▲ TOP

宅配便【海外】海外からの貨物の送付・自国への返送手続

2024A期より、海外への貨物返送前にAir Waybill, Invoiceの提出が必要です。
ここをクリックして返送貨物の書類をメールで提出してください。
日本国税関の適正な輸出通関処理と外為法の安全保障輸出管理のため、ご協力をお願いします。

実験に必要な試料、貨物は、SPring-8・SACLA Users Office宛に送付することができます。
海外貨物については、日本国税関の適正な通関処理と遅延防止のため、(1)〜(3)の手続をお願いします。
 (1)発送
 (2)返送:海外返送用Air Way Billの提出 (メール)
 (3)輸入規制品、採択時に安全審査コメントが付された試料,薬品:SDS等の提出(指定日または1ヶ月前迄:メール)

PX-BL(タンパク質結晶解析ビームライン)はこちらをご覧ください。
SACLAはこちらをご覧ください。


(1) 発送

  1. Invoice, Packing Listについて
    • 内容物、数量が明確でない場合(例:内訳を記載しない研究用試薬○種など)、輸入通関できず貨物が届きません。
    • Dry Shipperの場合、必ず中身を記載してください。記載がないと輸入通関できません。
       
  2. ATAカルネについて
    • 高価な物品を送付する場合は、ATAカルネの使用を強く推奨します(ATAカルネとは)
      使用しない場合、ユーザが関税・消費税を支払わないと輸入通関できない恐れがあります。また、返送時に安全保障輸出管理等の規制により輸出通関できない恐れがあります。
    • ATAカルネの貨物については、通関業者への相談を推奨します (取扱のある通関業者はUsers Officeまでお問合せください)。
       
  3. 宛先
    • Name of the user receiving the package, Name of beamline, c/o SPring-8/SACLA Users Office, JASRI
      1-1-1 Kouto, Sayo-cho, Sayo-gun, Hyogo 679-5198, Japan
       
高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部 0791-58-0961 uoffice@spring8.or.jp

(2) 返送:来所前に海外返送用Air Waybill、Invoiceの提出 (メール)

返送用貨物の発送は、ユーザー自身で手配する必要があります(例:返送用Air Waybill, Invoiceの準備と運送会社への手配)。
2024A期より、海外への貨物返送前にAir Waybill, Invoiceの提出が必要です。下記リンクより提出をお願いします。
別送の返送貨物がない場合は、その旨お知らせください。

  1. 提出方法
    SPring-8/SACLAからの返送貨物は、ここをクリックして以下の書類をメールで提出してください。
    • 返送用Air Waybill (pdfまたは撮影jpg等)
    • 返送用Invoice (Packing Listを作成した場合 : Packing Listも)
       
  2. 返送Shipper欄
    • Name of the user (PI, etc.), Name of beamline, c/o SPring-8/SACLA Users Office, JASRI
      1-1-1 Kouto, Sayo-cho, Sayo-gun, Hyogo 679-5198, Japan
       
  3. 返送用Air Waybill
    • 登録アカウント番号(Shipper’s Account Number)に誤記がないか必ず確認してください。
    • 誤記の場合、料金支払ができずSPring-8/SACLAへ返送されます。追加料金はユーザが負担し、JASRIは配送不能・追加料金につき一切責任を負いません。
       
  4. 返送用Invoice, Packing List
    • 内容物、数量が明確でない場合、輸出通関できず貨物が届きません。
       
  5. 税関で確認する輸出規制法令日本官公庁のwebサイトを参照。

(3) 輸入規制品、採択時に安全審査コメントが付された試料,薬品:SDS等の提出 (指定日または1ヶ月前迄:メール)

  1. トルエン・アセトンを含む物質
    • 日本国では麻薬等原料に該当し、原則として輸入通関ができません(麻薬及び向精神薬取締法)。
    • 日本国内で調達してください (トルエンに浸した試料も該当)。
       
  2. 毒劇物等の輸入規制品
  3. 輸入通関トラブルの頻出例
    • 麻薬等原料 (トルエン,アセトン他)
    • 毒物劇物 (全件:要輸入確認証(旧薬監証明))
    • 植物防疫法 (種子, 土等)
    • 家畜伝染病予防法 (動物組織:光彩等)  
       
  4. 上記以外にも該当物質があるため、遅くとも1ヶ月前迄にはJASRI安全管理室(safety@spring8.or.jp)にご相談ください。
    • 課題採択時に試料・薬品に関する安全審査コメントが付された場合
      →指定日までに回答やSDSの提出等、対応してください。これらの多くは輸入規制品です。
    • 課題申請書に未記載または詳細が明らかでなかった試料・薬品
      →輸入規制品等の可能性があります。遅くとも1ヶ月前迄にはJASRI安全管理室(safety@spring8.or.jp)に問合わせてください。
       
  5. 税関で確認する輸入規制法令日本官公庁のwebサイトを参照。
    • 規制について不明な場合、通関業者への相談を推奨します (取扱のある通関業者はUsers Officeまでお問合せください)。

(4)その他

留意事項(国内外共通)

  • JASRIは宅配に伴う一切の責任を負いません。また、宅配に係る全ての費用はユーザー負担となります。
  • 宅配業者が利用推進部気付で荷物搬入可能な時間帯は、平日の9:00〜17:00となります。休日、夜間は宅配業者からの搬入はありませんので、予め配達日時にご注意ください。
  • 高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部宛(気付)に発送された荷物は、SPring-8構内 中央管理棟2階の荷物受取所(利用推進部)に配送されます。
  • 荷物受取所は休日、夜間も立ち入りが可能です。
  • 台車を配置していますので、荷物受取所から実験ステーションまでの運搬にご利用いただくことができます。
  • 荷物の紛失・破損等が生じた場合の責任は負えませんことをあらかじめご了解ください。なお、特殊な保存(冷温保存等)設備はありません。
  • 発送伝票には、連絡が取れる受け取り人(本人)の携帯電話番号等を記載してください。
  • 高額のもの、機密書類、大型・重量のあるもの等は利用推進部宛に発送せず、受け取り人(本人)が直接受け取れるように宅配業者と事前に調整をお願いします。
  • 貨物の返送:返送用貨物の発送は、ユーザー自身で手配する必要があります(例:返送用の伝票やAir Waybill・Invoiceの準備と運送会社への手配)。
     

その他の手続:様式の提出 (来所10日前迄:Online)

試料・薬品Form 9 試料および薬品等持込申請書 (必須)
持込機器、物品Form 8 物品持ち込み届

試料・薬品

  • 物質名:正確に記載してください。
  • CAS番号:備考欄に記載してください。(CAS番号の調べ方)
     

お問い合わせ

窓口電話番号メールアドレス
高輝度光科学研究センター (JASRI) 利用推進部0791-58-0961uoffice@spring8.or.jp