詳細:国際規制物資使用計画書【様式22】
期限:実験日の20日前まで
国際規制物資使用計画書は、紙・電子媒体のどちらの形式でも提出可能な様式になっておりますが、申請書の電子化を検討するための一環として、国際規制物資関連の申請書については電子媒体での提出を推奨しています。
電子署名の詳細につきましては、Adobe ホームページをご確認ください。
署名はAcrobat Reader を用いて5分程度で作成可能です。ご協力をお願い申し上げます。
様式
様式番号 | 様式名 | 対象 |
22 | 国際規制物資使用計画書[PDF形式]/記入例[PDF形式] | 国際規制物資(核燃料物質) |
注意事項
- 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」の第 52 条に規定された使用許可を得た国内施設以外から国際規制物資を受け入れることはできませんので、ご注意ください。
- 密封された試料以外の持ち込みはできません。試料の密封方法については、利用実験放射線安全委員会が審査いたします。
- 「放射性試料使用実験承認申請書【様式34】とは別に、「国際規制物資使用計画書 様式22」を期日までに、JASRI 安全管理室まで紙または電子媒体で提出してください。
- 実験計画が、SPring-8 の受けている許可条件に合致していることを確認するため、実験開始20日前までに、「国際規制物資使用計画書 【様式22】」を JASRI 安全管理室まで紙または電子媒体で提出してください。
参考
- 国際規制物資使用計画書の改定について (2019B期〜)
許可条件
SPring-8 において、下記の許可条件で、ウランおよびトリウムを含む試料を放射光実験に使用することができます(赤文字箇所:2023年10月1日から変更)。
1. 使用目的
光と電子の相互作用を利用したウラン化合物およびトリウム化合物の電子状態、磁気的状態および結晶構造の研究。
2. 使用方法
XAFS、EXAFS、XAS、XMCD、X 線回折、コンプトン散乱、メスバウアー効果、X線イメージング等による試料解析。
3. 許可使用場所および使用物資
- 許可使用場所:
MBA 符号: KMWA *1 蓄積リング棟 実験ホール 中尺ビームライン実験施設実験棟 ビームライン・生物照射室 ビームライン調整室(3) ビームライン・照射室1 ビームライン調整室(1) - 使用物資:天然ウラン
- 供給当事国:アメリカ (許可数量:50g)
- 供給当事国:フランス · ユーラトム (許可数量:40g)
- 供給当事国:イギリス· ユーラトム (許可数量:10g)
- 供給当事国:カナダ(許可数量:10g)
- 供給当事国:その他*2 (許可数量:10g)
- 使用物資:劣化ウラン
- 供給当事国:アメリカ (許可数量:40g)
- 供給当事国:フランス · ユーラトム (許可数量:40g)
- 供給当事国:イギリス· ユーラトム (許可数量:10g)
- 供給当事国:その他*2 (許可数量:10g)
- 使用物資:トリウム
- 供給当事国:アメリカ(許可数量:10g)
- 供給当事国:フランス · ユーラトム (許可数量:10g)
- 供給当事国:イギリス· ユーラトム (許可数量:10g)
- 供給当事国:その他*2 (許可数量:10g)
*1:実験ホール側室を含む。
ただし、RI 実験棟 · 長尺ビームライン実験棟は含まれません。
*2:次の供給当事国およびこれらの組み合わせ以外の国・機関をいう。
供給当事国:アメリカ、オーストラリア、フランス · ユーラトム、イギリス · ユーラトム、カナダ、中国、ユーラトム、IAEA、日本、カザフスタン、韓国、ベトナム、ヨルダン、ロシア、トルコ、UAE、インド
4. その他の条件
ウランやトリウムを含む試料の取扱いは、試料が密封されているとみなし得る状態であることを前提とします。密封の状態の適否は、個別に判断しますので、あらかじめ安全管理室にご相談ください。なお、SPring-8 の取得したものは、国際規制物資の使用許可です。そのため核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和32年6月10日法律第166号)の第 52 条に規定された使用許可を有する施設からのみしか、試料を受け入れることができません。あらかじめご承知おきください。
ウランやトリウムを含む試料は、実験終了後、全てもとの事業所にお持ち帰りください。
お問い合わせ・書類提出先
窓口 | 電話番号 | メールアドレス |
高輝度光科学研究センター(JASRI) 安全管理室 | 0791-58-0874 | safety@spring8.or.jp |