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機種別簡易マニュアル

詳細な使用法は生物試料準備室備付の取扱説明書をご確認ください。

純水製造システム

純水製造機 Elix-3

パネル操作はしないで下さい。純水は自動的に製造され、タンク(10L)に貯蔵されます。コックを開いて必要量採取して下さい。タンクの水量は製造機本体の液晶パネルに表示されています。タンクのコックを開くとき、通常とは逆にタンク側に回してください。手前に回すとコックを破損します。

超純水製造機 Milli-Q Jr. (ミリポア)

  1. 本体タンクカバーを手前に引きます。
  2. タンクの蓋を開け、純水製造機 Elix-3から採取した純水を入れてください。
  3. 純水以外は絶対に入れないで下さい。
  4. ON/OFFスイッチをONにします。
  5. 水質を操作パネルで確認します。水質が所定の値になったら手動採水バルブ(操作パネルの左側)を採水側にして(手前に倒して)採水します。
  6. 採水が終わったら手動採水バルブを元の位置(循環側)に戻します。
  7. ON/OFFスイッチをOFFにし、記帳します。

高速冷却遠心機 CR21E (日立)

  1. 上皿天秤を用いてサンプルを入れたチューブのバランスをとり、ローターの対称の位置に挿入してください。
  2. 備付のマニュアルにしたがって操作してください。
  3. 必ず記帳してください。

微量高速遠心機 CF15D2 (日立)

  1. エッペンチューブ(1.5mL)専用です。
  2. チューブをローターの対称の位置に挿入してください。
  3. 備付のマニュアルにしたがって操作してください。
  4. 必ず記帳してください。

ダブルビーム分光光度計 U-2001 (日立)

  1. 本体のスイッチをONにしてください。約30秒間チェックが行われ、測定モードになります。
  2. セル位置は、手前が試料、奥が対照です。
  3. 備付のマニュアルにしたがって操作してください。
  4. 必ず記帳してください。
  5. 備付のセルを使用した場合は、使用後に洗剤→水道水→純水→超純水の順序でよく洗浄し、よく水を切って逆さにしてセルホルダーに立てておいてください。破損した場合は管理責任者(3884)に連絡してください。
  6. プリンターを使用の場合は、各自で用紙をセットして使ってください。
  7. 石英セルは非常に高価なので、予備をおいてありません。万一破損した場合は後の使用者に迷惑がかかりますので、直ちに担当者に連絡してください。
  8. 可視光領域の測定には、なるべくディスポのセルを使ってください。

pHメーター(堀場)

  1. 電極保護キャップを外します。電極の先端を純水でよく洗浄した後、純水の入ったビーカーに浸します。電極先端が乾燥していたら、使用前に12時間以上純水に浸してからご使用ください。
  2. ON OFFキーを押すと、青色のバックライトが点灯します。
  3. 標準液校正
    a.F1キーを押して校正モードにし、F3キーを押して校正値をクリアします。
    b.標準液を用いて校正します(使用済みの標準液は流しに捨てず、廃液タンクに保存してください)。
    c.校正中、電極のゴム栓は開けておいてください。
    d. MEAS/キーを押すと測定値が表示されます。
    AUTO HOLDの点滅が止まって校正値がホールドされたら必要に応じて3b-3dを繰り返します。
    e.ESCキーを押すと、pH測定画面に戻ります。これでpH測定ができます。
  4. 測定 MEAS/キーを押すと測定値が表示されます。指示値が安定するまでAUTO HOLDが点滅します。測定中、電極のゴム栓は開けておいてください。
  5. 終了 ON OFFキーを押して電源を切ります。
  6. 電極の先端を純水でよく洗い、きれいに拭き取ったあと電極保護キャップをかぶせます。
  7. 電極のゴム栓は閉じてください。
  8. 保護キャップの内部が乾燥していたときには、内部を純水で洗い、水を切った後、スポンジが浸る程度に内部液を補充してください。

電子天秤(メトラーAG、B型)

電子天秤は、設置した場所で水平を調節してあります。設置場所から動かさないで下さい。

  1. スイッチを入れるには、On/Offキーを短く押します。
  2. スイッチを切るには、On/Offキーを長く押します。
  3. 風袋を差し引くには→O/T←キーを短く押します。
  4. 秤量を行うには、サンプルを静かに載せてディスプレイの円形シンボルが消えるのを待ちます。
  5. 使用後は、こぼした薬品をブラシできれいに取り除いておいてください。

ズーム実体顕微鏡 SZ4045、SZX-12(オリンパス)


実体顕微鏡は3台あり、2台がSZ4045、1台がSZX-12です。4045のうちの1台は落射照明装置、1台は透過照明装置がついています。透過照明装置には、さらに暗視野アダプタSZ-ADDを取り付けることができます。SZ-ADDは顕微鏡の乗った机の左側の戸棚の引出の中にあります。使用後は取り外し、元の引出に戻してください。SZX-12には簡易偏光装置がついています。

蛋白分離精製システムAKTA-FPLC (Amersham Pharmacia)

  1. 本装置の使用は登録制とします。使用希望者は管理者に直接連絡を取ってください。
  2. 使用資格は、同等の装置の使用経験のある方とします。
  3. 本装置は、冷蔵ショーケース(5℃に設定)中にて運転されます。
  4. 共用のカラムは用意しません。必要なカラムは各自で御用意ください。なるべくPharmacia製のプレパックドカラムをご使用ください。課題有効期間中は冷蔵ショーケース中にカラムを保存することを可とします。
  5. 使用規定は別に定めます。

超高速ホモジナイザーK型(ポリトロン)

本装置は生物試料準備室での使用実績が皆無のため、同室から撤去し、別施設に保管してあります。使用御希望の方は予め担当者までご連絡下さい。

  1. 各種組織等の粉砕に用いることができます。
  2. 試料の量に応じて、適切な方のジェネレーターシャフトを取り付けます。
  3. メインスイッチと出力コントロールがoffになっているのを確認し、電源プラグを接続します。
  4. サンプルにジェネレーターシャフトを挿入します。
  5. 出力が0の状態でメインスイッチを入れ、出力を0から徐々に上げて処理を開始します。処理は10分以内に行ってください。
  6. 処理が終わったら出力を0に戻し、メインスイッチを切ります。
  7. ジェネレーターシャフトを外し、洗剤を用いてよく洗浄してください。

ブロックヒーター

  1. 温度の設定は(*)ボタンと同時に上下の三角ボタンを押すことで行います。
  2. ブロックの実際の温度は表示と異なる場合があります。
  3. ブロックを本体に入れたまま移動しないで下さい。本体を破損します。

ラボカート

  1. ラボカートは生物試料準備室とビームライン間の試料・資材運搬用です。利用が済みましたら速やかに生物試料準備室にお戻しください。
  2. 生物試料準備室以外の場所に放置しないで下さい。
  3. 重量物(10kg以上)を載せないで下さい。