SPring-8の利用ニーズに関するアンケート調査
SPring-8は供用開始以来25年以上にわたって延べ30万人以上の利用者の皆様にご利用いただいてきましたが、最近では施設の老朽化が進行し、さらに海外競合施設のアップグレード(次世代化)が進む中で、国際競争力の低下の懸念が出てきました。この状況を変革し、長期にわたって我が国の科学技術と社会を支え続けるために、SPring-8施設の大規模なアップグレードを行うSPring-8-Ⅱ計画の検討がはじまっています。今後、詳細な検討を行うにあたり、利用ニーズの定量的な把握が重要となっており、このために今回、無記名の「利用ニーズ調査」を実施いたします。
調査の主要部は二部から構成されています。第一部では、主に既存の利用者の皆様を対象に、分析手法ベースの調査を行ないます。第二部では、今後の放射光利用に興味をお持ちの皆様や、個別手法に区分できない横断的な利用を検討されている皆様を主な対象として、学術・産業の分野ベースの調査を行います。第一部のみ、もしくは第二部のみの回答も可能です。
それぞれ、項目ごとに利用希望日数をご記入頂きますが、以下の点にご留意ください。
(1)SPring-8の直近の採択率はビームラインによっては非常に厳しくなっていますが、課題選定や予算等の制約条件がないとした場合、本来であればここまで利用したいという個々の希望日数をご記入ください。
(2)未経験の場合でも、十分な支援により目的の分析ができることを前提としてご記入ください。
(3)SPring-8-IIでは計測の大幅なハイスループット化が図られますが、今回ご回答頂く日数は現在のSPring-8を前提に算出ください。
参考資料として、主要な分析手法の一覧、及び各分析手法のガイド等を用意しましたので、ご参照ください。
回答に要する時間は約10分程度です。 SPring-8-Ⅱに向けたビームラインの今後の整備方針を検討するためにも非常に重要な調査となりますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
国立研究開発法人 理化学研究所
放射光科学研究センター
センター長 石川 哲也
公益財団法人 高輝度光科学研究センター
理事長 雨宮 慶幸
<本件に関する問い合わせ>
SPring-8ニーズ調査事務局
E-mail:sp8_needs_survey@jasri.jp
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[回答期限:2024年1月31日(水)]
本アンケート調査は締め切りました。
多くのご回答、ありがとうございました。
ご回答いただくにあたり、以下の資料をご参考ください(各資料はアンケート回答フォームからも閲覧が可能です)。
参考資料
第1部 分析手法ベースの調査
①分析手法の選択ガイド
②現行ビームライン・キーワードとの対応表
③各分析手法の詳細
第2部 課題・分野ベースの調査
④総務省 日本標準産業分類
※アンケートはGoogle Formを利用しています。セキュリティ等の関係で接続できない場合は、こちらよりWord形式でダウンロードしていただき、ご記入のうえ事務局までお送りください。
SPring-8-Ⅱ 特設サイトはこちら