、実験責任者と連帯して責任を負うこと、および実験実施時に原則来所し監督責任を負うこと等を課題申請後にご提出いただく誓約書にて、誓約していただきます。
  2. 消耗品の実費負担について
    国内の大学に所属する方から申請された本課題は、予算の範囲内で消耗品費(定額分+従量分)の支援をしますが、従量分を大量に使用される場合は支援できない場合があります。
  3. 旅費支援について
    国内の大学に所属する方から申請された本課題に関して、実験責任者と共同実験者のうち学生1名の合計2名のSPring-8までの旅費(滞在費込み)支援をします。ただし、JASRIの規定により支援の対象とならない場合がありますので、事前にご相談ください。
  4. SACLA、J-PARC MLFまたは「京」/「富岳」を含むHPCIとの連携利用について
    放射光施設(SPring-8)と、X線自由電子レーザー施設SACLA、中性子施設(J-PARC MLF)または「京」/「富岳」を含むHPCI(スーパーコンピュータ「京」/「富岳」を含む革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)を連携して利用することを前提とした申請も、大学院生提案型課題を対象として受け付けています。詳細につきましては、「2023B SPring-8における“SACLA、J-PARC MLFまたは「京」/「富岳」を含むHPCIと連携した利用を行う課題”の募集について」をご確認ください。
  5. 次回(2024A期および年6回募集ビームラインの2023B第Ⅱ期、第Ⅲ期)の応募締切
     次回利用期間(2024A期)分の応募締切は2023年12月上旬の予定です。また、年6回募集ビームラインの2023B第Ⅱ期分(2023年10月中旬頃〜11月中旬頃)、第Ⅲ期分(2024年1月下旬頃〜2月下旬頃)の応募締切は、それぞれ2023年9月と10月の予定です。
  6. 損害保険の加入および賠償責任について
    利用実験実施等に際し、不慮の事故に備えて傷害保険及び賠償責任保険又はこれらと同等の保険に加入するとともに、共同実験者が学生の場合は、これら保険に加入していることを確認していただく必要があります。また、故意又は重大な過失によってSPring-8及びそれに附属する施設、設備並びに物品その他に損害を及ぼしたときは、損害の全部又は一部を賠償していただきます。あらかじめご了承ください。

12.課題申請手続き等に関する相談窓口

窓口電話番号メールアドレス
高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部0791-58-0961sp8jasri@spring8.or.jp