▲ TOP

課題審査とは

課題審査の項目

課題審査は、登録施設利用促進機関が定める「放射光共用施設の利用課題選定に関する基本的考え方」に基づき行われます。

放射光共用施設の利用課題選定に関する基本的考え方

課題の種類により課題審査の項目が異なります。

一般課題(成果非専有)
大学院生提案型課題

  1. 科学技術的価値
  2. 成果創出への期待度
  3. 研究手段としてのSPring-8の必要性※
  4. 実験内容の社会性、倫理性
    (提案課題の実施および成果の利用が平和目的に限定される等、科学技術基本法や社会通念に照らして、当該利用研究課題の実施が妥当であること)
  5. 実験内容の技術的な実施可能性
  6. 実験内容の安全性

成果専有一般課題
成果専有測定代行課題
成果専有時期指定課題

上記4. 5. 6. の項目のみ

成果公開優先利用課題

上記3. 4. 5. 6. の項目のみ

*その他、優遇措置のある特徴的な利用課題については、追加の審査項目がございます。下記の詳細をご参照ください。
※「3. 研究手段としてのSPring-8の必要性」は審査においては参考項目の位置づけとなります。

審査項目の詳細

一般課題(成果非専有)
大学院生提案型課題

(1)科学技術的価値(下記のいずれかに該当すること)

  1. 研究課題の先端性および当該研究課題を含む科学技術分野の発展性ないしは新分野開拓への寄与
  2. 期待される研究成果の基礎的研究分野および基礎的技術開発 分野への貢献度
  3. 期待される研究成果の産業技術としての重要性および発展性
  4. 研究課題の社会的意義および社会経済への寄与度

一般課題(成果非専有) [産業利用分野]
大学院生提案型課題[産業利用分野]

(1)科学技術的価値については、下記を特に重点的に審査します。
 ハ. 期待される研究成果の産業技術としての重要性および発展性
 ニ. 研究課題の社会的意義および社会経済への寄与度

優遇措置のある特徴的な利用課題の審査項目

長期利用課題

一般課題と同様の審査項目に加え、以下についても審査します。

  • 長期の研究目標および研究計画が明確に定められていること
  • 下記のいずれかを達成するためにSPring-8を長期的かつ計画的に利用する必要があること
    • 科学技術分野における傑出した成果の創出
    • 新しい研究領域および研究手法の開拓
    • 産業基盤技術の著しい向上

パートナーユーザー課題(重点研究課題 利用者指定型)

公募により選定されたパートナーユーザーが行う課題です。
一般課題と同様の審査項目に加え、以下についても審査します。

  • ビームライン実験設備の開発および高度化への協力
  • 上記開発・高度化に関連した利用実験
  • 高度化等に関連した利用者支援

新分野開拓利用課題

公募により選定された研究グループが行う課題です。
一般課題と同様の項目に加え、以下についても審査します。

  • 新分野の開拓が見込まれること
  • 申請グループ構成の新規性があること
  • 研究の持続的発展性が期待されること
  • 研究計画の人的・資金的な実行性およびそれを担保するマネジメント体制が妥当であること

課題審査の流れ

一般課題(成果非専有)の例

  1. レフェリーによる個別事前審査
    • 申請課題は、研究分野ごとに選任されたレフェリーにより個別事前審査が行われます。
  2. SPring-8利用研究課題審査委員会(PRC)による審査
    • PRCに設置された各分科会において、研究分野ごとに審査が行われます。
    • PRCにおいて総合的に審査が行われ、各ビームラインにおける採択課題案が作成されます。
  3. SPring-8選定委員会による審議
    • PRCから提案された採択課題案について審議が行われ、選定業務を担う登録施設利用促進機関である高輝度光科学研究センター(JASRI)に意見が述べられます。
  4. 登録施設利用促進機関(JASRI)による選定
    • SPring-8選定委員会からの意見を踏まえ、課題を選定します。

*成果専有利用課題、および成果公開優先利用課題は、レフェリーによる個別審査、およびPRC分科会による審査が省略されます。
*長期利用課題、パートナーユーザー課題、および新分野開拓利用課題は、1次審査として書類審査、2次審査として面接審査を行います。