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専用ビームラインの利用について

利用にあたって

専用ビームライン利用のための手続きは、各専用ビームライン事務局へお問い合わせください。

専用ビームライン事務局

ビーム使用料

1. 成果非専有利用(成果公開):免除

成果を公開する利用であり、原則としてビーム使用料は課されません。この場合、半期終了後60日以内に「利用課題実験報告書 (Experiment Summary Report)」を提出していただくとともに、成果として3年以内に査読付き論文等を発表し、JASRI研究成果データベースに登録いただく必要があります。なお、2011B期より、課題実施後60日以内のJASRIの事業年度内(3月末日)であれば所定の手続きにより成果専有利用に変更することができます。

2. 成果専有利用(成果非公開):有償

実施者が成果を専有することができる利用であり、ビーム使用料が課されます。実験内容、試料等に商業機密等が含まれており、得られた結果を公表したくない場合等にご利用いただける制度です。利用に先立ち、実験における料金支払い、秘密保持項目等を盛り込んだ、「成果専有利用同意書」を提出していただく必要があります。これにより、利用課題実験報告書を提出する必要がなくなり、成果を専有することができます。

利用手続きの流れ

ユーザー登録

未登録の方は、申請前にUser Information マイページよりSPring-8ユーザー登録を行ってください。
 SPring-8 User Informationマイページ
※既にSPring-8のスタッフ用IDカードをお持ちの方も登録が必要です。スタッフ用IDカードをお持ちの方はカードの二重発行を避けるため、ユーザー登録画面のID欄にSPring-8のIDカード番号を入力してください。
※異動、所属の変更でユーザー登録内容に変更が生じた場合は、ユーザー登録のページから登録内容の確認/変更を行ってください。変更に際してはログインが必要となります。

利用計画書の提出(提出:実験責任者)

SPring-8来所前に、各専用ビームライン事務局を通じて利用研究課題の内容を記載した利用計画書を半期毎に提出してください。
利用計画記載事項

  • 利用研究課題名
  • 成果専有または成果非専有の別
  • 研究目的および実験内容
  • 安全に対する記述および対策等

※一度提出された利用計画書の有効期間は半期となります。同一課題であっても次期には再度提出いただく必要があります。
※利用計画書の提出方法は共用ビームライン利用課題申請書の提出方法と同様です。
※利用計画書の共同実験者名簿から専用ビームラインユーザーであることを確認いたします。共同実験者に変更がある場合には、共同実験者名簿を変更してください。

なお、成果専有利用を希望する場合には、実験責任者はビーム使用料等を定めた成果専有利用同意書に必要事項を記入し、利用計画書提出後、速やかに提出する必要があります。成果専有利用同意書の作成/提出については、各専用ビームライン事務局にご確認ください。

専用ビームライン事務局一覧

参考:共用ビームライン利用課題申請書提出方法

安全審査

SPring-8での実験では、提出された利用計画書をもとに行われる実験の安全審査に合格する必要があります。安全性について是認できないとこちらで判断された課題については、利用推進部より各専用ビームライン事務局を通じてご連絡いたしますので、実験内容の変更・修正や、追加情報の提出をお願いいたします。

必要書類の提出

ビームラインを使用する前に、事前に提出いただく書類があります。手続きには時間がかかりますので、期限までに使用する専用ビームライン事務局を通じて提出してください。なお、書類の提出方法は、ビームラインにより異なる場合がありますので、事前にそれぞれのビームライン事務局にご確認ください。
提出書類については下記よりご確認ください。
提出書類一覧

来所時以降の手続き

共用ビームラインの手続きを参照してください。
参考:共用ビームラインの手続き